FIRE BOYS
『FIRE BOYS到着!FIRE BOYS到着!』
「おぉ!やっと来たか!」
『ビルの消火は、大方終わっている!崩落した部屋の中に、訓練生一名と子供一名が閉じ込められている模様!』
『ラジャー』
消防士の指示で、FIRE BOYSはゆっくりと屋上へ降り立った
「・・・・・・・・・・ぐっ・・・堪忍せぇや・・・!」
既に、翼宿の腕には骨折寸前になるくらいの重みが圧し掛かかっていた
「翼宿兄ちゃん!」
「泣くな、龍太・・・!泣いたら、男になれんで・・・!」
その時だった
「FIRE BOYSだ!返事をしろ!」
魄狼の声だった
「ここです!瓦礫の下です!」
「ここだな。みんな、気を付けて持ちあげろ」
徐々に光が差し込んでくる
「魄狼さん・・・こいつを先に・・・」
「分かった。よく・・・耐えたな」
魄狼の笑顔が見えた
「龍太・・・龍太あああ!」
「お母さん、落ち着いてください・・・」
柳宿は、ずっと龍太の母親の擁護にあたっていた
自分だって、翼宿の身の安全が何よりも心配だ
それでも、自分は慌ててはいけない
「・・・・・・・・・・・・お願い」
柳宿は、祈った
すると
「・・・・・・・・・・・・あ」
魄狼が子供を抱えて、ビルの中から出てきた
「龍太・・・!?龍太あああ!!」
母親は、駆けだした
「ママあ!!!」
龍太は、魄狼の腕から飛び降りて、母親に抱きついた
「龍太・・・龍太・・・怪我はない・・・!?」
「僕、大丈夫だよ!翼宿兄ちゃんが助けてくれたから!」
すると、翼宿が隊員に支えられながら、出てきた
「翼宿!」
「翼宿さん!」
小泉、堺、そして張宿が駆け寄った
「おい・・・お前、その血!大丈夫か!?」
「ああ!見た目ほど大した事あらん!」
「翼宿さん・・・よかったですぅ~・・・」
「ありゃ?張宿!?何でここに!?」
「たまたま通りかかったんです・・・荷物を取りに・・・訓練センターに向かってる時に・・・」
その時、小泉と堺が張宿を見た
「おい・・・張宿。戻ってきてくれよ」
「また、4人でやろうぜ・・・やっぱ、メンバー全員揃わなきゃ活気つかねえよ・・・」
「え・・・?」
「もう、足手まといなんて言わない・・・俺らと一緒に救命士目指そうぜ」
「・・・・・・・・・・・・・・小泉さん・・・堺さん・・・」
張宿は、涙ぐんだ
「翼宿兄ちゃん!」
その時、龍太の声が聞こえた
「おお~龍太!母ちゃんと会えて、よかったな!」
「ありがとう!僕、絶対に翼宿兄ちゃんみたいなかっこいい男になるからね!」
「何や、この餓鬼~100年早いんじゃ、ボケ!」
翼宿は、ガシガシと少年の頭を撫でた
「この馬鹿者があああああああああああ!!」
「わ!びっくりしたっ!何ですか、教官!?」
龍太と別れた後、小山田が翼宿の真後ろから声を張り上げた
「何ですかじゃないだろうが!勝手に単独行動をして!まったくお前は!訓練生の癖に、未熟な判断をするんじゃない!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・すんません」
「・・・けど」
「・・・・・・・・・・・へ?」
「魄狼隊員が褒めていたぞ。お前が少年の支えになっていなかったら、瓦礫は間違いなく少年を押しつぶしていた。我々が到着してからでは遅かったとな」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「しかし!!今度、このような勝手な行動をしたら、即刻不合格だ!いいな!?」
「よ・・・よぉし!!」
「馬鹿!!」
「っだああああああああ!腕叩くな・・・・・・って、柳宿?」
「もう・・・無茶しないでよっ!」
柳宿が、涙目で立っていた
「・・・・・・・・何や。来てたんかいな」
「到着する前から、あんたの班の話聞いて・・・まさかと思ったら、本当にあんただけ出てこなくて・・・」
「はははーvまあ、朱雀消防一のヒーローやからなぁ、俺はv」
「・・・・・・・・・・・腕」
「は?」
「ほっといたら、炎症起こすわよ!さっさと見せなさい!」
翼宿が腕を差し出すと、柳宿は持っていた救急箱を開けて、消毒液を取り出した
「っだあああああああああ!っだいっ!!!」
「っだい!!じゃない!もう少しで骨折するトコだったじゃないの・・・」
「こんなん3日もすれば治るてー」
「絶対安静!いいですね!?」
「・・・・・・・・・・・・・・はい」
大人しく消毒に従う翼宿を、小泉、堺、そして張宿は暖かい眼差しで見守っていた
「おぉ!やっと来たか!」
『ビルの消火は、大方終わっている!崩落した部屋の中に、訓練生一名と子供一名が閉じ込められている模様!』
『ラジャー』
消防士の指示で、FIRE BOYSはゆっくりと屋上へ降り立った
「・・・・・・・・・・ぐっ・・・堪忍せぇや・・・!」
既に、翼宿の腕には骨折寸前になるくらいの重みが圧し掛かかっていた
「翼宿兄ちゃん!」
「泣くな、龍太・・・!泣いたら、男になれんで・・・!」
その時だった
「FIRE BOYSだ!返事をしろ!」
魄狼の声だった
「ここです!瓦礫の下です!」
「ここだな。みんな、気を付けて持ちあげろ」
徐々に光が差し込んでくる
「魄狼さん・・・こいつを先に・・・」
「分かった。よく・・・耐えたな」
魄狼の笑顔が見えた
「龍太・・・龍太あああ!」
「お母さん、落ち着いてください・・・」
柳宿は、ずっと龍太の母親の擁護にあたっていた
自分だって、翼宿の身の安全が何よりも心配だ
それでも、自分は慌ててはいけない
「・・・・・・・・・・・・お願い」
柳宿は、祈った
すると
「・・・・・・・・・・・・あ」
魄狼が子供を抱えて、ビルの中から出てきた
「龍太・・・!?龍太あああ!!」
母親は、駆けだした
「ママあ!!!」
龍太は、魄狼の腕から飛び降りて、母親に抱きついた
「龍太・・・龍太・・・怪我はない・・・!?」
「僕、大丈夫だよ!翼宿兄ちゃんが助けてくれたから!」
すると、翼宿が隊員に支えられながら、出てきた
「翼宿!」
「翼宿さん!」
小泉、堺、そして張宿が駆け寄った
「おい・・・お前、その血!大丈夫か!?」
「ああ!見た目ほど大した事あらん!」
「翼宿さん・・・よかったですぅ~・・・」
「ありゃ?張宿!?何でここに!?」
「たまたま通りかかったんです・・・荷物を取りに・・・訓練センターに向かってる時に・・・」
その時、小泉と堺が張宿を見た
「おい・・・張宿。戻ってきてくれよ」
「また、4人でやろうぜ・・・やっぱ、メンバー全員揃わなきゃ活気つかねえよ・・・」
「え・・・?」
「もう、足手まといなんて言わない・・・俺らと一緒に救命士目指そうぜ」
「・・・・・・・・・・・・・・小泉さん・・・堺さん・・・」
張宿は、涙ぐんだ
「翼宿兄ちゃん!」
その時、龍太の声が聞こえた
「おお~龍太!母ちゃんと会えて、よかったな!」
「ありがとう!僕、絶対に翼宿兄ちゃんみたいなかっこいい男になるからね!」
「何や、この餓鬼~100年早いんじゃ、ボケ!」
翼宿は、ガシガシと少年の頭を撫でた
「この馬鹿者があああああああああああ!!」
「わ!びっくりしたっ!何ですか、教官!?」
龍太と別れた後、小山田が翼宿の真後ろから声を張り上げた
「何ですかじゃないだろうが!勝手に単独行動をして!まったくお前は!訓練生の癖に、未熟な判断をするんじゃない!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・すんません」
「・・・けど」
「・・・・・・・・・・・へ?」
「魄狼隊員が褒めていたぞ。お前が少年の支えになっていなかったら、瓦礫は間違いなく少年を押しつぶしていた。我々が到着してからでは遅かったとな」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「しかし!!今度、このような勝手な行動をしたら、即刻不合格だ!いいな!?」
「よ・・・よぉし!!」
「馬鹿!!」
「っだああああああああ!腕叩くな・・・・・・って、柳宿?」
「もう・・・無茶しないでよっ!」
柳宿が、涙目で立っていた
「・・・・・・・・何や。来てたんかいな」
「到着する前から、あんたの班の話聞いて・・・まさかと思ったら、本当にあんただけ出てこなくて・・・」
「はははーvまあ、朱雀消防一のヒーローやからなぁ、俺はv」
「・・・・・・・・・・・腕」
「は?」
「ほっといたら、炎症起こすわよ!さっさと見せなさい!」
翼宿が腕を差し出すと、柳宿は持っていた救急箱を開けて、消毒液を取り出した
「っだあああああああああ!っだいっ!!!」
「っだい!!じゃない!もう少しで骨折するトコだったじゃないの・・・」
「こんなん3日もすれば治るてー」
「絶対安静!いいですね!?」
「・・・・・・・・・・・・・・はい」
大人しく消毒に従う翼宿を、小泉、堺、そして張宿は暖かい眼差しで見守っていた