紡歌
「美朱、おっはよーv」
柳宿は美朱に明るく声をかける
「あ・・・おはよ」
「美朱ーv翼宿とも話したんだけど、今夜星見祭りに行かないー?向こうに行ったら、もうそんなにゆっくり出来ないんだし!!」
美朱はやっぱり気落ちした表情だった
そこに鬼宿が通りかかった
「・・・おはよう。鬼宿」
美朱は無理して笑って鬼宿に挨拶した
「今夜、星見祭りがあるんだってーせっかくだから行こうよ!」
そのまま軽く鬼宿の肩を叩くと、美朱は去って行った
「・・・見ました?柳宿さん」
「えぇ。翼宿さん。しかとこの目で・・・・・・どうせ、あんたの事だから、突発的な事言って怒らせたんでしょ!」
「何したんやぁ~?言うてみ?コラ」
さすがの感情的な鬼宿も、この時は昨日の柳宿への恩も忘れ
翼宿と柳宿はボコボコになるのだった・・・
「何やねん、あいつ!!俺らは心配して声かけたいうのに!!」
「あんた、本気で心配してた?」
しばらくして回復した二人はそんな会話をかわす
・・・今回で立ち直れるといいけど
柳宿は、密かにそう思っていた
「わーーーーーーーーーーーーvあたし、夜の街初めてv」
「鬼宿も来ればよかったのにねえ」
「拗ねとるわ。ほっとけほっとけ」
結局、星見祭りには、美朱と柳宿と翼宿の三人だけで行く事になった
まだ元気がなかった美朱だが、柳宿の気遣いに感謝し、この時だけは楽しもうと決めた
一通り、祭りを楽しんだ後
「おっしゃー美朱v次行くでー次!」
美朱は姿を消していた
「ありゃ?美朱?」
「・・・・・・・・・そろそろね」
「へ?」
「なぁーんでもvいいじゃない!あたし達はお祭りを楽しみましょ!」
鈍感な翼宿を引きずって、柳宿は次なる戦利品を探しに歩きだした
「それで、俺達・・・」
「そう。巫女と七星士は結ばれていけないの」
事情を聞いた鬼宿は、やっと全てを理解した
全ては、宿星の運命
巫女と七星士は愛し合ってはいけない
しかし、可愛い妹のような美朱を前に鬼宿の決断は一つ
「こいつを世界で一番幸せな花嫁にしてやる事」
そう、美朱に誓うと、彼女に笑顔が見えた
「あー流れ星!」
「あ?どこやどこや!?」
「んもーう。もう見えないわよ!!山賊さんが先に見つけられちゃうなんてお間抜けねーv」
「じゃかあし!!流れ星なんぞそんなロマン持ち合わせてへんのや!!」
「きっと・・・美朱と鬼宿が仲直りしたのよ」
「そうかぁ?」
「よかったぁ~あの二人が気まずいだけで空気悪いのよねぇ~」
「まあ・・・な」
「あ。今、ちょっと羨ましく思ったでしょ?翼宿ちゃんも~いい年頃なんだし、この旅でいい人見つかるといいわよねぇv」
「・・・・・・・・・・・・・ドアホ」
声に威勢がなくなる
「あたしは、どうしよっかなぁ~」
「あ?」
「星宿様の事もふっきれそうだし、また新しい恋でも探すかぁ~」
「ふっきれた??」
「ほら。美朱オンリーラブでしょ?陛下はv」
明るく振る舞う柳宿に、なぜか胸が痛くなる
「あたしは最初から無理だって分かってたし、だけどもしかしたらって思ったのよね~あんな美形中々いないし!」
夜空に響く柳宿の笑い声
「ま、この際、恋はしばらくお預けでもいいか!んな事語ってる暇ないもんねぇ~」
「・・・・・・・・・・・・何で、笑えんねん」
「へ?」
「お前、悲しくないんか?ずっと憧れてた言うとったやないか」
「そりゃあそうだけど・・・だけどさぁ~」
「そんな柳宿が柳宿らしかったんとちゃうんか?」
「な・・・何よぉ?何、ムキになって・・・」
翼宿の唇が柳宿の唇に重なった
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!」
「俺・・・俺、美形でも何でもないけど・・・・・・・・・・・・・お前以外に尽くすのだけは嫌や」
「た・・・すきっ・・・」
吐息が顔にかかる
「・・・・・・・・・・・・・・・すまん。俺・・・どうかしてた」
翼宿はそのまま立ちあがり、歩き出した
歯車は動きだした
柳宿は美朱に明るく声をかける
「あ・・・おはよ」
「美朱ーv翼宿とも話したんだけど、今夜星見祭りに行かないー?向こうに行ったら、もうそんなにゆっくり出来ないんだし!!」
美朱はやっぱり気落ちした表情だった
そこに鬼宿が通りかかった
「・・・おはよう。鬼宿」
美朱は無理して笑って鬼宿に挨拶した
「今夜、星見祭りがあるんだってーせっかくだから行こうよ!」
そのまま軽く鬼宿の肩を叩くと、美朱は去って行った
「・・・見ました?柳宿さん」
「えぇ。翼宿さん。しかとこの目で・・・・・・どうせ、あんたの事だから、突発的な事言って怒らせたんでしょ!」
「何したんやぁ~?言うてみ?コラ」
さすがの感情的な鬼宿も、この時は昨日の柳宿への恩も忘れ
翼宿と柳宿はボコボコになるのだった・・・
「何やねん、あいつ!!俺らは心配して声かけたいうのに!!」
「あんた、本気で心配してた?」
しばらくして回復した二人はそんな会話をかわす
・・・今回で立ち直れるといいけど
柳宿は、密かにそう思っていた
「わーーーーーーーーーーーーvあたし、夜の街初めてv」
「鬼宿も来ればよかったのにねえ」
「拗ねとるわ。ほっとけほっとけ」
結局、星見祭りには、美朱と柳宿と翼宿の三人だけで行く事になった
まだ元気がなかった美朱だが、柳宿の気遣いに感謝し、この時だけは楽しもうと決めた
一通り、祭りを楽しんだ後
「おっしゃー美朱v次行くでー次!」
美朱は姿を消していた
「ありゃ?美朱?」
「・・・・・・・・・そろそろね」
「へ?」
「なぁーんでもvいいじゃない!あたし達はお祭りを楽しみましょ!」
鈍感な翼宿を引きずって、柳宿は次なる戦利品を探しに歩きだした
「それで、俺達・・・」
「そう。巫女と七星士は結ばれていけないの」
事情を聞いた鬼宿は、やっと全てを理解した
全ては、宿星の運命
巫女と七星士は愛し合ってはいけない
しかし、可愛い妹のような美朱を前に鬼宿の決断は一つ
「こいつを世界で一番幸せな花嫁にしてやる事」
そう、美朱に誓うと、彼女に笑顔が見えた
「あー流れ星!」
「あ?どこやどこや!?」
「んもーう。もう見えないわよ!!山賊さんが先に見つけられちゃうなんてお間抜けねーv」
「じゃかあし!!流れ星なんぞそんなロマン持ち合わせてへんのや!!」
「きっと・・・美朱と鬼宿が仲直りしたのよ」
「そうかぁ?」
「よかったぁ~あの二人が気まずいだけで空気悪いのよねぇ~」
「まあ・・・な」
「あ。今、ちょっと羨ましく思ったでしょ?翼宿ちゃんも~いい年頃なんだし、この旅でいい人見つかるといいわよねぇv」
「・・・・・・・・・・・・・ドアホ」
声に威勢がなくなる
「あたしは、どうしよっかなぁ~」
「あ?」
「星宿様の事もふっきれそうだし、また新しい恋でも探すかぁ~」
「ふっきれた??」
「ほら。美朱オンリーラブでしょ?陛下はv」
明るく振る舞う柳宿に、なぜか胸が痛くなる
「あたしは最初から無理だって分かってたし、だけどもしかしたらって思ったのよね~あんな美形中々いないし!」
夜空に響く柳宿の笑い声
「ま、この際、恋はしばらくお預けでもいいか!んな事語ってる暇ないもんねぇ~」
「・・・・・・・・・・・・何で、笑えんねん」
「へ?」
「お前、悲しくないんか?ずっと憧れてた言うとったやないか」
「そりゃあそうだけど・・・だけどさぁ~」
「そんな柳宿が柳宿らしかったんとちゃうんか?」
「な・・・何よぉ?何、ムキになって・・・」
翼宿の唇が柳宿の唇に重なった
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!」
「俺・・・俺、美形でも何でもないけど・・・・・・・・・・・・・お前以外に尽くすのだけは嫌や」
「た・・・すきっ・・・」
吐息が顔にかかる
「・・・・・・・・・・・・・・・すまん。俺・・・どうかしてた」
翼宿はそのまま立ちあがり、歩き出した
歯車は動きだした