太陽に咲く秋桜
「ちょっと・・・あれ」
「人じゃない?」
「きゃあああああああああああ!!人が屋上から落ちて・・・」
紫色の頭と橙色の頭が揃って、屋上から転落した
「人が落ちたって!?」
「はい!!この辺りです!!もう、救急車は呼んであります・・・あれ?」
落ちた辺りにたくさんの人々が駆けつけたが、誰も倒れてなどいなかった
「もうすぐ・・・儀式が始まるのだ」
「やむおえない。太一君に事情を話して、何か手立てはないか聞いてみよう」
翼宿と柳宿は、相変わらず目を覚まさない
「翼宿・・・柳宿・・・」
途端に、二人の体が赤く光った
「何・・・!?」
「これは・・・」
すると、頭上から赤い光が二つ降りてきた
その光は、二人の体の中に吸い込まれるように入って行った
「え・・・」
「柳宿・・・翼宿・・・?」
その時、柳宿が目を覚ました
「柳宿!!!!」
「あ・・・れ・・・?あたし、どうして・・・」
「ずっと眠ってたんだよ!!あたし達、心配して・・・」
「美朱・・・みんな・・・」
朱雀七星も皆、ホッとしたような表情を見せていた
「さあ、後は隣のねぼすけを起こすのだ」
「柳宿さんの鉄拳しかないじゃないですか!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・翼宿」
まだいびきをかいて眠っている翼宿を見た
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・翼宿。起きな・・・・・・・・・・・・・さいっ!!!!」
ドガン
「どわあああああああああああ!!何やお前!!もっと愛のある起こし方は出来ないんかいな!?」
「翼宿ぃーーーーーーーーーーーー!!」
皆が一斉に飛びついた
「な・・・何やねん。お前ら・・・」
「・・・・・・・・・・・なるほど。そういう事があったのですか」
「お前にだけ話す。皆には黙っておいてくれないか?」
ある程度、落ち着いたところで、井宿だけ太一君に事情を聞いた
「任せてくださいなのだ!!おいら、朱雀七星一口が堅いのだv」
井宿は、お面顔でにっこり笑うと、準備が整った儀式の場に駆けていった
儀式は失敗
美朱達は、神座宝を探すように太一君に命じられた
「・・・・・・・・・・・大変な事になったわねえ」
「ま、ここまで来たらしゃあないやろ」
その夜、翼宿と柳宿は盃を共にしていた
「とりあえず、お疲れさん会やな!」
「そぉねぇ。また、頑張りましょ」
二人は、盃を合わせる
「・・・・・・・・・・・・そういや・・・返事まだ聞いてへんのやけど・・・」
「えー?何の話?」
「おま・・・まさか、あの夜の事忘れた訳じゃ・・・」
「あら?それは断ったんじゃなかったっけ?」
「へ!?」
二人の間に沈黙が流れた
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・心当たりない訳ではない」
「・・・・・・・・・・・・あたしもよく覚えてないんだけどさ」
二人は、苦笑した
「・・・・・・・・・・・・・買い物ですかい?」
「そうだ。北甲国へ発つまでまだ時間がある。二人で旅に必要な物を買ってきてほしい」
「それって・・・パシリって事ですよねぇ!?星宿様!?」
「自業自得なのだ。儀式の寸前まで眠りこけていた罰なのだ」
翼宿と柳宿は、出発当日に都への買い物を命じられたのだ
「・・・・・・・・・・・・あたしは、星宿様に就くなら喜んで着いていったのにーーー!!」
「へいへい・・・悪かったな」
「ほら!!さっさと買い物する!!」
「・・・・・・・・・・・・・んあ?」
「どうしたのよ?」
「何か入ってる・・・」
それは、秋桜が押し花された栞だった
「あらぁ?そんな洒落たもの持ってるなんて珍しいわねぇ?」
「・・・・・・・・・・・・・何か、誰かに貰った気がするねん」
「見て見て~これ、海外から輸入された着物なのよー」
「あら・・・孔雀に秋桜のイメージをかけたなんて・・・朱雀が仕える紅南国にぴったりだわv」
通りすがりの若者がこんな話をしているのが聞こえた
「さあ!!さっさと帰るわよ、翼宿!!」
柳宿は、翼宿の手を引いて歩き出す
もう、思い出されないけれど・・・・・・・・・・・・・・・あの淡い思い出はきっと、二人の中に息づいている
コツコツ
「綺麗な絵だな」
「是非とも、宮殿の部屋のどこかに飾りたいのですが・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・そうだな。皆が集まる食堂にしよう。また、みんな無事に帰ってこれるように」
宮殿の食堂に新しく飾られた絵は、紫色の孔雀の絵だった
その右下には
[Painted by Shun]
「人じゃない?」
「きゃあああああああああああ!!人が屋上から落ちて・・・」
紫色の頭と橙色の頭が揃って、屋上から転落した
「人が落ちたって!?」
「はい!!この辺りです!!もう、救急車は呼んであります・・・あれ?」
落ちた辺りにたくさんの人々が駆けつけたが、誰も倒れてなどいなかった
「もうすぐ・・・儀式が始まるのだ」
「やむおえない。太一君に事情を話して、何か手立てはないか聞いてみよう」
翼宿と柳宿は、相変わらず目を覚まさない
「翼宿・・・柳宿・・・」
途端に、二人の体が赤く光った
「何・・・!?」
「これは・・・」
すると、頭上から赤い光が二つ降りてきた
その光は、二人の体の中に吸い込まれるように入って行った
「え・・・」
「柳宿・・・翼宿・・・?」
その時、柳宿が目を覚ました
「柳宿!!!!」
「あ・・・れ・・・?あたし、どうして・・・」
「ずっと眠ってたんだよ!!あたし達、心配して・・・」
「美朱・・・みんな・・・」
朱雀七星も皆、ホッとしたような表情を見せていた
「さあ、後は隣のねぼすけを起こすのだ」
「柳宿さんの鉄拳しかないじゃないですか!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・翼宿」
まだいびきをかいて眠っている翼宿を見た
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・翼宿。起きな・・・・・・・・・・・・・さいっ!!!!」
ドガン
「どわあああああああああああ!!何やお前!!もっと愛のある起こし方は出来ないんかいな!?」
「翼宿ぃーーーーーーーーーーーー!!」
皆が一斉に飛びついた
「な・・・何やねん。お前ら・・・」
「・・・・・・・・・・・なるほど。そういう事があったのですか」
「お前にだけ話す。皆には黙っておいてくれないか?」
ある程度、落ち着いたところで、井宿だけ太一君に事情を聞いた
「任せてくださいなのだ!!おいら、朱雀七星一口が堅いのだv」
井宿は、お面顔でにっこり笑うと、準備が整った儀式の場に駆けていった
儀式は失敗
美朱達は、神座宝を探すように太一君に命じられた
「・・・・・・・・・・・大変な事になったわねえ」
「ま、ここまで来たらしゃあないやろ」
その夜、翼宿と柳宿は盃を共にしていた
「とりあえず、お疲れさん会やな!」
「そぉねぇ。また、頑張りましょ」
二人は、盃を合わせる
「・・・・・・・・・・・・そういや・・・返事まだ聞いてへんのやけど・・・」
「えー?何の話?」
「おま・・・まさか、あの夜の事忘れた訳じゃ・・・」
「あら?それは断ったんじゃなかったっけ?」
「へ!?」
二人の間に沈黙が流れた
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・心当たりない訳ではない」
「・・・・・・・・・・・・あたしもよく覚えてないんだけどさ」
二人は、苦笑した
「・・・・・・・・・・・・・買い物ですかい?」
「そうだ。北甲国へ発つまでまだ時間がある。二人で旅に必要な物を買ってきてほしい」
「それって・・・パシリって事ですよねぇ!?星宿様!?」
「自業自得なのだ。儀式の寸前まで眠りこけていた罰なのだ」
翼宿と柳宿は、出発当日に都への買い物を命じられたのだ
「・・・・・・・・・・・・あたしは、星宿様に就くなら喜んで着いていったのにーーー!!」
「へいへい・・・悪かったな」
「ほら!!さっさと買い物する!!」
「・・・・・・・・・・・・・んあ?」
「どうしたのよ?」
「何か入ってる・・・」
それは、秋桜が押し花された栞だった
「あらぁ?そんな洒落たもの持ってるなんて珍しいわねぇ?」
「・・・・・・・・・・・・・何か、誰かに貰った気がするねん」
「見て見て~これ、海外から輸入された着物なのよー」
「あら・・・孔雀に秋桜のイメージをかけたなんて・・・朱雀が仕える紅南国にぴったりだわv」
通りすがりの若者がこんな話をしているのが聞こえた
「さあ!!さっさと帰るわよ、翼宿!!」
柳宿は、翼宿の手を引いて歩き出す
もう、思い出されないけれど・・・・・・・・・・・・・・・あの淡い思い出はきっと、二人の中に息づいている
コツコツ
「綺麗な絵だな」
「是非とも、宮殿の部屋のどこかに飾りたいのですが・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・そうだな。皆が集まる食堂にしよう。また、みんな無事に帰ってこれるように」
宮殿の食堂に新しく飾られた絵は、紫色の孔雀の絵だった
その右下には
[Painted by Shun]