Making of the Moon【柳宿side】
『そっかぁ~翼宿と連絡取れたかv』
「ありがとぉ~たまのお陰だよ!!」
『俺のお陰じゃねえよ。とりあえずよかったな。柳宿』
鬼宿に喜びの電話までかけてしまった柳宿
電話を切ると、呂候が柳宿の頭を撫でた
「よかったじゃないか。柳宿」
「兄貴!!」
「そんなに振り回されっぱなしだと、先が思いやられるな」
二人は笑った
「翼宿から連絡来たのか」
次の日、たまたま偵察に来ていた天文とお昼を食べた柳宿
「すっげぇ嬉しそうだな」
「まぁねぇ~これが子供のようにはしゃいじゃってさvあたしも、まだまだ子供よねぇ~」
嬉しそうにスパゲッティを食べる柳宿
「今度はメールもしてみようかなv」
しかし、天文の面持ちは複雑で
「その・・・さ。柳宿・・・」
「柳宿!!天文さんvうちらも混ぜてぇv」
その間に割って入ってきたのは、柳宿の友人薫と鏡花だった
「天文さん、今日も来てたんですねぇv」
二人は柳宿の友人になり、柳宿の事情も知っていた
薫は、密かに天文の事を狙っていた
「あ・・・あぁ」
「あ。ごめんね。二人とも!!あたし、次の時間のレポート書かなきゃ!!三人でゆっくりしててv」
柳宿は鞄を持つと、三人に手を振って去っていった
「あ~あ。行っちゃった」
鏡花がぽつりと呟く
そして、天文をちらりと見る
「取っちゃったらいいのに。ギターさん」
「え?」
「ちょっと・・・鏡花!!」
「気になるんでしょ?日本にいるあなたの方が有利だわ」
「そんな事は・・・」
鏡花は、そんな光景を面白おかしく微笑んで見ていた
♪♪♪
講義も終わり、柳宿は駅に向かっていた
その時に届いた新着メール
(誰だろう。たまかな?)
その文面を見て、凍りついた
『僕はあなたをいつでも見ています。早く気付いてください』
知らないアドレスからだった
「ありがとぉ~たまのお陰だよ!!」
『俺のお陰じゃねえよ。とりあえずよかったな。柳宿』
鬼宿に喜びの電話までかけてしまった柳宿
電話を切ると、呂候が柳宿の頭を撫でた
「よかったじゃないか。柳宿」
「兄貴!!」
「そんなに振り回されっぱなしだと、先が思いやられるな」
二人は笑った
「翼宿から連絡来たのか」
次の日、たまたま偵察に来ていた天文とお昼を食べた柳宿
「すっげぇ嬉しそうだな」
「まぁねぇ~これが子供のようにはしゃいじゃってさvあたしも、まだまだ子供よねぇ~」
嬉しそうにスパゲッティを食べる柳宿
「今度はメールもしてみようかなv」
しかし、天文の面持ちは複雑で
「その・・・さ。柳宿・・・」
「柳宿!!天文さんvうちらも混ぜてぇv」
その間に割って入ってきたのは、柳宿の友人薫と鏡花だった
「天文さん、今日も来てたんですねぇv」
二人は柳宿の友人になり、柳宿の事情も知っていた
薫は、密かに天文の事を狙っていた
「あ・・・あぁ」
「あ。ごめんね。二人とも!!あたし、次の時間のレポート書かなきゃ!!三人でゆっくりしててv」
柳宿は鞄を持つと、三人に手を振って去っていった
「あ~あ。行っちゃった」
鏡花がぽつりと呟く
そして、天文をちらりと見る
「取っちゃったらいいのに。ギターさん」
「え?」
「ちょっと・・・鏡花!!」
「気になるんでしょ?日本にいるあなたの方が有利だわ」
「そんな事は・・・」
鏡花は、そんな光景を面白おかしく微笑んで見ていた
♪♪♪
講義も終わり、柳宿は駅に向かっていた
その時に届いた新着メール
(誰だろう。たまかな?)
その文面を見て、凍りついた
『僕はあなたをいつでも見ています。早く気付いてください』
知らないアドレスからだった