Making of the Moon【柳宿side】
「そっか・・・そんな事がねぇ・・・」
「あの人は、あたしとお父さんの思い出知らないから、あんな残酷な事が言えるんです」
仕事が終わって、加奈子に相談を持ちかけた柳宿
「まぁ無理もないんじゃない?もう一度話をしてみたら?」
「あたしは・・・やっと加奈子さんのような素敵な人と出会えたのに」
「おだてても、何も出ないわよv」
「本当です・・・お世辞じゃないです」
「それは嬉しいけど、きちんと話し合わないと・・・ね?」
「・・・・・・・・・・・・・はい」
すっかり姐御肌になってしまった加奈子であった
コンコン
「はい」
「柳宿?僕だよ」
家に帰ると、兄が部屋を訪ねてきた
「兄貴・・・」
「まだ、気にしてるのかい?パパの事」
「うん・・・」
呂候は、柳宿の横に座る
「確かに・・・柳宿はパパっ子だったもんなぁ。僕なんて、パパとキャッチボールすらもした事ないよ。君のピアノにつきっきりだったから」
「ごめんね」
「いいんだけどさ。それが今の柳宿を作り上げてるんだし」
「うん・・・」
「だけど、今のパパと仲良くなる事も必要だよ。今度の日曜日、二人でドライブに行ってきなよ」
「うーん・・・」
「柳宿ーーーーーーーーー!!!!」
噂の張本人の声
「何!?」
「今から学校を見学しに行くぞ!!パパの車に乗れ!!」
「嫌だよーーーーーーーーーーーーーー!!」
分かりあえるだろうか
「あの人は、あたしとお父さんの思い出知らないから、あんな残酷な事が言えるんです」
仕事が終わって、加奈子に相談を持ちかけた柳宿
「まぁ無理もないんじゃない?もう一度話をしてみたら?」
「あたしは・・・やっと加奈子さんのような素敵な人と出会えたのに」
「おだてても、何も出ないわよv」
「本当です・・・お世辞じゃないです」
「それは嬉しいけど、きちんと話し合わないと・・・ね?」
「・・・・・・・・・・・・・はい」
すっかり姐御肌になってしまった加奈子であった
コンコン
「はい」
「柳宿?僕だよ」
家に帰ると、兄が部屋を訪ねてきた
「兄貴・・・」
「まだ、気にしてるのかい?パパの事」
「うん・・・」
呂候は、柳宿の横に座る
「確かに・・・柳宿はパパっ子だったもんなぁ。僕なんて、パパとキャッチボールすらもした事ないよ。君のピアノにつきっきりだったから」
「ごめんね」
「いいんだけどさ。それが今の柳宿を作り上げてるんだし」
「うん・・・」
「だけど、今のパパと仲良くなる事も必要だよ。今度の日曜日、二人でドライブに行ってきなよ」
「うーん・・・」
「柳宿ーーーーーーーーー!!!!」
噂の張本人の声
「何!?」
「今から学校を見学しに行くぞ!!パパの車に乗れ!!」
「嫌だよーーーーーーーーーーーーーー!!」
分かりあえるだろうか