Making of the Moon【柳宿side】
「美朱が・・・?」
『そうなんだよ。今、鬼宿大変でさ・・・お前も気をつけろよ?柳宿』
「うん・・・分かった。あたしも時間作って病院行ってみるね」
今、夕城プロから知らされた事態
鬼宿を狙う何者かが、美朱を襲ったのだ
「電話・・・何だって?」
呂候が尋ねてくる
「うん・・・美朱が誰かに襲われたらしくて」
「本当なのか!?」
「あたしも気をつけろって・・・どうやら鬼宿に因縁つけた誰かの仕業らしいの」
「そうか・・・やっとお前も落ち着いてきた頃なのにな。僕がまた送り迎えしてあげるよ」
「ありがとう・・・兄貴」
コンコン
柳宿は、病院を訪れてみた
「柳宿先輩!!」
「美朱・・・あんた、大丈夫なの!?」
「平気です!!ちょっと頭がクラクラしただけです」
「気をつけてよ?最近、受験勉強に根詰めてるんだって?」
「はい。今も病院内暇で暇で・・・」
すっかり元気になっていた美朱に、一安心する
「・・・柳宿先輩」
「何?」
「昨日、鬼宿泣いてたんだ」
「・・・・・・・・・・そう」
「どうしたら、鬼宿の事助けてあげられるんだろう」
「・・・美朱が早く元気になる事が一番の彼の支えよ」
柳宿は、妹を励ます
「留学・・・」
家に帰り、柳宿は改めてスケジュールを確認する
「やっぱ連絡しといた方がいいわよね」
携帯を取り出す
『翼宿。あたし、来年の春にアメリカに短期留学する事になったんだけど、時間あるかな?』
このメールから・・・二人の運命は変わってしまったんだね
『そうなんだよ。今、鬼宿大変でさ・・・お前も気をつけろよ?柳宿』
「うん・・・分かった。あたしも時間作って病院行ってみるね」
今、夕城プロから知らされた事態
鬼宿を狙う何者かが、美朱を襲ったのだ
「電話・・・何だって?」
呂候が尋ねてくる
「うん・・・美朱が誰かに襲われたらしくて」
「本当なのか!?」
「あたしも気をつけろって・・・どうやら鬼宿に因縁つけた誰かの仕業らしいの」
「そうか・・・やっとお前も落ち着いてきた頃なのにな。僕がまた送り迎えしてあげるよ」
「ありがとう・・・兄貴」
コンコン
柳宿は、病院を訪れてみた
「柳宿先輩!!」
「美朱・・・あんた、大丈夫なの!?」
「平気です!!ちょっと頭がクラクラしただけです」
「気をつけてよ?最近、受験勉強に根詰めてるんだって?」
「はい。今も病院内暇で暇で・・・」
すっかり元気になっていた美朱に、一安心する
「・・・柳宿先輩」
「何?」
「昨日、鬼宿泣いてたんだ」
「・・・・・・・・・・そう」
「どうしたら、鬼宿の事助けてあげられるんだろう」
「・・・美朱が早く元気になる事が一番の彼の支えよ」
柳宿は、妹を励ます
「留学・・・」
家に帰り、柳宿は改めてスケジュールを確認する
「やっぱ連絡しといた方がいいわよね」
携帯を取り出す
『翼宿。あたし、来年の春にアメリカに短期留学する事になったんだけど、時間あるかな?』
このメールから・・・二人の運命は変わってしまったんだね