Making of the Moon【鬼宿side】
ピチャーン
「博人・・・」
車椅子で、一人倉庫街に向かう小田島に鬼宿は声をかけた
「鬼宿・・・」
「やっぱり、一人で行こうとしたんだな」
鬼宿は、溜息をつく
「・・・俺からお前を誘えるかよ」
「まぁな。お前は、そういう奴だと思ってたよ。さ、行くぞ」
「え・・・」
鬼宿は、小田島の車椅子を押した
「一緒に、警察に突き出してやろうぜ♪」
ガァン
ドラム缶を蹴る音
「・・・始まったな」
夕城プロと天文は、離れた場所で様子を窺っていた
「ある程度話がついたところで、警察を呼ぶぞ。天文」
「もちろんっすよ・・・」
息を潜めて、その時を待つ
「んだぁ?博人君。僕たちお友達でしょう?どうして、二人がかりで来るのかな?そんな怖い顔して」
鉄パイプを持った男達が、こちらを睨んでいる
「いい加減出頭しろよ・・・お前らの持ってる大麻、中国で大量生産された奴だろ・・・?」
「つい先日まで一緒に使ってた奴がよく言うよなぁ~みんなぁ」
男達はケラケラと笑う
「抑えろよ・・・博人」
「隣にいるのは、「空翔宿星」の鬼宿さんじゃないですかぁ~随分見ないけど、元気してましたかぁ?」
「てめーら・・・よくも美朱を・・・」
「未遂にしてやっただけありがたく思えよ~本当はもっといたぶって可愛がってやりたかったんだけどよぉ~」
「ふざけるな!!」
「鬼宿・・・」
「あれあれ~?意外に短気?やっぱり、芸能人って猫被ってるんだなぁv」
「警察に通報した。もうすぐ来る筈だ」
「はぁ?」
その中の主犯格が、鉄パイプを床に投げつける
「ざけんなよ、てめぇ!!人が下手に出てりゃ調子乗りやがって!!元々の狙いはなぁ!!おめーなんだよ、おめー!!!博人のバイト先にのこのこ入ってきて一生懸命お仕事頑張って社会復帰だぁ?笑わせんじゃねーよ!!俺らは、そーゆう輝かしい人生を過ごしてるてめーみたいな奴が一番ムカつくんだよっ!!!」
途端に、わっと男達がパイプを振り上げて駆けてきた
「博人!!俺が引き付けるから、早く逃げろ!!」
「でも・・・」
「博人さん・・・こっちへ!!」
天文が途端に車椅子を引き寄せる
「天文・・・夕城プロ・・・」
「警察は呼んだよ。それまで・・・何とか持ちこたえるか。俺と鬼宿であいつらを引き付けるぞ!!!」
鬼宿と夕城プロは、二手に分かれた
「うぉぉぉぉぉぉ!!!」
「げ・・・すげー形相・・・」
元々突然割って入ってきた夕城プロは、逃げながらビビる
「お前らなんて、警察に御用だ!!今更あがいても、無駄だぞ!!」
プーーーーーーーーーーー
警察のサイレン
鬼宿も必死で逃げていたが、一安心した
「よし・・・これで、とりあえず安心・・・」
「余所見してんじゃねぇぞぉ!!!!」
「・・・・・・・!!!!」
片側は・・・・・・・・・・・・海
パイプをよけた鬼宿は・・・足を滑らせた
「鬼宿!!!!」
「博人・・・」
車椅子で、一人倉庫街に向かう小田島に鬼宿は声をかけた
「鬼宿・・・」
「やっぱり、一人で行こうとしたんだな」
鬼宿は、溜息をつく
「・・・俺からお前を誘えるかよ」
「まぁな。お前は、そういう奴だと思ってたよ。さ、行くぞ」
「え・・・」
鬼宿は、小田島の車椅子を押した
「一緒に、警察に突き出してやろうぜ♪」
ガァン
ドラム缶を蹴る音
「・・・始まったな」
夕城プロと天文は、離れた場所で様子を窺っていた
「ある程度話がついたところで、警察を呼ぶぞ。天文」
「もちろんっすよ・・・」
息を潜めて、その時を待つ
「んだぁ?博人君。僕たちお友達でしょう?どうして、二人がかりで来るのかな?そんな怖い顔して」
鉄パイプを持った男達が、こちらを睨んでいる
「いい加減出頭しろよ・・・お前らの持ってる大麻、中国で大量生産された奴だろ・・・?」
「つい先日まで一緒に使ってた奴がよく言うよなぁ~みんなぁ」
男達はケラケラと笑う
「抑えろよ・・・博人」
「隣にいるのは、「空翔宿星」の鬼宿さんじゃないですかぁ~随分見ないけど、元気してましたかぁ?」
「てめーら・・・よくも美朱を・・・」
「未遂にしてやっただけありがたく思えよ~本当はもっといたぶって可愛がってやりたかったんだけどよぉ~」
「ふざけるな!!」
「鬼宿・・・」
「あれあれ~?意外に短気?やっぱり、芸能人って猫被ってるんだなぁv」
「警察に通報した。もうすぐ来る筈だ」
「はぁ?」
その中の主犯格が、鉄パイプを床に投げつける
「ざけんなよ、てめぇ!!人が下手に出てりゃ調子乗りやがって!!元々の狙いはなぁ!!おめーなんだよ、おめー!!!博人のバイト先にのこのこ入ってきて一生懸命お仕事頑張って社会復帰だぁ?笑わせんじゃねーよ!!俺らは、そーゆう輝かしい人生を過ごしてるてめーみたいな奴が一番ムカつくんだよっ!!!」
途端に、わっと男達がパイプを振り上げて駆けてきた
「博人!!俺が引き付けるから、早く逃げろ!!」
「でも・・・」
「博人さん・・・こっちへ!!」
天文が途端に車椅子を引き寄せる
「天文・・・夕城プロ・・・」
「警察は呼んだよ。それまで・・・何とか持ちこたえるか。俺と鬼宿であいつらを引き付けるぞ!!!」
鬼宿と夕城プロは、二手に分かれた
「うぉぉぉぉぉぉ!!!」
「げ・・・すげー形相・・・」
元々突然割って入ってきた夕城プロは、逃げながらビビる
「お前らなんて、警察に御用だ!!今更あがいても、無駄だぞ!!」
プーーーーーーーーーーー
警察のサイレン
鬼宿も必死で逃げていたが、一安心した
「よし・・・これで、とりあえず安心・・・」
「余所見してんじゃねぇぞぉ!!!!」
「・・・・・・・!!!!」
片側は・・・・・・・・・・・・海
パイプをよけた鬼宿は・・・足を滑らせた
「鬼宿!!!!」