ENDLESS STORY
「・・・・・・・・っ!!!!」
突然眠っていた井宿が苦しみだした
「井宿!!しっかりして!!」
傍でずっと付き添っていた美朱が必死に声をかける
「いかん・・・また、悪夢に魘されているのか・・・」
星宿も焦る
美朱は、井宿の手を握った
井宿・・・!!負けちゃ駄目・・・!!蠱毒になんか負けちゃ駄目だよ・・・!!
『おいら・・・どうしたのだ・・・みんなは・・・』
悪夢の中、井宿は一人佇んでいる
『早く戻らなければ・・・みんなが危ない・・・』
『井宿』
その言葉に振り返った
『お前は・・・』
『いや。芳准。覚えているか・・・俺だよ』
『飛皋・・・!!』
『朱雀七星の為には、必死に頑張るんだな』
途端に飛皋の顔が崩れる
『俺は助けてくれなかったくせに・・・!!』
井宿!!!!!!
途端に、美朱の体から朱い光が発せられる
「美朱!?」
「ママ!?」
また・・・あの光
その光を浴びた井宿は血色がよくなっていった
そして・・・静かに目を開けた
「で・・・俺らはいつまで見張ってりゃえぇねん?」
「おかしいわねぇ・・・あたし達が来た事、当の本人は気づいてないのかしら?」
翼宿と柳宿の横で、雪は暇そうにしている
「雪・・・ごめんね?あんたのお母さん後回しにしちゃって・・・これが終わったら、すぐに見つけてあげるから」
「平気だよ」
「よぉし!!出来た!!」
翼宿は、何やら作業をしながら軫宿を見張っていたようだ
「雪。こっち来い!!」
雪は首をかしげながら、近寄る
そんな雪にかけられたのは、シロツメクサの首飾り
「すまんな。退屈させてもうて。山賊頭特注やvこれで、もう少し我慢せぇ」
さすが、翼宿
子供心をきちんと分かっている
「あ・・・ありがとう!!たすき!!」
雪は、満面の笑みを見せた
すると
「わあああああ!!!」
長生の叫び声
慌てて振り返ると、そこには蛇で絡み取られた長生の姿があった
突然眠っていた井宿が苦しみだした
「井宿!!しっかりして!!」
傍でずっと付き添っていた美朱が必死に声をかける
「いかん・・・また、悪夢に魘されているのか・・・」
星宿も焦る
美朱は、井宿の手を握った
井宿・・・!!負けちゃ駄目・・・!!蠱毒になんか負けちゃ駄目だよ・・・!!
『おいら・・・どうしたのだ・・・みんなは・・・』
悪夢の中、井宿は一人佇んでいる
『早く戻らなければ・・・みんなが危ない・・・』
『井宿』
その言葉に振り返った
『お前は・・・』
『いや。芳准。覚えているか・・・俺だよ』
『飛皋・・・!!』
『朱雀七星の為には、必死に頑張るんだな』
途端に飛皋の顔が崩れる
『俺は助けてくれなかったくせに・・・!!』
井宿!!!!!!
途端に、美朱の体から朱い光が発せられる
「美朱!?」
「ママ!?」
また・・・あの光
その光を浴びた井宿は血色がよくなっていった
そして・・・静かに目を開けた
「で・・・俺らはいつまで見張ってりゃえぇねん?」
「おかしいわねぇ・・・あたし達が来た事、当の本人は気づいてないのかしら?」
翼宿と柳宿の横で、雪は暇そうにしている
「雪・・・ごめんね?あんたのお母さん後回しにしちゃって・・・これが終わったら、すぐに見つけてあげるから」
「平気だよ」
「よぉし!!出来た!!」
翼宿は、何やら作業をしながら軫宿を見張っていたようだ
「雪。こっち来い!!」
雪は首をかしげながら、近寄る
そんな雪にかけられたのは、シロツメクサの首飾り
「すまんな。退屈させてもうて。山賊頭特注やvこれで、もう少し我慢せぇ」
さすが、翼宿
子供心をきちんと分かっている
「あ・・・ありがとう!!たすき!!」
雪は、満面の笑みを見せた
すると
「わあああああ!!!」
長生の叫び声
慌てて振り返ると、そこには蛇で絡み取られた長生の姿があった