ENDLESS STORY
夜になると、みんながぞろぞろと大広間に集まってきた
「ママ・・・。これから何をするの?」
「これから、残りの七星士の軫宿と張宿を呼び寄せる儀式をするのよ」
「僕は・・・どうしてればいいのかなぁ?」
「光も気を集中させて?パパの力が今は光に宿っているんだから」
「おい」
「何よ?」
「星宿様には、謝ったのかいな?」
「謝ったわよ・・・あっちも反省していた」
「そうやと思ったわ」
そんな翼宿の横顔を見て、柳宿は思った
『・・・好きか?翼宿の事』
好き・・・?そんな事ないわ。私が好きなのは星宿様・・・
「柳宿」
そんな時、井宿の冷たい声が聞こえた
「気が乱れているのだ・・・。集中するのだ」
「あ・・・ごめん」
「ねぇ。ママ・・・井宿お兄ちゃん・・・何だか様子が変じゃない?」
「井宿も集中してるのよ。光もきちんと協力してあげなさい」
光だけが、井宿の異変に気づいていた
「それでは、これより完全無防備状態になって、二人に念を送るのだ」
「上手く行けば良いが・・・」
「おいらの言う通りにしていれば、大丈夫なのだ」
井宿は、印を結び始めた
静寂した大広間に、井宿の声だけが不気味に響く
しかし、今度異変に気づいたのは翼宿だった
(何や・・・?井宿はこんな不気味な経唱えへんで・・・。しかも、この声・・・井宿やない・・・)
「あかん!!みんな伏せぇ!!!」
バァン
陣が赤く燃えた
「どうぞ」
魏、唯、奎介、哲也に茶が薦められた
「どうもすみません・・・。いきなり押しかけてしまって」
「いいえ・・・。しかし、東京から何の御用ですか?」
「満さん!!四神天地書についてお聞きしたいのですが・・・」
「待てよ。魏・・・順番に話さないと・・・」
「俺・・・信じて貰えないかもしれないけれど、天地書の中で朱雀七星士の鬼宿だったんです!!それで・・・また今回天地書の中で闘いが・・・だけど、俺は巻物に入る事が出来ない・・・。朱雀七星士が狙われていて、今俺の妻で朱雀の巫女だった美朱とその子供の光が本の中で闘ってるんです!!だけど、俺・・・どうにも出来ない事が悔しくて・・・俺達に何か出来る事はありませんか!?」
「私・・・本の中で青龍の巫女をやっていました。私にも何か出来る事はないですか!?」
唯も詰め寄る
「なるほど・・・。天地書の噂は代々受け継がれていました。曽祖父の書いた本がそんな奇怪な現象になっているとは・・・」
満は考え込む
「青龍の巫女。あなたの力が必要になってくるかもしれない」
「私・・・!?」
「ママ・・・。これから何をするの?」
「これから、残りの七星士の軫宿と張宿を呼び寄せる儀式をするのよ」
「僕は・・・どうしてればいいのかなぁ?」
「光も気を集中させて?パパの力が今は光に宿っているんだから」
「おい」
「何よ?」
「星宿様には、謝ったのかいな?」
「謝ったわよ・・・あっちも反省していた」
「そうやと思ったわ」
そんな翼宿の横顔を見て、柳宿は思った
『・・・好きか?翼宿の事』
好き・・・?そんな事ないわ。私が好きなのは星宿様・・・
「柳宿」
そんな時、井宿の冷たい声が聞こえた
「気が乱れているのだ・・・。集中するのだ」
「あ・・・ごめん」
「ねぇ。ママ・・・井宿お兄ちゃん・・・何だか様子が変じゃない?」
「井宿も集中してるのよ。光もきちんと協力してあげなさい」
光だけが、井宿の異変に気づいていた
「それでは、これより完全無防備状態になって、二人に念を送るのだ」
「上手く行けば良いが・・・」
「おいらの言う通りにしていれば、大丈夫なのだ」
井宿は、印を結び始めた
静寂した大広間に、井宿の声だけが不気味に響く
しかし、今度異変に気づいたのは翼宿だった
(何や・・・?井宿はこんな不気味な経唱えへんで・・・。しかも、この声・・・井宿やない・・・)
「あかん!!みんな伏せぇ!!!」
バァン
陣が赤く燃えた
「どうぞ」
魏、唯、奎介、哲也に茶が薦められた
「どうもすみません・・・。いきなり押しかけてしまって」
「いいえ・・・。しかし、東京から何の御用ですか?」
「満さん!!四神天地書についてお聞きしたいのですが・・・」
「待てよ。魏・・・順番に話さないと・・・」
「俺・・・信じて貰えないかもしれないけれど、天地書の中で朱雀七星士の鬼宿だったんです!!それで・・・また今回天地書の中で闘いが・・・だけど、俺は巻物に入る事が出来ない・・・。朱雀七星士が狙われていて、今俺の妻で朱雀の巫女だった美朱とその子供の光が本の中で闘ってるんです!!だけど、俺・・・どうにも出来ない事が悔しくて・・・俺達に何か出来る事はありませんか!?」
「私・・・本の中で青龍の巫女をやっていました。私にも何か出来る事はないですか!?」
唯も詰め寄る
「なるほど・・・。天地書の噂は代々受け継がれていました。曽祖父の書いた本がそんな奇怪な現象になっているとは・・・」
満は考え込む
「青龍の巫女。あなたの力が必要になってくるかもしれない」
「私・・・!?」