堕天使の詩
堕天使 其の六十八
2023/05/17 00:01貴方を守るために
私は生きている
貴方のためなら
なんだって
出来ると思っていた
貴方に忠誠を誓い
この命をかけて
全てが
貴方の物だとしても
それで
良かった
貴方に粗末に扱われようと
なじられようと
罵られようと
奴隷の様に扱われようと
私は構わなかった
全ては
貴方の為に
あるのだと
天は貴方に
組みするものだと
私は疑わなかった
私は貴方だと信じて
疑わなかった
私は大いに勘違いをして
それに
気づかずにいたのだ
天の御柱は
貴方には
降りず
貴方は
尊いお方だったにも関わらず
自ずからその事実を
受け入れる事が出来ず
絶望され
地に堕ちた
私もそれに付き従い
地に堕ちた
貴方を守るために
そして
いつしか
天の御柱が貴方に降りると
信じて
私は生きている
貴方のためなら
なんだって
出来ると思っていた
貴方に忠誠を誓い
この命をかけて
全てが
貴方の物だとしても
それで
良かった
貴方に粗末に扱われようと
なじられようと
罵られようと
奴隷の様に扱われようと
私は構わなかった
全ては
貴方の為に
あるのだと
天は貴方に
組みするものだと
私は疑わなかった
私は貴方だと信じて
疑わなかった
私は大いに勘違いをして
それに
気づかずにいたのだ
天の御柱は
貴方には
降りず
貴方は
尊いお方だったにも関わらず
自ずからその事実を
受け入れる事が出来ず
絶望され
地に堕ちた
私もそれに付き従い
地に堕ちた
貴方を守るために
そして
いつしか
天の御柱が貴方に降りると
信じて