悪魔界篇
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アルマロスは、思考しながら、蓮の別人格の悪魔に聞く。
「ま、まさか、もしや、悪魔界を統一して消えたと言われる、悪魔界最強と、謳われていた、あの、あのお方なんですかっ!?」
「わたくしの、永遠の王であり、唯一、わたくしが仕える王の中の王……。と、決めた…」
「でも、まさか!!死んでしまったと!言われている!」
たじろぐ、アルマロスに、蓮の別人格の悪魔レヴィアタンは、近付き。囁く。
「さあな、だが、オレを本当の名で呼ぶと、殺すぞ。」
サラリと蓮の別人格の悪魔は言い放つと、アルマロスに捕らわれている、悠真をひょいと肩に、担ぎ上げると、アルマロスの本体を睨んだ。
「お赦し下さいっ!!わたくしは、あなた様を裏切るつもりなどは、なかったんです!!」
アルマロスの本体は、お詫びの言葉を述べながらゾッと、全身から血の気が引く。
「だったら、わかるな?」
蓮の別人格の悪魔は、微笑んだ。
それを見ていた、オファニエルは、蓮の別人格の悪魔に、臆する事なく割って入ってきた。
「ちょっと、ちょっとーーー!!」
「あなた!この間は、やってくれたわねぇーー!!」
オファニエルが、プリプリ怒りながら、物申すと、蓮の別人格の悪魔は、関心なさげに、オファニエルを一瞥する。
「なんだ、お前は、あの時の、くそガキか。へなちょこ魔法使いと、言ったところか。」
軽く、蓮の別人格の悪魔にあしらわれる。
「な、な、な、ぬうわぁん、で、すってぇーー!!」
「あなたには、そうであっても!わたくしは、この魔界で、一番!!魔力が、あるんですのよぉーー!!」
「わたくしは、それが、自慢なんですのに!!」
「私に魔力で、勝てるヤツなんて、会った事が無いわ!」
オファニエルは、悔しがってキンキン声で言う。
「そりゃ、大層な、魔力の持ち主らしいな。もし、それが本当なら、魔界も大した落ちぶれようだな。クククククッ。」
そう、可笑しく笑んだ、蓮の別人格の悪魔は、悠真のお尻を撫でる。
「わああああーっっ!!?」
「な、何するんだよっ!!」
悠真が顔を真っ赤にして、蓮の別人格の悪魔に叫んだ。
それを間近で見たオファニエルも、絶叫する。
「きゃああああーっっ!?な、なにしてるの!?お、お、男のお尻を撫でる、な、な、なんて!??は、は、破廉恥だわっ!!」
それを見たオファニエルは、叫びながら凝視ししていた。
二人の視線を感じた、蓮の別人格の悪魔は、
「何って、可愛がってやってるだろ??」
悪びれた様子もなく、なんで、そんな事を悠真が言っているのかが、分からないとでも、いう風に、そう言い返すと、また、悠真のお尻をま撫でた。
「やめろってば!!」
悠真は、蓮の別人格の悪魔の肩の上で、恥ずかしい思いをしながら、ジタバタ足掻いたが、蓮の別人格の悪魔は、悠真を地面に下ろすつもりが無いようだった。