レンズの向こう側
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(★)
また、あたしはすごいカッコウ。
片膝をノブキに持ち上げられて、体重は全て背中の壁に預けて、ノブキに奥まで突き刺されてる。
そこからまた、奥へ奥へとノブキのが突き進もうと、ぐりぐりと股間ごと押し付けられる。
「…ッ、ノブ…ッ」
カシャ。カシャ。カシャ。カシャ。
横からシャッターを連続で切る音。
出窓の所にノブキのカメラが置いてあった。いつの間にあんな所にセットしたんだろう。
ノブキはリモコンを持っていない、多分、何十秒間のオートシャッター設定にしているんだろう。
機械だけど、第3者の目があると思うだけで、あたしの疼きはまた頂点へ。
「ノブ、
ノブ、
ノブ、
アアン、
イク、
イク…ゥ、
ノブ、
シテ、
キテ、
…オイデ…」
あたしが吐息と共に切れ切れに言葉を発するごとに、ノブキの腰の動きが早くなる。
打ちながら、ノブキも絞り出すように言った。
「せーか、
せーかのオイデはズルい、
おれ、それでぜんぶふっとんじゃうよ…
アアア、
イク、
イク、
…イク…ッ!!」
カシャ。カシャ。カシャ。カシャ。
イッた瞬間も、果てて二人絡みながら床にへたり着いたのも、全部撮られた。
あたし達は…
その後二人でお風呂に入って、そこでも一度、それから、2階の寝室に上がってもう一度…
お風呂では濡れちゃうからやらなかったけど、ベッドでは、ノブキがカメラを構えながら…組み敷いているあたしを上から撮って…
何度もシャッターを切りながら、あたしを突いた。
…