encourager
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(イサミ、固まる。
いつからそんな事を考えていた?
聞こうとしたところを、)
【あ、ごめんイッサ。曲終わっちゃう。ちょっと待っててね…
──○○の◇◇でした。CMの後は、大好評、ゴトウスクープ! のコーナーです。お楽しみに…】
(手際よくCMへ移行するタツミ。
この時のCMの枠を最大限に延ばして
いたというのを、
イサミは知らない…)
【イサミ?
少しだけ、俺の話を聞いて?
そしたら…
返事ちょうだい?】
(イサミ、軽くパニックのまま頷く。)
【考えていたのは…帰国して割りとすぐ。
この日にしようって決めたのは…夏の海の時。
実はハジメさんに…先に宣言しちゃってる(笑)】
【へっ、ハジメちゃんに??(笑)】
(イサミ吹き出す、少しだけ緊張がほぐれる。)
【ウン(笑)
それから…ほんとは…すぐにでも言いたくて…我慢して…
あーでも、クリスマスの時は本当にヤバかった。
マフラーかけて貰った時、なんもかもぶちまけそうになった…
イサミ?
あいしてる…
ずっと俺の横にいて……】
…そうタツミくんのストレートな言葉を貰った時、CMが明けそうになったので、私はくしゃっと顔を崩しながら顎の下で小さく丸を作った。
そのままそこにいればいいのに、私は気恥ずかしくてタツミくんの顔を見れなくて、先に出てきてしまった。
ブースの外で、【コーナーに入る前に…私事ですが、先程プロポーズさせて頂いて、無事OK貰いました(笑)】とタツミくんが言うのを聞いて…
そのすぐ後に私のスマホに【俺の家で待ってて】とタツミくんのメッセージが入ったので…
今こうしてタツミくんの部屋にいる…
…