呼吸を重ねて

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 (★)

 ぼんやりとのぼせながらハァハァと荒い呼吸をする私を起こして、ハジメさんはスウェットの上と下着をスルリと脱がした。

 全裸、身に付けているのは、ネックレスのみ。

「…メチャクチャ、エロい」

 パズルのチャームを摘ままれながら言われて、全身が発火したみたいに熱くなった。

 ふっと微笑むと、ハジメさんもネックレス以外のものを全て脱ぎ捨てた。

 男の人の反り立つものを初めて目の当たりにして、私はパッと顔を背けた。

「きて」

 ハジメさんに手首を引っ張られる。

 ハジメさんの脚の間で立ち膝になって、ハジメさんの首に抱きつく形になった。

 私の唇を啄みながら…膝裏に手を入れて、私の脚で自分の腰を挟ませた。

「や…ぁ…」

 ハジメさんの前で膝を広げている自分が、恥ずかしくてたまらない。

 ハジメさんの指がちょっと触れただけで、大事な所がまたじんわりと溢れた。

「ホノ…カ…?

 ちょっと…ちょっと…だ…け…」

 ハジメさんが私の胸に顔をうずめながら、指より太い、分身の先を、私の溢れるそこに宛がった。

 ヌルヌルと擦られて、入口がヒクヒクと動く。

 私の気がどうにかなってしまいそうだった。

「…ァ…

 …やば…

 こん…な…ちょっと…なのに…

 …ヤバイ…」

 ハジメさんの切ない溜め息が響いた。

 私にしがみつきながら、脱ぎ捨てたボトムのポケットから何かを取り出して、反り立つものに装着した。

 ゴムだった。

「…ホノカ…ァ

 …いーい…?

 ホノカに…入りたい…」

 返事の代わりに、思いきりハジメさんに抱きついた。

 同時に、さっきよりもっと奥へ貫かれた。

 鈍い痛みと、ハジメさんの熱さを同時に受け止めた。

 ハジメさんは私のおしりを両手で包みながら、しばらくそのまま動かなかった。

 私が痛みを感じたのを察したんだと思う。

 やがて痛みの波が去って、ハジメさんと繋がっている部分が疼きだした。

「ハジメ…さん…ァ…
 も…ヘーキ…だよ…?」

 言ってる途中で急に恥ずかしくなって、最後は掠れ声になった。

「ホノカ…カワイイ…
 少し…動くよ…?」

 ハジメさんが、腰を振りだした。



「…ァ、ンッ…」



 ハジメさんの肩に手を置きながら

 挿し抜きされるそれを

 律動で揺れる自分の胸を

 上から見つめた





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