traverse
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ヤダ!! って叫ぶ前に、タツミくんが私の中指で突っ込んだ。
「~~~~~!」
なんだこれ。ぐにぐにで、ぬるぬる。私の指を飲み込んでる。
「そのまま…そのまま…」
言いながら、タツミくんが入口のすぐ上のトコロを、指の腹で優しく擦る。
また、みぞおち辺りがぐわりと渦巻いて、声が抑えられなくなる。
「アッ…ンーーッ、ダ、ダメ…ェ…」
キューッと中指が絞められる。タツミくんがキモチイイっていうの、コレ?
「…イッサぁ…
…イク…って言って…」
「エッ…そん…な…ヤ…」
「…オネガイ…」
イジワルなタツミくん。
エッチなタツミくん。
オネガイするタツミくん。
どーしよう。
どんなタツミくんも、許してしまう。
「ァ、ァ、ァ、ァ…
…イク…
…イクヨ…ォ
…タツミ? イク…ウゥ…」
「イサミ。カワイイ。イッテ? イクトコ、見せて」
タツミくんの指が上下に左右に、激しく動く…
私の指に、熱い蜜がまとわりつく。
「アァンッ、ッ、ァアーーー…
……
……
…タツミ…もぉヤダ…ヘンタイ…」
「…えー? くくくっ。ゴメン。
でも…コレで…忘れられないでしょ?(笑)」
えええ? 忘れさせないって、こういうイミだったの?
「…ばかぁ。えっち。どヘンタイ」
「イッサに何言われてもヘーキ。
…お風呂入ろ?」
ニヒッてイタズラ坊主みたいに笑うのも、反則。ダイスキ。
クタッとなった私をまた、タツミくんは姫抱きして浴室に連れていってくれた。
…