雑踏の中のふたり
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「…ッ…ッ…」
痛がってる?
この状況が恥ずかしい?
千晴はくしゃくしゃに顔を歪めて、声を押し殺していた。
「ちはる…? ゴメ…ン…俺…だけ…キモチイ…イ…」
千晴の頬に手を当てて、千晴の唇をついばんだ。
「た…かし…っ、ヘーキ…ダイ…ジョーブ…
…ンッ、ンアッ、ヤ…ッ、アァ…ンッ!」
徐々に発せられる、千晴の艶声。
高志の脳を、刺激する。
腰の振りが、速くなる。
パンッ、パンッ、パンッ、パンッ。
「アンッ…アンッ…たかしっ…コワイッ…ギュッ…って…して…ぇ」
千晴が高志の胸にしがみついた。
ふたりのカラダが揺れて、千晴の膨らみが高志の肌を擦る。
ヤバイ。デル。デチャウ。
「ちはっ…! イク、イク、イク…ッッ!!」
「…ッッ!!…」
高志の動きがピタリと止まった。
繋がった所が、ドクドクッと脈打つ。
千晴の中で、射精した。
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→【雑踏の中のふたり】中間雑談・3
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