雑踏の中のふたり

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 (★)

 チュパッ、と唇が音を立てて離れた。

「…ほん…と…? 私…いていいの…?」

 また目に涙を溜めて、千晴は高志を見つめた。

「…おまえこそ…俺にこんな事されて…いいのかよ…?
 …おっさんと…なんら変わりねぇよ…」

 そう言って…高志の手が、スルスルと下へ下がって、ゆっくりと千晴の胸を揉みしだいた。

「ア…ッン!」

 千晴の声に色が乗る。

 やばい。柔らか過ぎ。おっさん、散々これを弄んでたんだ。

 千晴の肩に掛けていた、高志の上着がパサリと滑り落ちた。

「ち…はる…? …恐く…ない…?
 …おっさんにされた事…俺も…してる…のに…」

 言いながら、千晴の膨らみの尖端を舌で撫でる。

 はあっ、と熱い息を吐きながら、千晴は高志の頭を抱えて、言った。



「…高志は…ち…がう…よ…
 …恐く…ないよ…イヤ…じゃない…よ…

 …高志…好き…だよ…?」



 千晴の言葉に、高志の何かが崩れた



 高志は毛布の中で千晴を押し倒して、千晴の下着の中に手を突っ込んだ。





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