waiting

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(★)

「メイ、

 カワイイ、

 ずっと触れたかった…



 …イッパイシタイヨ…」

 俺の言葉に、乱れた服のままで頷く芽衣子。

 もうだめ、限界。

「っ、カズユキ」

 芽衣子の腰に馬乗りになる。

 スーツの上着を取っ払う。

 ネクタイをシュルリと下に落とす。

 ワイシャツのボタンを全て外す。

 上半身が全て剥き出しになった後に、芽衣子の衣服を…セーターを、ショートパンツを、タイツを、ブラを、ショーツを、全てはがした。

 芽衣子のハダカに昂揚しながら、その艶かしい肢体に自分の素肌を絡み付けた。

 芽衣子の素肌が吸い付く、キモチヨクッテ、上も下も崩壊寸前。

「アアア、メイ、挿れてイイ? 挿れるヨ…」

 芽衣子の返事を聞かぬ間にゴムを装着して、ズブリと芽衣子を貫いた。

 そして腰を突く…俺の律動に芽衣子が妖しく揺れる…



「ンンンッ…カズユキ…
 …イッパイシテ…」



 芽衣子のこの言葉が引き金となって、芽衣子をギュッと抱きしめながら、芽衣子のナカへドクドクッと放出した。



「メイコ、今の反則…」



 芽衣子の頬を挟んで唇を寄せる俺を、芽衣子は不思議そうな顔をしながら受け止めた。

 そうする内にまた昂る。自然にお互いのカラダを絡め出した。





 また明日から離ればなれになる俺達は、沢山充電しなくちゃ。










waiting〈完〉





[リアルタイム執筆期間]
2016年12月6日~21日

[改稿終了日]
2021年6月13日






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【waiting】あとがき





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