FALL

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 (★)

「…芽衣子ちゃん…キレイ…」

 また熱に浮かされたような、そんな感じだった。

 袖を通しているだけのシャツを脱ぎ捨てて、夢中になって、ありとあらゆる場所に唇を這わせた。

 恋人繋ぎで両手を絡めたまま、唇、こめかみ、耳、首筋、肩、鎖骨、両の膨らみの間。

 そこで一度手をほどいて、尖端を指で刺激する。

「…あんっ…」

 芽衣子ちゃんの艶声を聞きながら、尖端から脇のくびれ、おへその周りをぐるっとひと撫でする。

 そこから…少し躊躇して…茂みを掻き分けて…

 くちゅっ…

 再び、秘部にたどり着いた。

 分かってしまった芽衣子ちゃんの敏感な部分に、溢れる蜜を塗りたくりながら、上下に、左右に、激しく揺さぶる。



「…あぁん…っ!
 …やんっ…やんっ…
 …もっ…おかしく…
 …なっ…ちゃう…っ…
 …ふぅ…っん…ぅんっ…」



 いつまでも溢れ出る、芽衣子ちゃんの愛液。

 指に絡み付けながら…中へゆっくり侵入すると…まるまる一本、入った。

 一度抜いて、今度は…二本の指…これも…入った。

「…芽衣子ちゃん…痛く…ない…?」

 ゆっくり、1、2度ピストンをして…スッと抜く、突起にさりげなく触れるのを忘れない。



「…あぁんっ…
 …そ…れ…ダ…メ…
 …あんっ…あんっ…あ…っ
 …も…声…止ま…ない…っ
 …やぁん…あ…いだ…さ…ぁん…っ」



 意を、決した。

 布団の横に、昨日芽衣子ちゃんに掛けてあげた数々の上着がそのまま置いてある。

 布団の中から手を伸ばして、その内の、カウチンを手探りで引き寄せて、ポケットを探ったら、ある物が指に触れた。

 それを…指で挟んで取り出す。

 芽衣子ちゃんに気付かれないように、布団の外で封を開けて、中身をぎゅっと握りしめた。

 それは

 いつだったか、坂本の部屋で飲んでいた時に、酔っ払った坂本から冗談半分に手渡された、ゴム。

 はいはい、いつかその時が来たら、大事に使わせてもらうからと、着ていたカウチンのポケットにしまいこんで、そのまま忘れてしまっていた。



 片手で芽衣子ちゃんを刺激しながら

 ズボンとボクサーパンツを一気に膝下まで下ろした





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