FALL
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(★)
「…っごめん…芽衣子ちゃん…」
芽衣子ちゃんを仰向けに、覆い被さった俺。
芽衣子ちゃんの脚の間に自分の片膝を割り入れて、芽衣子ちゃんの手首を掴んで、耳の上辺りで押さえ付けて、顔を囲うように、L字に両肘をつく。
「…俺…芽衣子ちゃんが大好きすぎる…
ね…なんでそんなに可愛いの…?」
「相田さ…っん…」
すかさず唇を重ねる。
ちゅ、ちゅ、ちゅ。
角度を変えながら、執拗にキスをする。
「…あっ…ぅん…んっ…」
キスの水音に、芽衣子ちゃんの艶声が重なって、ますます止まらない。
「…コワイ…?
…ヤダ…?
ヤダって…言わなきゃ…
……止まんないよ……?」
唇を貪りながら、精一杯の理性を絞り出して、芽衣子ちゃんに問う
芽衣子ちゃんは
はぁはぁと吐息を漏らしながら
目を細めて
言った
「…や…じゃな…い…
…すき…よ…
…ずっ…と…
…すきでいい…?」
…