風結子の時計
完結
疎開先から生家へ戻る
トラックの荷台で、
風結子はとある物を大事そうに
胸の中に閉じ込める。
それは、近所に住んでいた
八つ年上の軍兵、榮太郎から
渡された腕時計だった…
全11ページ。
感想等ありましたらこちらにどうぞ(^^)
→【空の兄弟】シリーズ読後感
トラックの荷台で、
風結子はとある物を大事そうに
胸の中に閉じ込める。
それは、近所に住んでいた
八つ年上の軍兵、榮太郎から
渡された腕時計だった…
全11ページ。
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【風結子の時計】まえがき
【風結子の時計】あとがき
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【風結子の時計】
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#1
曇天の下を、荷台に十数名の女学生を……続きを読む
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#2
風結子が生家にいた頃、近所に榮太郎……続きを読む
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#3
風結子は居間に飾る大きな柱時計がお……続きを読む
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#4
「榮兄ちゃん、それ欲しい!」「駄ぁ目……続きを読む
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#5
その数週間後、とっくに戦場へ発った……続きを読む
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#6
それからまた時が経って、戦時下とい……続きを読む
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#7
翌日の正午前に寿々子はやって来た。……続きを読む
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#8
「小母 さん、こっちの方が駅に近道」 ……続きを読む
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#9
「──もう横浜に入ったわよ、風結子さ……続きを読む
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#10
──風結子の拠 り所が全て失くなる日……続きを読む
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#11
(終) ──あの日から何もかも変わっ……
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