第7話 思わせぶりな再会

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青々とした葉のすき間から降り注ぐ朝日。
城主から任された忍務を終え、敵の城から帰る道すがら。商人に変装しているから、頭には手拭いをかぶり少し汚れた着物姿だ。背には大きなカゴを背負って、その中には売り物に見せかけた花がつまっている。

初めて通る村の、初めて見る景色。
道端に並ぶ木々を見上げると、陽の光が直に瞳へ届き思わず目を細めた。

仕事終わりの、このひと時が好きだった。闇夜に暗躍して、日中は何食わぬ顔で過ごす。憧れた忍者そのものを、まさに自分がやっている。このあと、忍務の報告書を作らなきゃいけないけれど……。今だけは、解放感を目いっぱい味わってもバチは当たらないはずだ。

足裏に感じる小石が、歩くたびジャリッと小さな音を立てる。小気味よさに気持ちまで浮き立って、自然と口角が上がる。すれ違う行商人に軽くあいさつしちゃって、なんて素敵な朝だろう。そう思いながら遠くにそびえる山々を眺めた。

城仕えの忍者になって数年たった。だからもう、仕事は慣れっこだ。ときどき大きな案件はあるけれど、たいていは街での調査や姫の護衛をしていた。

ところが、今回の忍務は珍しく危険なものだった。敵の焔硝蔵に忍び込み、火薬に水をかけたり火縄銃に泥をつめたり――。物理的に武器を使用不能にすること。そして相手の戦闘意欲を削ぐことが目的だった。

無事にやり遂げた満足感のあとは、とてつもない疲労感が押し寄せる。

「お腹すいた……」

ぐーっと大きな轟音がお腹の中で鳴り響く。ぱっと腹部に手をやり、その音を押さえ込む。それでも空腹は消えてはくれない。

「花じゃなくて、野菜を背負っておけばよかったな」

そう、ひとりごとを呟いてチラッとカゴの中身を振り返る。すると視界の端に小さな切り株が飛び込んできた。歩いていた時は見過ごしていたみたいだ。少し休むのに調度いい。

「ふぅ、」

道端にある切り株に腰掛けると大きく伸びをした。それから、だらんと身体から力が抜けて小さく丸まるように座る。手で顔をおおって目をつぶると、このまま眠ってしまいそうだ。

一緒に忍務にあたった仲間は城に戻ったかな……? こんなところで油を売っていてはダメなんだけど――


「おい、そこのお前。大丈夫か?」

男の声がして顔を上げる。誰なのか、私に向かっての言葉なのか分からないけれど、なぜか懐かしい感じがする。

「具合でも悪いのか?」

「……?」

「どこんじょーだ!」

「……えっ!?」

泥で汚れた赤と水色の着物姿。それは初めて見るも、茶色の長い髪やヒゲ剃りの傷跡は恋焦がれていた先生そのものだ。

それに、ど根性って……! 突然の再会に心臓が飛び出そうなくらいドキドキする。気持ちを落ち着かせようと胸元を押さえた。

「も、もしかして、大木先生、ですか……?」

「先生だと……? なぜそれを――」

先生はきょとんとした顔をしたあと、すぐに合点がいったと言うように大声を出した。

「あ〜っ! お前は名前だな!?」

「そうですっ、覚えていてくださって嬉しいです……! その節はお世話になりました」

「見ない間に変わったなぁ。それにしても、なぜ朝早くからこんな所にいるんだ? 道端でうずくまるとはただ事ではないぞ」

「すみません……! じつは忍務を終えたところで」

意味深に言いかけたところで、ググーッと再びお腹がなる。誤魔化すように笑うと、大木先生は私が怪我や病気じゃないと分かったのか「ついて来い」と小さな藁葺き屋根をあごで指した。

「少し歩けばわしの家だ。うまい飯を食わしてやろう」

言われるまま、先生の後ろを小走りで着いていく。

広い背中に背負われたカゴにはたくさんの野菜が揺れている。大根は立派な大きさで、みずみずしい葉が美味しそうだ。先生の汚れた手や足を見るに、今まさに収穫していたのかもしれない。学園を去ってから、先生は杭瀬村にいたのか……とぼんやり考える。

シナ先生が言っていた"畑をやっている"というのは本当だったんだ。一流の忍びだった大木先生が、忍者も先生も辞めてしまった。その事実に胸がチクチクと痛む。

「ちゃんと着いてきてるか?」

「……っ、はい!」

「よーし」

大木先生が振り返る。私がすぐ後ろにいると分かると、満足そうな顔でさらに大股で進んでいく。急いで隣に並ぶと背の高い先生を見上げた。

「鉢巻きの色、白に変えたんですね」

「ああ。似合ってるだろう?」

「はい、とっても」

犬歯をのぞかせ、いたずらっぽく笑う先生。それは教師時代と何も変わらない。その笑顔が嬉しいけれど、先生は私に怒っていないのかという不安が押し寄せる。まずは謝らなければならないこと、それから聞きたいことが山ほどある。

大木先生はそんな私の心のうちを知ってか知らずか、育てている野菜の話を楽しそうに聞かせてくれた。



先生に連れられたどり着いた、こぢんまりとした簡素なお家。小さな井戸が近くにあって、辺りは先生が耕した畑が広がっている。キョロキョロしていると、白いうさぎが足元にじゃれついてきた。

「わぁっ、可愛い!」

「わしが飼っているうさぎだ。ラビちゃんという」

「ラビちゃん。よーしよし、いい子だね」

しゃがんでふわふわの体に触れる。指に感じる柔らかな毛並みが滑らかで心地よい。あの大木先生がうさぎを飼っているなんて。それに、ラビちゃんという名前にもびっくりだ。先生を見やると、どうにもその姿に似合わずクスッと吹き出した。

「わしの顔を見て笑うとはどういうことだ?」

「え、あっ、すみません」

「おーい、ケロちゃーん!」

慌てて謝るも先生は白いヤギに向かって呼び掛けている。今度はケロちゃんだって……!? 教師時代には見られなかった、新たな一面を発見してしまったようでなんとも妙な感じだ。こんなに可愛い感性があったのか……!と不思議と嬉しくなる。

「こいつもわしのペットだ。なんでも食べちゃうから気をつけろよ」

「け、ケロちゃん!? た、食べないで〜!」

「おいケロちゃん! 着物は食べ物じゃないぞ!」

大木先生が注意したそばから、ケロちゃんに着物の裾をもぐもぐと食まれる。先生がケロちゃんを引き離してくれて、ひとまず助かった。困った顔で「イタズラ好きなんだ」とこぼす先生が、これまたおかしくて声を出して笑う。

「着物は破れてないか?」

「大丈夫です。ね、ケロちゃん?」

「メェ〜」

「それならいいが……」

着物はべちゃべちゃだけど、幸いにも無事だった。ケロちゃんの頭を撫でてから、ようやく先生のお家へお邪魔する。


「朝飯の支度をするから座っていろ」

お言葉に甘えて囲炉裏のそばで正座すると、隣で料理する先生をのんびり眺めた。

先生は手際よく野菜の皮をむいて、食べやすい大きさに切っている。それを鍋へと放り込んでそろりとかき回した。雑炊を作っているようだ。鍋の周りには串に刺さった魚がジュージューと脂を滴らせて、その香ばしい匂いが辺りに漂う。

部屋の中を見回してみても、小さな箪笥が隅に置かれているくらいだった。土間には大きなツボがいくつかと、農作業に使う鍬なんかがある。大木先生の他に、だれかが生活している気配は感じられなかった。

「おひとりで住んでいるのですか」

「ああ。一人暮らしはなかなか快適だぞ? ラビちゃんやケロちゃんもいるし、新鮮な野菜だって採れる」

「悠々自適ですね。先生にぴったりかも」

鍋の様子を見ていた先生がお椀を取ると、たっぷりと雑炊をよそってくれる。「さあ食べろ」と言わんばかりに渡されて両手で受け取った。

いただきますと呟いてから口へと運ぶ。一晩中、少しの失敗も許されない忍務についていたからか、雑炊の優しい味が身体中に染み渡る。柔らかくなった大根に青葉。ほかにも根菜が混じって咀嚼するたびに色々な食感が味わえる。

「先生、とっても美味しいです……!」

「だろう? 遠慮せずにたらふく食え」

「はいっ」

「そうだ、わしが作ったラッキョ漬けもうまいぞ」

「先生は漬物も作るんですね!?」

「野村のヤツに食わしてだな……!」

「あっ、魚も焼けたみたい」

「いかんいかん、焦げるところだった」

野村先生を思い出し、険しい顔つきになった大木先生に慌てて話題をそらす。焼き魚にかじりつくと、こちらもほほが落ちそうなほど美味しい。先生がこんなに料理上手だなんて思ってもみなかった。

野菜のこと、村おこしのこと。
先生は私の忍務に触れずにいた。意図的だとしたらその振る舞いはとても自然で、やっぱり一流の忍者を感じさせた。


「ごちそうさまでした」

お腹がはち切れんばかりにご飯をいただいてしまった。お椀の中身が無くなると、先生は「もっと食べろ!」とすかさずお代わりを入れてくるのだ。

大木先生の家で朝ごはんを食べるなんて、数刻前まで全く予想していなかったのに。

この機会を逃したら、ずっと思っていたことを伝えられないかもしれない。チラッと先生を見れば、上機嫌でお茶をすすっている。怖いけれど、逃げることはしたくなかった。深呼吸で気持ちを整え、きちんと正座し直す。

「……あの、大木先生」

「ん、なんだ」

「私、先生に謝らなきゃいけないことがあるんです」

あぐらをかいた先生はぽかんとした顔でこちらを見つめる。私が何を言うのか、先生はきっと分かっているはずだ。なんで叱ってくれないんだろう。どうして……?

声が震える。
胸の中が重くなって、喉がつかえたみたいに苦しい。食事のときの朗らかな雰囲気を壊してしまうけれど、今しかないと思った。

気まずくなって、避けられて、もう二度と先生に会えなくなるかもしれない。そんな淋しさも押し込め、意を決して口を開く。

「私が忍者のバイトに失敗したから……。そのせいで先生が学園をお辞めになったことです」

「……はぁ? どうした、急に」

「先生、ごめんなさい! ずっと、ずっと、申し訳なくて、先生に謝らずに卒業してしまって……!」

「ちょっと、待て! お前のせいでわしが教師を辞めたと、そう思っているのか!?」

膝の上で固く握ったこぶしを、さらに握りしめた。手のひらに爪が突き刺さって鋭い痛みが走る。けれど、その痛みがこぼれ落ちそうな涙を抑えてくれた。それでも視界がぼやけて、先生の戸惑う姿がおぼろげになる。

だめだ、ここで泣くなんて。
とっさに俯くと、堰を切ったように熱いしずくがポロポロと落ちていく。

私のせいに決まってるじゃないか。
この期に及んで、まだ本当のことを言ってくれない先生に悲しさが込み上げる。

「……大木先生、ごめんなさい。とんでもないことをしてしまったと反省しています。だから、だから……!」

「おい、名前。わしを見ろ!」

涙でぐしゃぐしゃになった顔を先生に向ける。着物の袖でまぶたを拭いても、涙は次から次へと流れ落ちる。嗚咽を漏らしながら、うわ言のように謝り続けた。

「お前はたいそうな勘違いをしている」

「……っ、」

正面からがしっと両肩を掴まれる。お互いの膝頭が触れそうな近さに、思わず息が止まった。

「か、勘違いって、どういうことです……?」

「いいか、よく聞け。わしが学園を去ったのは名前のせいではない。それは確かなことだ」

「本当、なのですか……?」

「ああ。だからもう泣くな」

そう言われても、涙は止まるどころか安堵でさらにこぼれ落ちていく。大木先生が教師を辞めたのは私の失敗が理由じゃなかったんだ。優しい嘘なんかではない、本当のことだと先生の様子から伝わる。

何年も、深く心に刺さっていたトゲが抜けて消えていく。たまらず手のひらで顔を覆い泣きじゃくった。

「っ、うぅ……おおき、せんせ……っ!」

私の肩を掴んでいた大きな手は、ためらいがちに背中へ回され優しく抱き締められる。しばらくの間、頭から背中を呼吸が落ち着くようにゆったりと撫でてくれた。

「少しは落ち着いたか?」

「……はい」

「まったく。綺麗なおなごになったと感心したんだが、泣き虫は変わらんな」

「……お恥ずかしいです」

「ははは! わしの前だけにするんだぞ、そんなに泣くのは」

大好きな先生にそんなことを言われたら、くのいちなのに気持ちを誤魔化せない。顔や耳がかあっと熱くなって、そのうち体温が急上昇していく。小さくうなずくと先生に頭を荒っぽく撫でられた。

「あの……先生。一つだけ聞きたいことが」

「今度はなんだ?」

「先生が学園を去った、本当の理由を知りたいのです」

「それはだな、野村雄三を倒すため――と言いたいところだが、お前がやっていた忍者のバイトに関係があるんだ」

「忍者のバイト……?」

先生は言葉を選びながら、声を低くして話しはじめた。先ほどまでの空気と一変して緊張感が漂う。

「なぜ、半人前のくのたまであるお前が、重要な忍務を任されたと思う? おかしいと思わないか」

「それは……」

私が街で悪者をやっつけたから……? それ以上深く考えたことはなかった。

先生の指摘はもっともで、痛いところを突いてくる。たしかに、忍たまに依頼するなんて変だ。背景まで思い至らなかった自分の未熟さが際立つ。私の言葉を待たずに先生が続けた。

「それほど、情勢が不安定で人手不足だったということだ」

「危険な状況だったと、いうことですか」

「うむ。多くの城を巻き込んで一触即発だったんだ。だから、学園や街から離れたところ――この杭瀬村に拠点が必要となった」

「だからって、なんで大木先生が!」

納得がいかなくて大声になる。
忍術の腕前も、教え方だって最高の先生だったのに。おかしな理由で学園を去ったと思われるているのも悔しい。先生たちは本当の理由をご存知だろうけど……。この村でひとり忍者を続けていると知ってどうにも辛かった。

「まあ、今はただの"農家"だがな」

「先生……! 教師をお辞めになっても、わたし、大木先生のこと、ずっと、ずっとお慕いして――」

……今でも好きなのです。
そう言いかけて言葉がつまる。
あちこちに視線が泳いでしまって、どうしていいか分からない。先生も何も言わないから、時が止まったみたいに二人して固まっている。


「大木雅之助さーん! お届け物です!」

外から大声が響いた。馬借のお兄さんだろうか。居心地の悪さが断ち切られ、心の中で、助かった……と安堵する。

「おや、何が届いたんだ?」

先生はおもむろに立ち上がると、戸口の方へと歩いて行った。なんであんなこと言っちゃったんだろう。勢いに任せて"好きです"なんて自分勝手に伝えたら、先生を困らせてしまうのに。

ぐるぐる考えていると先生が戻ってきた。その手には文が握られている。

「参ったなぁ」

「悪い知らせですか?」

「いや、そういうわけではないんだ。悪くはないが……困った」

珍しく、先生は歯切れ悪くぶつぶつ言っている。文にさっと目を通したかと思えば、箪笥の引出しを開けてクシャっと中に突っ込んだ。

身を乗り出して覗いてみるとほかにも文が詰め込まれている。男の人だし片付けは苦手なのかな?なんて呑気に眺めていたら。書かれた二文字に心臓が止まる。雷に打たれたような衝撃が走った。

えんだん……?

「……っ、え、縁談!?」

目をぱちぱちさせ、先生と文を交互にを見つめた。血の気が引くとはこういうことなんだ。全身から体温がなくなって指先がわずかに震える。

「わしが独り身だからと、杭瀬村の長老なんかが世話を焼いてな」

「あの文すべてですか……?」

「ああ。いい娘たちだが断るのも一苦労だ」

「お嫁さん、もらわないんですね」

問いかけのような、独り言のような。
キッパリと「嫁はいらん!」と言われたら立ち直れそうにない。だけど、いっそのこと言い切って欲しい気もする……。

先生は苦笑いで箪笥の引出しを閉めた。それから私のそばまで来ると、座り込んで真剣な顔つきになる。

真っ直ぐな瞳に見つめられて、まるで囚われたみたいに動けない。

「わしにもな、忘れられないヤツがいるんだ」

忘れられない人。
それが私のことだったらどんなに幸せだろう。勘違いしそうな口ぶりで、先生は……。

「そういうお前も、嫁にいかないのか〜?」

「っ、わ、私は……! 一人前の忍びになったらお嫁にいきますから!」

「よーし、分かった。それまでわしが待っててやろう」

「え……!?」

私が驚いて目を丸くすると、それが面白いのか先生はくくくと笑いを噛み殺した。私にとっては全然面白くない。好きなのに、好きだからこそ、そんな先生をなじりたくなる。先生は「もう十分、一人前だと思うがなぁ」なんていつもの調子でのたまうのだ。



「大木先生! ご馳走してくださり、ありがとうございました」

これ以上は私の心臓がもたない。すくっと立ち上がり土間へと降りていく。

想定外の再会、初めて知る学園を去った本当の理由、それに思わせぶりな先生。頭の中はぐちゃぐちゃでめまいがする。わらじを履くと花がつまったカゴを背負った。先生も草履をひっかけ戸口まで出てきてくれた。

「また杭瀬村に来い。うまい飯を食わしてやるぞ」

「はいっ、嬉しいです」

「畑仕事は手伝ってもらうがな」

「もちろんですよ、先生」

穏やかなやり取りのなか、戸口にもたれた先生が何かを思い出したように大声を出した。

「あ、そうだ! この前、シナ先生とお前のことを話していたんだが」

「シナ先生と……? 学園にもよく行かれるのですか?」

「あぁ。ラッキョ漬けや野菜を届けにいくから」

「なるほど、それでですか」

名前、卒業してからあまり学園に顔を出してないようだな? シナ先生が会いたがっていたぞ」

「すみません。忙しくて、つい……」

「城での働きぶりも聞きたいそうだ」

「もしかして、大木先生はご存知なのですか? 私の仕事」

「気になってな、こっそりシナ先生に聞いたんだ」

「え〜っ!?」

目を細めて照れくさそうに頭をかく先生。私はそんな姿にびっくりして間の抜けた声が出てしまった。好きな人に気にかけてもらって、嬉しくないわけない。

「今度シナ先生に会いにいってきます!」

「きっと喜ぶだろう」

軽く頭を下げてから先生に別れを告げる。人懐っこい笑顔の先生に見送られながら、少し歩くとケロちゃんやラビちゃんが寄ってきた。優しく撫でつつ後ろを振り返る。

「また来まーす!」

大きく手を振ってみれば、先生も嬉しそうに応えてくれる。淡く甘い気持ちを抱えて、城へと急ぐのだった。


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