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四限目

月曜日 ハカランダ
睦月「(今日は部活休みだから良いけど望美がこんな時に俺を呼び出して何があったんだ?)」
遥香「あら睦月くん、また来てくれたのね。望美ちゃんならあそこにいるわよ」
望美「遅いぞ睦月!」
睦月「仕方ないだろ、急に呼び出されたんだし」
始「お客様ご注文は」
睦月「えっと…じゃあオレンジジュースで」
望美「私も同じので」
始「かしこまりました」
睦月「で、何の用だよ?」
望美「土曜日に睦月のバスケの応援にお弁当持って行ったの覚えてる?」
睦月「覚えてるけど何か関係あるのか?」
望美「この子私が握ったおにぎりを気に入って空の弁当箱に入って付いてきたらしくて…」
睦月「3年2組のゲルちゃん!?あそこのクラスのペットは大食いで有名だけど大丈夫だったのか!?」
望美「おにぎりひたすら食べるだけで他は平気」
始「お待たせしました…そいつは」
睦月「あ、相川さん!実はゲルちゃんが望美の家に付いていったらしくて…」
始「ちょうど俺のクラスはそいつがいなくて混乱しているから返してもらっても」
望美「いいですよ…じゃあねゲルちゃん、また私の握ったおにぎり食べたかったら睦月に連れてきてもらえよ」
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