twinkle days(白石vs財前/2年生)
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今日も暑い。グラウンドを走っていると、首元を汗が流れた。基礎練とか、ほんまだるい。
ま、しゃーないんやろけど。うちの部長基礎練にうるさいしやな。
少しだけ立ち止まって、汗を拭う。
前の方ではなんや漫才してる2人もおる。この暑いのにようやるわ。
「あらっ、光キュン、今みてたやろ♡」
「なんやて!何勝手に小春見とんねん、死なすど!」
「見るわけないやないすか。俺普通やし」
「ああん、イケズばっかり。でもそんな光キュン、かわええわあ♡遠慮なくアタシの色んなトコ見ても、い・い・ん・や・で♡」
「オラァ!浮気か‼︎」
「先輩ら、キモいっすわ」
ほんま疲れる。なんでこないな人らばっかりなんやろ。…走ろ。
暑い。でも、雲が流れている。今日はいい風があるのが救いだ。
校舎の窓にも流れる雲がうつっている。もちろん、図書室の窓にも雲。その先には、クラスメイトの彼女。
今日も図書室で本を返したあと、また新しい本を読んでいるのだろう。俺が図書室の当番の時も彼女はほぼ居るから、なんだかんだで知っている。
彼女が合間にテニスコートの方を見る事も。
今も、ほら、こっち向いた。
本集中したらどうかとか、そんなこっち見てるんなら話しかけてきたらええやんとか、色々思うけど。
「(そのうち穴あきそうやな。)」
「(白石部長。)」
視線の先も、知ってる。
見んでええのに。
イライラする。走って、走って、元凶の背中が見えた。スピードをあげて隣に並ぶ。
「楽しみやな」
「…何がですか?」
「なんや、ジブンと試合するん久しぶりちゃうか」
「そういや、そうかもしれんですね」
「負けんで」
「…よう言いますね。前も、その前も、部長が勝ったの覚えてます?こっちのセリフすわ。」
「そうか?」
ま、しゃーないんやろけど。うちの部長基礎練にうるさいしやな。
少しだけ立ち止まって、汗を拭う。
前の方ではなんや漫才してる2人もおる。この暑いのにようやるわ。
「あらっ、光キュン、今みてたやろ♡」
「なんやて!何勝手に小春見とんねん、死なすど!」
「見るわけないやないすか。俺普通やし」
「ああん、イケズばっかり。でもそんな光キュン、かわええわあ♡遠慮なくアタシの色んなトコ見ても、い・い・ん・や・で♡」
「オラァ!浮気か‼︎」
「先輩ら、キモいっすわ」
ほんま疲れる。なんでこないな人らばっかりなんやろ。…走ろ。
暑い。でも、雲が流れている。今日はいい風があるのが救いだ。
校舎の窓にも流れる雲がうつっている。もちろん、図書室の窓にも雲。その先には、クラスメイトの彼女。
今日も図書室で本を返したあと、また新しい本を読んでいるのだろう。俺が図書室の当番の時も彼女はほぼ居るから、なんだかんだで知っている。
彼女が合間にテニスコートの方を見る事も。
今も、ほら、こっち向いた。
本集中したらどうかとか、そんなこっち見てるんなら話しかけてきたらええやんとか、色々思うけど。
「(そのうち穴あきそうやな。)」
「(白石部長。)」
視線の先も、知ってる。
見んでええのに。
イライラする。走って、走って、元凶の背中が見えた。スピードをあげて隣に並ぶ。
「楽しみやな」
「…何がですか?」
「なんや、ジブンと試合するん久しぶりちゃうか」
「そういや、そうかもしれんですね」
「負けんで」
「…よう言いますね。前も、その前も、部長が勝ったの覚えてます?こっちのセリフすわ。」
「そうか?」