リドルさんのお母様になりたい!
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「如何致します?詳しいヒアリングの日程は……」
「あ、今日の放課後とかでも大丈夫ですか?テスト期間終わりでラウンジが忙しそうですが」
「いえ、お気になさらず。大丈夫ですよ。ラウンジでお待ちしておりますね」
クラスへ戻って、アズールさんと会う予定を立てる。
そういえば、と今更のように思い出した。
「テスト前に私の……を欲しがっていた方、なんで直接私に来なかったのでしょう」
「あなたがああいう風にミルクを軽く渡すとは思っていなかったのでしょう。あれについての対価の話もしたいと思っていました。ほかに何かご要望はありませんか?次回のテストの予想問題でも差し上げれば宜しいでしょうか」
「……それはまあ、いただけるのなら助かりますけど、あなた方とは違うので普通は解けない問題は結局解けないですからねぇ」
「……」
アズールさんがちゃんと聞いてたのかよ、という顔をするので笑いそうになる。はじめて彼のかわいげが見えて、私はむしろ嬉しかったくらいだったけれど。
話は変わるけれどミルクって言われるの恥ずかしいから辞めて欲しい。
さっきデュースくんと抱き合って泣いたせいで頭がぽやぽやしていた私は、あ、そういえば、とアズールさんに願いの相談をする。
「私の存在の記憶を人から……いや出生や入学卒業等の記録も、全て消すことって……無理ですよね」
「……え?」
取り敢えず私はそれができる魔術式は知らないなあ、と思いつつ問い掛けると、アズールさんはいつもの胡散臭い笑顔を引っ込めているから、今自分が言ったことの意味に思い当たり──口に袖を当てた。
「……すみません、忘れてください」
「……何か、個人に対して忘れさせたい記憶があるという程度なら……」
「……」
アズールさんはそう言ってくれるが、そんなものはない。
「……あ、その身体であった記憶や記録を塗り替え、最初から女性と言うことにしてしまいたい、ということでしょうか」
「……」
「……それも違うと」
「忘れてください……」
誰かハリネズミと私でクロッケーをやって欲しい。……いやでもハリネズミが可哀想だから、栗とかで代用して。
「あの、……あなたに関する記憶や記録を全て消して、具体的に何がしたいのですか?」
「忘れてください。そして、そのことをもう考えないでください」
「……」
アズールさんが本当に気になるという表情をしているので居た堪れなくなる。
「……一応言っておきますと、恐らく無理です。あなたに関する記憶を全て抜くとなると、代用する記憶を作り出さねばならなくなる。あなたと関わりの浅い方なら他の誰かをあなたのいた場所に置くことで簡単にどうにかなるでしょうが、関係の深い方があなたの抜け落ちた記憶の全てに何かを詰め込むのは、恐らく不可能です。原因不明の喪失感に襲われ、どうにかしようとしているうちに優秀な魔法士に頼ったりなどすれば取り戻せてしまう」
「……そうですか、お勉強になりました。忘れてください」
「今までの殻を捨てて全く違う自分になりたいのであれば心を強くする魔法薬などもございます」
「誰にも迷惑掛けずに消えたいんですよ」
彼の目をしっかりと見て言う。めんどくさくなってしまった。
「誰にも、罪悪感や喪失感、その他諸々を抱かせず消えたいんですよ」
「……それで、あなたはその後どこに行くので?」
「あはは、お空ですかね」
「自由になりたい……人間としての生活を辞めたいと……?フラミンゴになりたい?」
「バカ」
「ばっ……馬鹿……!?」
思わず呟くとそんなことを言われたことがありません!といった表情をアズールさんがするものだから、けらけら笑ってしまう。
するとアズールさんは顔を赤くして何かを言いたげに、しかし何も言うことがなかったのだろう。黙ってしまう。
私はひとしきり笑ってから机に頬杖をついて、大きく溜め息を吐いて肩を落とす。
やってしまった。
忘れてください。
すみませんね。
そしてアズールさんあなた、この気持ちがわからないんですね。
……羨ましいのか羨ましくないのか、微妙なところだ。
アズールさんと話をして、それに関する資料を貰って。メイクを整え直して。
リドルさんの部屋へ赴く。テストの終わった直後だから日を改めた方が良いかと思ったけれど、私が我慢できなかった。一応以前に貰った性別転換薬も持ってきた。可能なら、このタイミングで、もうなってしまいたい。
こんこんこんこん、とノックをする。
「リドルさん、フランです。入っても宜しいですか」
「ああ、ああ、……良いよ、開けるね」
「ありがとうございます」
リドルさんが扉を開けに来てくれたので、ありがとうの気持ちを込めて抱き締め頭に頬擦りをする。
「もう」
淡く微笑みながら一言文句を言って扉を閉めるリドルさんはとっても可愛い。
椅子に服の袖を引っ張られ導かれるので、リドルさんを抱き締めたまま座った。足の間にリドルさんがある状態だ。
「それで、なんの用だい。……それはボクに見せる為に持ってきたの?」
はい、と頷いて資料を渡す。目を通しているリドルさんの肩から資料を一緒に覗く。
「リドルさん、もうべたべたしても怒らないんですか?」
「……怒らないよ」
リドルさんの優しい声音にきゅーんとする。かわいい。私にすっぽり収まってしまう大きさも、彼の大きな魅力の一つだった。女性になった私がどれくらいの大きさになるかわからないが、このサイズ感を楽しめるのは今だけだろうから楽しんでおく。
「……性、転換……」
「はい。……」
「……」
「……」
リドルさんは資料に続々と目を通していく。
最後の一枚を読み終わるまで、彼は何も喋らなかった。
最後の一枚を捲って、最初の一枚に戻す手は名残惜しげで、資料を読むことで話をするのを先延ばしにしていたのだろう、と思った。
無理もない。彼の立場では考えることが多すぎる。
「……うん」
「……ゆっくりでいいですよ」
「……うーん……その、……ぐ、」
リドルさんはすごく話し辛そうだ。
「あのね、無関係を決め込むだとか、何かしらの責任から逃れるという意味ではないのだけれど」
「はい」
「ボクはこの件に関して、知らないよ」
「……?」
「男性だと勘違いしたこともあったけど、キミは元々女性だった。ボクの中ではそれで終わりだ」
「……」
「だから、キミがこれをしたところで、ボクは……その、何というんだろう……あの、獣人族の生徒が耳と尻尾を人間の様にする魔法で遊んでいたけれど、それが切れただけというか……そういう感じに捉えて、大丈夫かな」
「……はい」
「そうか。よかった」
リドルさぁん、大好きです!なんて彼の頭に齧り付いて大泣きに泣いてやりたくなるが、メイクが崩れるのでなんとか我慢する。なんの為にこんなにばっちり決めてきたと思ってるんだ。
「リドルさん、見てください、これ」
小瓶をポケットから取り出し、リドルさんに見せる。
「……なんだい?……まさか」
「まさかです。……お試し用に、一日分だけ無償でいただいていて」
「……い、今、やるの?」
「……今、やりたい、です」
だめですか、と眉を下げて問うと。
そんなの止めるわけないだろう、と当たり前だ、と言う風に返ってくるが、彼の表情は、微笑みを浮かべてはいるがどこか強張ったままで。
自分が変な反応をして私を傷つけてしまわないかが怖いのだろう。
「リドルさんにいちばんに見せたかった」
「!……!いや、ボクにとってのキミは、……その、何も変わらないから」
リドルさんは本当に優しい。どういう風に反応をしたら一番私が傷付かないかをその良い頭で必死に考えている。表情にまで気を配って。
「本当にありがとうございます、リドルさん」
そう言って私は瓶の蓋を歯で開け、勢い良く飲み干した。
飲み終え、ふう、と息を吐くと──ぼん!と言う聞き慣れた音がする。錬金術などで魔法が成功した時のあれだ。
私は瞳を開け、足の間のリドルさんへ。
「リドルさ……あっうおっ凄っ喉が……喉、あー、……声……喉……戻ったぁ……」
私が声の違いで思わず喉仏に手をやり、あの疎ましくて仕方がなかった違和感や膨らみがなくなっていることに感動している間、ずっとリドルさんは私の足の間でじっとしていた。
「り、……リドルさん、見てくれませんか?私、……私、どうですか」
リドルさんは数秒じっとしていたが、覚悟を決めたらしく、椅子から立ち上がりそっと私の方へ振り向く。彼の頬が仄かに朱に染まり、視線が合う。
「どうですか、私、かわいいですか」
「う、うん……凄く、かわ」
……
いい、を何故かリドルさんはいつまでも言ってくれない。
口を笑みの形の半開きにしたまま、ぱちぱちとリドルさんと合っている目を瞬かせる。
「……かわいいって言ってくださいよ」
「……すまない、言えない」
「えっ、な、なんで」
「……い、ぅ……一回も、言ったことがなかったね、キミに」
「……」
「ず、ずっと、ずっと思ってたのに、言ってなかったんだ。だから……ここで言ったら、今のキミが特別かわいいみたいじゃないか。さっきまでのキミが、かわいくなかったみたいだ」
「……そんな、いいですよ。今言ってください」
「……言えない」
「かわいくないんですか?」
「……う……」
「言ってよ!」
私が叫ぶと、リドルさんは私を抱き締める。体型が違うから、少し困った様子で。
「……一日待って、薬の効果が切れたら、ボクは今までキミにかわいいと思ってきたことを全部言うよ」
「違う!違います!切れてからの私になんて要らない!今欲しいんです!」
「……ごめん。でも、それからだ」
かわいいと思ってくれていることはわかる。その上で、彼が彼の倫理観に基づいて、私のことを考えてそう言っているのもわかる。けれど、明確に欲しかったのだ。それが一番欲しかったタイミングで、一番欲しかった人から与えられなくて、私は。
私は。
「うゎああああああん!!やだぁああああ!!言ってよぉおお!!!言ってくれないと怖くて鏡見られないよぉ!!」
「ぅ、う……ごめん、ごめん……!」
「怖いよリドルさん、助けてよ、ねえリドルさん!私女の子になってもかわいくないの?」
「っ……キミはずっとかわいいよ!」
「今は?ねえ、今の私はかわいい?」
「……っ……」
「黙らないでよ……!怖い、怖いよ……やだ、怖いよ!やだ!やだああぁぁあ!うわああぁぁぁん」
「キミはずっとかわいかったんだよ……!」
女の子の姿をかわいいと言って欲しいのに、リドルさんは頑なに両方の私を平等に順番に可愛がろうとする。
怒りすら湧いた。頑張ってかわいいを貼りつけるようにはしていたけど、それでも私は男だった!
「元の、元の私がかわいいわけないだろ……!腕に血管出るし手だって男の手してるし首だって太いし……!すね毛だってすごい生えますし、ひ……髭だって生えて、そんなのがかわいい訳がないだろ!!」
「かわいいに決まってるじゃないか!!!」
リドルさんは目に涙を浮かべながら、しかしそれでも綺麗な声で。
「最初に会った時、ハグを強要してきたキミも最高に可愛かった!キミの笑顔はいつだって最高に可愛かったよ!ボクを呼ぶ時の声が跳ねるのも本当に可愛かった!すぐにボクの気を遣ってボクを褒めようとするのも、恥ずかしかったけど、すっごく可愛くって、デュースに勉強を教えて成績を上げてやって、彼の成長を彼自身と共に喜んでいる様子なんてまるで天使の様だったさ!2人きりになると声が甘えている感じになるのも本当に可愛かったし、ボクが寂しいとすぐに気付いて抱き締めてくれるし!ボクのことを本当に考えてくれているのも大好きだし、スキンシップをいっぱいしてくれるのも嬉しいし、それに……」
途中から可愛いところではなく単に褒めているだけになっている。けれど。
私はなんとか、震える手で、彼の身体を抱きしめ返す。前より腕が細いのがわかる。あの気持ち悪い血管も無い。
「本当に、キミは、可愛いそのものなんじゃないかってくらい可愛いんだよ」
「……」
「キミはずっと、ずっと可愛かったから……怖がらないで」
それでも、それでも。
あなたに、かわいくなったねって言って欲しかったんだよ。
「ふぐ……」
彼の体温に甘やかされて、ちょっと落ち着いてきた。落ち着いてくると、リドルさんにかわいいって言ってよって怒鳴って泣き喚いたのが、最悪に恥ずかしい。
だって、言って貰えると思ってた。楽しみにしてた、から。
「……状態、確認したいんですけど」
「……ああ」
鏡を見るのが怖い。メイクも崩れているだろうし。
「……身長、どのくらいかしら。リドルさんいくつでしたっけ」
「……160だけど」
「じゃあそれを目安に出来ますね。一緒に立ってください」
リドルさんはこくりと頷き、私の手を引いて立たせてくれる。
座って抱き合ってた時にも薄々気付いてたけれど、女性になっても普通に私の方が大き──いや、待てこれ。
「……身長、変わってる……?」
「……少しだけ低くなっているような感じも……」
「……突然身長が変わると転ぶから少しずつ小さくなっていくとかなんですかね」
「……いや、さっきの資料の端に無償でキミに渡したと言う薬の成分や原材料が書かれていたが、……そのような効果の出る薬ではなかったよ」
「……えっ、どういう……」
何故こんなに身長が変わっていないんだろう、という問いを頭の中でしっかり考え始めると──嫌気が差すくらい簡単に、答えに辿り着いた。
「……私、成長期の時身長止めたくて何日も絶食したり寝なかったりしてたんですけど……け、結局伸びちゃったと思ってたのに」
「そ、そんなことを……そんな……」
「たしかに、元々女性だったら身長は気にしなかったと思いますけど……」
「……」
「でも、でも……良かった、無理に身長止めなかったら、トレイ先輩と同じくらいになってたかもしれないんですね、私。……良かった、やっておいて」
「……」
リドルさんは複雑な表情だ。私が可哀想なのが半分、羨ましいのが半分なのだろう。
「……でも、エーデュースと同じくらいにはなっていると思うよ」
「……女性はこれ以上身長伸びないだろうし、突然すごく低くなったら全員に一気にバレてしまって騒ぎになるでしょうし……取り敢えずは良いとしておきましょう」
「……まあ、そうだね」
リドルさんと同じくらいになることを想定してたんだけどなあ!と凄く残念に思う。恐らく彼は今も私にすっぽりなのだろう。
腕、指、オーケー。綺麗だ!嬉しい!腕も最高だけれど、指が本当に気に入った。女性の指だ。男の指じゃない!
あと気になるのは……
「バスト……ちょっと大きさ確かめても良いですか」
「……ちょ、ぅ……じ、自分でその……触るの?」
「え?リドルさんが確かめたいですか?」
「ちっち違うよ!!!ボクは後ろ向いてるから自分で確かめてくれ!!!」
そう言ってリドルさんは真っ赤になりながら後ろを向く。上から見た感じは全然無いのだけれど、さっきリドルさんに抱き締められた時にそこに質量があるのは感じていた。
そっとスラックスからシャツと下着を出し、下からボタンを三つ開け、下着の下に手を入れ直接大きさを確認──
「ったぁあああああああ!!!!!」
「!?ぅわぁあ!?なに!?」
「すげっ……凄……あ、ある!!!あります!!!!!」
「よ、よかったね……」
「リドルリドルさ、ね、これ、見てこれ!」
私はリドルさんの手を掴んで自分の胸に当てる。リドルさんの瞳がくわ、と開き、少しだけ胸に当てているリドルさんの手に力が入り──そしてリドルさんは真っ赤になり虚な視線を上に放り、まるで貧血でも起こしたかのようにその場に蹲った。
「……す、……す、やったー!!!むしろ思ってたよりある!!!」
母はスレンダーだったと聞いていたし、外からあまりわからないし、女性の時の身長も高かったし……少しだけでもあったら良いなと思って触ってみたら、私の男の頃とあまり変わらない大きめの手で余裕で揉めるくらいのサイズ感はあって驚いた。これだったら、リドルさんの頭を胸に沈めるとか、そういうことができる!
「リドルさん、リドルさん!」
私は蹲っているリドルさんの前にお姉さん座りをし、彼の頭を持ち、胸の中心にぎゅっと入れた。
「リドルさん、どうですか」
「……」
彼は半ば放心状態のまま、大人しく私の胸の中に抱かれていた。
「嬉しいなあ、明日下着買いに行こうっと。かわいいお洋服も……着る予定無いけど……1セットだけだったら買ってもいいかしら」
「……」
「メイクも……ちゃんとピンク色のリップとか……あ」
まだ自分の顔を見ていないことを思い出す。胸できゃあきゃあ喜び騒いでいるうちに恐怖心はそこまで無くなったけれど。
「……リドルさん、大丈夫ですか?椅子にお座りになってください」
「……ああ、ああ」
リドルさんを立ち上がらせ、椅子へと座らせてあげて、そっと鏡の方へ行き──反射的に目を瞑ってしまったのを──ゆっくり、片目だけ開ける。
ぱっと見で大丈夫そうだったので、すぐに鏡に近付き、目を凝らして、身体の角度を変えながら隅々まで自分の姿を見る。
「あんまり変わって……あ、いや首細くなってる。あ!あああ!すごい!メイクであんなに必死に隠してたエラが無い……!」
ちゃんと女の子だ!女の子だ!うれしい!うれしい!うれしい!かわいい!わたしかわいい!
その場で踊り回りたくなるけれど、流石にリドルさんの部屋だからどうしようかと悩み、折衷案でこちらに視線を向けている彼に近寄り膝立ちになり椅子の肘掛けに手を掛け、そっと唇に触れるだけのキスをした。
「今、世界中の全部が大好きな気分です」
「……うん、うん、よかったね」
「……でも、リドルさんとおんなじくらいの身長がよかったなあ、やっぱり」
「……ボクが伸びれば」
「うふふ、いっぱい寝ていっぱい食べないとですね」
「ふふ、そうだね」
リドルさんはくすりと笑って、首を傾げ、視線を下に落とす。何か言いたげな様子に、私は黙って彼の次の言葉を待った。
「……明日、麓の町に行くんだよね」
「ええ、はい。諸々必要品を買いに……」
「ボクも」
「もちろん」
私は頷く。もちろんあなたも誘うつもりでした。
「絶対にリドルさんと一緒にお洋服選びたいと思ってました」
「……うん。ボク好みの洋服をキミに着せたいと、ずっと考えていたよ」
「あはは、やったあ。やったやった!リドルさん、大好きです」
頬と額に唇を落とすと、リドルさんの頬が緩んでいるものだから、すごく素敵な気分になる。
こんなに幸せなことばかりが起こって、本当に良いのだろうか。