ハッピーエンド?
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「菜緒は、」
「教えるかボケ、お前負けたじゃねーか」
今度は黄瀬が魂が抜けそうになってやがる。
「女心は知らねーが、思い出の場所にいるんじゃねぇか」
「笠松、先輩」
体力は衰えてないのかダッシュで体育館から出て行った。
ったく、いくら有名になろうとも俺にとっては世話のかかりまくるガキだな。
「あとは、がんばれよ菜緒」
お前は自分のこと弱いって脆いって思ってるけど、誰よりも優しい強さを持ってる。
お前なら、もう大丈夫だ。
笠松先輩に言われたとおりの場所で待っていた。
だ、大丈夫かな。殴り合いとかしてないよね?蹴りは入れるって言ってたけど。それよりもこの場所分からなかったらーー私たちはそれまで「菜緒!!」
待っていた声、待ち人来たる。
何年ぶりだろ、その声色で名前を呼ばれたのは。
「菜緒、良かった一緒にかえ「かえらない」え゛?」
『今の涼太くんとは帰りたくない』
「菜緒、悪かった浮気してたことは、本当に悪いって思ってる」
『それだけじゃない』
浮気ソレを本人が認めた瞬間沸々と感じたことのない熱が溢れてきた。
『昨日、結婚記念日だったんだよ?私の誕生日だったんだよ?
それになに、映画?私聞いてない。約束破る人なんて要らない。』
砂利が音を立てた瞬間私は今までないくらいの声で叫んだ。
『来ないで!!!』
来ないで来ないで来ないで。
知らない女の名前を呼んだ声で呼ばないで、触った手で私に触ろうとしないで。
『汚い、汚いよ。
涼太くんは汚い』
違う、狡いって言うつもりだったの。
なのに口が勝手に動いたみたいに“汚い”って。
「そうだよ、俺は汚ぇよ。
記念日も、約束も忘れて、どうでもいい女と遊んで。
なのに菜緒が浮気したんじゃ無いかって思ったら頭ん中グチャグチャになって。
先輩と1on1やって気がついた。
俺、菜緒のことが誰よりも好きなんだって」
『い、今更なに言ってんの、もういやだ
わたしは涼太くんのことずっと好きだった、今も好き
でも、でももう限界なの…離婚しよう』
もう無理なの1人で過ごす夜は。
テレビで女の子に触られて、満更でもない顔で写ってるのを見るのは。
もういやなの、知らない香水の着いたシャツを洗濯するのは。
コレは、果たして話し合いになってるのだろうか。
こんなこと言ったら嫌われるって知ってたから。
こんなめんどくさい女嫌いって知ってるから。
だから決めた、いつも笑っていよう何にも知らない風を装って。
そうすれば、あなたの隣は守れるって勘違いしてた。
守りたかった、誰にも譲りたくなかった、でもそれは私のエゴで涼太くんが一番嫌っていること。
昨日から何度目だろ、涙が流れる。
その場にへたり込んで泣いて、別れようって別れさせてって懇願して。なんかもう全てがカオス過ぎて。
「ごめん、ほんとうにごめん。
こんなに追い詰めて、甘えてたオレ。
菜緒は離れない大丈夫だろうって。
甘えて甘えて甘えまくって。
菜緒のこと守るどころか押しつぶしてた」
『っ!はな、離して!
触らないで、汚い!!」
「いやだ、菜緒がいないと何の意味も無い」
それは、家政婦として都合のいい人間としてだ。
違うんだよ。
私はたった1人、涼太くんのたった1人になりたかった。
グッと力を込めて突き飛ばそうにも涼太くんの力と私の力の差は歴然ビクともしない。
『なんでよ。
居てほしいときに居なくて
別れたいのに嫌だって
どんだけ自己中なの!』
「自己中でもどんだけ泣かせてもどんだけ傷つけても菜緒がいい、菜緒じゃなくちゃ意味が無い」
『はぁ!?
私はもう疲れたの、振り回されたくないの』
オレを拒絶する腕の力で分かる。
菜緒の本気が。
本気でオレを拒絶している。
コレは全部、自業自得だって分かる。
今、オレが感じている痛みの何百倍痛い思いをさせたのに。
どの口が言うんだっていうんだって、当たり前だけど。
自己中だけど、オレ菜緒のこと愛していたんだ誰よりも。
なのに、甘い言葉に乗っかって口当たりのいい言葉に調子に乗って世間では成功者なんて言われて浮かれて。
ごめん。オレ分かってなかった分かろうともしなかった菜緒の気持ち。
優しさにつけ込んで馬鹿だって思い込んで、いつも向けてくれた笑顔の裏で菜緒はどのくらいの涙を流したんだろう。
「黄瀬、離せ」
「いやっス」
「ド阿呆!
菜緒気絶してるのもみえねぇのか!!」
その言葉で気がついた。
拒絶していた腕の力がなくなってることに。
サッと血の気が引く。
「菜緒!菜緒!」
「ったく、保健室貸してもらうしかないな」
「救急、」
「はぁーお前の目はどんだけ節穴なんだ!!
菜緒は寝てんだよ、今までキツすぎるぐらい気を張ってたんだからな」
ああ、オレやっぱり先輩にかなわない。
今日は色んなことを思い知る日だ。
「教えるかボケ、お前負けたじゃねーか」
今度は黄瀬が魂が抜けそうになってやがる。
「女心は知らねーが、思い出の場所にいるんじゃねぇか」
「笠松、先輩」
体力は衰えてないのかダッシュで体育館から出て行った。
ったく、いくら有名になろうとも俺にとっては世話のかかりまくるガキだな。
「あとは、がんばれよ菜緒」
お前は自分のこと弱いって脆いって思ってるけど、誰よりも優しい強さを持ってる。
お前なら、もう大丈夫だ。
笠松先輩に言われたとおりの場所で待っていた。
だ、大丈夫かな。殴り合いとかしてないよね?蹴りは入れるって言ってたけど。それよりもこの場所分からなかったらーー私たちはそれまで「菜緒!!」
待っていた声、待ち人来たる。
何年ぶりだろ、その声色で名前を呼ばれたのは。
「菜緒、良かった一緒にかえ「かえらない」え゛?」
『今の涼太くんとは帰りたくない』
「菜緒、悪かった浮気してたことは、本当に悪いって思ってる」
『それだけじゃない』
浮気ソレを本人が認めた瞬間沸々と感じたことのない熱が溢れてきた。
『昨日、結婚記念日だったんだよ?私の誕生日だったんだよ?
それになに、映画?私聞いてない。約束破る人なんて要らない。』
砂利が音を立てた瞬間私は今までないくらいの声で叫んだ。
『来ないで!!!』
来ないで来ないで来ないで。
知らない女の名前を呼んだ声で呼ばないで、触った手で私に触ろうとしないで。
『汚い、汚いよ。
涼太くんは汚い』
違う、狡いって言うつもりだったの。
なのに口が勝手に動いたみたいに“汚い”って。
「そうだよ、俺は汚ぇよ。
記念日も、約束も忘れて、どうでもいい女と遊んで。
なのに菜緒が浮気したんじゃ無いかって思ったら頭ん中グチャグチャになって。
先輩と1on1やって気がついた。
俺、菜緒のことが誰よりも好きなんだって」
『い、今更なに言ってんの、もういやだ
わたしは涼太くんのことずっと好きだった、今も好き
でも、でももう限界なの…離婚しよう』
もう無理なの1人で過ごす夜は。
テレビで女の子に触られて、満更でもない顔で写ってるのを見るのは。
もういやなの、知らない香水の着いたシャツを洗濯するのは。
コレは、果たして話し合いになってるのだろうか。
こんなこと言ったら嫌われるって知ってたから。
こんなめんどくさい女嫌いって知ってるから。
だから決めた、いつも笑っていよう何にも知らない風を装って。
そうすれば、あなたの隣は守れるって勘違いしてた。
守りたかった、誰にも譲りたくなかった、でもそれは私のエゴで涼太くんが一番嫌っていること。
昨日から何度目だろ、涙が流れる。
その場にへたり込んで泣いて、別れようって別れさせてって懇願して。なんかもう全てがカオス過ぎて。
「ごめん、ほんとうにごめん。
こんなに追い詰めて、甘えてたオレ。
菜緒は離れない大丈夫だろうって。
甘えて甘えて甘えまくって。
菜緒のこと守るどころか押しつぶしてた」
『っ!はな、離して!
触らないで、汚い!!」
「いやだ、菜緒がいないと何の意味も無い」
それは、家政婦として都合のいい人間としてだ。
違うんだよ。
私はたった1人、涼太くんのたった1人になりたかった。
グッと力を込めて突き飛ばそうにも涼太くんの力と私の力の差は歴然ビクともしない。
『なんでよ。
居てほしいときに居なくて
別れたいのに嫌だって
どんだけ自己中なの!』
「自己中でもどんだけ泣かせてもどんだけ傷つけても菜緒がいい、菜緒じゃなくちゃ意味が無い」
『はぁ!?
私はもう疲れたの、振り回されたくないの』
オレを拒絶する腕の力で分かる。
菜緒の本気が。
本気でオレを拒絶している。
コレは全部、自業自得だって分かる。
今、オレが感じている痛みの何百倍痛い思いをさせたのに。
どの口が言うんだっていうんだって、当たり前だけど。
自己中だけど、オレ菜緒のこと愛していたんだ誰よりも。
なのに、甘い言葉に乗っかって口当たりのいい言葉に調子に乗って世間では成功者なんて言われて浮かれて。
ごめん。オレ分かってなかった分かろうともしなかった菜緒の気持ち。
優しさにつけ込んで馬鹿だって思い込んで、いつも向けてくれた笑顔の裏で菜緒はどのくらいの涙を流したんだろう。
「黄瀬、離せ」
「いやっス」
「ド阿呆!
菜緒気絶してるのもみえねぇのか!!」
その言葉で気がついた。
拒絶していた腕の力がなくなってることに。
サッと血の気が引く。
「菜緒!菜緒!」
「ったく、保健室貸してもらうしかないな」
「救急、」
「はぁーお前の目はどんだけ節穴なんだ!!
菜緒は寝てんだよ、今までキツすぎるぐらい気を張ってたんだからな」
ああ、オレやっぱり先輩にかなわない。
今日は色んなことを思い知る日だ。
