初恋ランプ
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
入学式も無事終わり私たちは、指定されたクラス指定された席に座っていた。
教室はガヤガヤと賑わっていた。
どこの小学校出身?とか同じクララスになれたねぇーって喜ぶ女の子たちの中。
私は教室にぽつんと一人取り残された。
だだ、ってついこの間までアメリカにいたんだよ?
前に通ってたところも、知り合いもいない。
はぁ、なんでお兄ちゃんとクラスが違うのかな?
なんて心の中で独り言を言うが。
このままだと確実にボッチ確定なのでとりあえず隣の子に話しかけることにした。
「なんか取り残されちゃったねーあはは」なんて自虐を込めた台詞を言うとその子も同じように思っていたらしく苦笑していた。
そして、気がついたら担任の先生が入って来てて、そんなに話してたっけ!?と思うほど気が合うと言うことが分かった。
『で?お兄ちゃんはボッチ確定?』
「さぁ?気がついたらHR終わってて帰り支度してた」
『…さては、寝てたな?』
兄はコミュニケーションが苦手、ではなく他人に興味を示さないのだ。大丈夫かな?なんて私の心配は杞憂に終わるけど。
もうしばらくしたら兄の周りは騒がしくなることを私はまだ知らなかったから。
『それにしても、あの三つ編みの子どっかで見た気がするんだよねぇ』
「そう?オレは知らない奴だけど。
まつりなまえが覚えてないなんて珍しいね」
『んーー、なんて言ったっけ名前?
確か強そうな名字だった』
その強そうな名字の三つ編みの子のことを思い出したのは夕ごはんのときだった。
そうだ、なんで忘れてたんだろ。
お兄ちゃんがデフォになった現因の人だ。
そう兄に伝えると、そういえば…。とあんまり興味を持っていなかった、我ながらドライな兄だ。
『お兄ちゃん。
少しは興味持とうよ』
「なんだよ急に」
『だって、中学生だよ私たち
好きな人が出来て恋びーーー』
その瞬間目の前の父が呆れたようにため息をはいた。
「はぁー恋人だぁ!?
まつりはともかくリョーマは出来ないだろう」
『なんで?』
「お前も言っただろ、こいつはテニスとまつりのことで頭いっぱいなんだって。これ以上ないってくらいにな」
父はそう言って、再びご飯を食べ始めた。
お兄ちゃんの頭の中がテニスと私でいっぱい?
きっと父の言っていることは半分冗談だろうけど、そっか。
『へぇ~お兄ちゃん
私もテニスと同じように想ってくれてるんだ』
「ばーか」
そんな和やかな食卓を囲んで、私はお風呂へお兄ちゃんは部屋に戻った。
「ちょっと、二人に変なこと言うの止めてよね」
そう言ったのは母だった。
妻の前で堂々と大人な雑誌を見ている父に。
「んなこと言ったって、事実だろう?
リョーマの頭の中に入ってる奴はまつりしかいないってのは」
「だけど…」
「倫子、あんまり心配すんな。
そのときが来たらちゃんと話し合えば良い」
こんな会話をしているのも知らず、私は呑気に湯船につかりながら鼻歌を歌っていた。
.
教室はガヤガヤと賑わっていた。
どこの小学校出身?とか同じクララスになれたねぇーって喜ぶ女の子たちの中。
私は教室にぽつんと一人取り残された。
だだ、ってついこの間までアメリカにいたんだよ?
前に通ってたところも、知り合いもいない。
はぁ、なんでお兄ちゃんとクラスが違うのかな?
なんて心の中で独り言を言うが。
このままだと確実にボッチ確定なのでとりあえず隣の子に話しかけることにした。
「なんか取り残されちゃったねーあはは」なんて自虐を込めた台詞を言うとその子も同じように思っていたらしく苦笑していた。
そして、気がついたら担任の先生が入って来てて、そんなに話してたっけ!?と思うほど気が合うと言うことが分かった。
『で?お兄ちゃんはボッチ確定?』
「さぁ?気がついたらHR終わってて帰り支度してた」
『…さては、寝てたな?』
兄はコミュニケーションが苦手、ではなく他人に興味を示さないのだ。大丈夫かな?なんて私の心配は杞憂に終わるけど。
もうしばらくしたら兄の周りは騒がしくなることを私はまだ知らなかったから。
『それにしても、あの三つ編みの子どっかで見た気がするんだよねぇ』
「そう?オレは知らない奴だけど。
まつりなまえが覚えてないなんて珍しいね」
『んーー、なんて言ったっけ名前?
確か強そうな名字だった』
その強そうな名字の三つ編みの子のことを思い出したのは夕ごはんのときだった。
そうだ、なんで忘れてたんだろ。
お兄ちゃんがデフォになった現因の人だ。
そう兄に伝えると、そういえば…。とあんまり興味を持っていなかった、我ながらドライな兄だ。
『お兄ちゃん。
少しは興味持とうよ』
「なんだよ急に」
『だって、中学生だよ私たち
好きな人が出来て恋びーーー』
その瞬間目の前の父が呆れたようにため息をはいた。
「はぁー恋人だぁ!?
まつりはともかくリョーマは出来ないだろう」
『なんで?』
「お前も言っただろ、こいつはテニスとまつりのことで頭いっぱいなんだって。これ以上ないってくらいにな」
父はそう言って、再びご飯を食べ始めた。
お兄ちゃんの頭の中がテニスと私でいっぱい?
きっと父の言っていることは半分冗談だろうけど、そっか。
『へぇ~お兄ちゃん
私もテニスと同じように想ってくれてるんだ』
「ばーか」
そんな和やかな食卓を囲んで、私はお風呂へお兄ちゃんは部屋に戻った。
「ちょっと、二人に変なこと言うの止めてよね」
そう言ったのは母だった。
妻の前で堂々と大人な雑誌を見ている父に。
「んなこと言ったって、事実だろう?
リョーマの頭の中に入ってる奴はまつりしかいないってのは」
「だけど…」
「倫子、あんまり心配すんな。
そのときが来たらちゃんと話し合えば良い」
こんな会話をしているのも知らず、私は呑気に湯船につかりながら鼻歌を歌っていた。
.
