初恋ランプ
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長い長い電車の旅だった。
握りしめたメモを見て次の駅だと確認を何度もする。
『あって、るよね?』
着いたのは緑豊かな田舎町だった。
ここが私の本当の家があるところ。
ペラッともう一枚のメモ家へと続く地図が書いてあるところへと歩き続けた。
ショックだった、本当にショックだった。
それと同時にやりたいことが出来た。
私の生まれた家を最後に見ておきたかった。
そして、本当の両親のお墓参りをしたかった。
歩いて20分は経っただろうか荷物が少し重くなってきた。
『青い屋根の家…』
それだけだ。
記憶がないのだから。
『…あった、ここだね』
今は私の叔父にあたる人が管理をしているらしく、許可を取ったと連絡が来た。
そこから歩いて直ぐのところにお墓があると。
荷物を置いて本当の両親のお墓へ行った。
着く途中で買ったお花とお線香を供えて手を合わせる。
『なんか、全然実感沸かないな』
親不孝な娘でごめんなさい。
ふたりのことさっき聞いたの、どうして忘れていたんだろう。
人間はショック大きすぎると忘れることがあると聞いたことがあるからその一種なのかもしれない。
『ただいま。
お父さん、お母さん。
私こんなに大きくなったんだよ?
泣き虫なのは変わってないかもだけど、ちゃんと…ちゃんと、、』
つー、と一粒の涙がいつの間にか流れていた。
やっぱり泣き虫なのは変わってないんだろうね。
そんなことを思いながら心の仲で何度も感謝をした『私を産んでくれてありがとう』って。
生きていて良かったってこと、沢山あったから。
辛いこともあったけど楽しいことの方がたーーーくさんあったんだよ。だから、その話しを聞いてね?
『あれ、お兄ちゃん?』
「まつり!!」
本当のお父さんとお母さんとの話を終えて家に戻るとなんとそこにはお兄ちゃんがいた。
「っばか!
こんな土砂降りの中なにしてんの!!」
言われて気づく雨が降ってる。
お父さんとお母さんへの報告するのに精一杯で気づかなかった。
と、ぐいって腕を引っ張られてそのままお兄ちゃんの胸にダイブする形になった。
「まつりはまつりだ。
双子じゃなくても、出会ったときからずっと…同じ気持ち持ってた。」
トクトク、お兄ちゃんの鼓動が耳に直接伝わる。
優しい音だいつもこの音に守られてきたけどいつもと少し違う。
「まつりごめん。
話さなくちゃいけないこと、あるんだ」
それから全部、全部教えてくれた。
噂のこと竜崎さんとの関係。
今の学校の状況。
『そっか、また守られっぱなしだったんだね私。
ごめんね、ひとりで辛い思いさせて。
でも、これからはちゃんと言ってよ
私の問題もお兄ちゃんが困ってるときも』
返事はなくともギュッと抱きしめてくれた力の強さで分かるよ、伝わるよ目を瞑ってその音とこの熱を感じていた。
体制を正して私は私がここに来た理由を告げた。
本当の家というものを見て自分がどう思っているのか知りたかった。本当のお父さんとお母さんにこんなに大きくなったよって報告したかった。
「…知ってる、親父に聞いた」
『だと思った。
あとね、これからどうしようかなって。』
「これからもウチにいるんでしょ?」
『うん、2人ともいいって言ってくれた。
そうじゃなくて私とお兄ちゃんの関係』
「俺との?」
『だって、本当の兄妹じゃないんだよ?
だったらもう今までみたいに…わっぷ!』
再び胸にダイブする。
だからこーいうのもうダメだと思うんだけどね。
すこーーーーし寂しいけど、なんて1人思いながら最後の熱を感じておこうとかみ締めていた。
「どうせ、これで最後とか思ってんでしょ。
最後じゃないからこの先もずっと変わらないから」
『え、だってほんとうの「そんなの関係ないよ。
俺はまつりのことが誰よりも大切で何よりも好きだから
手、繋いでたし一緒にいたいしこうやって抱きしめていたい」
『なんか告白みたいだね。
私もお兄ちゃんのこと好きだか「そうじゃない…俺は妹だと思ってこうしてるんじゃない。
俺はまつりのこと初めて会ったときからひとりの女の子として好きだ」
いきなりの兄の告白に固まる。
そのままの体制で「まつりは俺のこと兄としてしかみてないのは知ってる」と続けた。
「でもこれからも俺は同じ気持ちで居続けるし。
まつりが俺のことをひとりの男として意識してくれるまで待ってる、ずっと」
言葉から、かすかに震えている体から伝わるお兄ちゃんの真剣な本当の気持ち。
私は、どうだろう。
勿論大好きだし、ずっと一緒にいたい…それは妹として?
竜崎さんと付き合ったって知ってご飯も食べられなくて毎日吐いていたのは妹としてじゃないのかもしれない…のかな?
この問いの答えは簡単に出そうにない。
いや、出しちゃいけない。
けれど、と思ってソロソロとお兄ちゃんの背中に腕を回す。
『この気持ち、お兄ちゃんを大好きって気持ちは嘘じゃないから。
待ってて欲しい、妹としてなのか違うからなのかをちゃんと考えたいから』
「いいよ、待つって言っただろう?
でも、今はこれだけは許して欲しい」
『?』
少し距離が離れて、不思議に思ってるとお兄ちゃんが額に瞼に頬に耳にキスしてきた。
あまりの出来事に思考が止まって体中の熱が顔に集まるのが分かる。
「口は、また今度ね」
『お兄ちゃん調子乗りすぎ!!』
ポカポカと叩くと滅多に笑わないお兄ちゃんの笑顔を見れてまたぼふんと顔が赤くなるのを感じた。
この気持ち、ちょっと分かった気がするかもだけど。
今は言わないでおこう、だけど。
『もう、リョーマくんのばーか』
「だから悪か……っ!!」
このくらいの反撃は許されるかな?
なんてね?
end
握りしめたメモを見て次の駅だと確認を何度もする。
『あって、るよね?』
着いたのは緑豊かな田舎町だった。
ここが私の本当の家があるところ。
ペラッともう一枚のメモ家へと続く地図が書いてあるところへと歩き続けた。
ショックだった、本当にショックだった。
それと同時にやりたいことが出来た。
私の生まれた家を最後に見ておきたかった。
そして、本当の両親のお墓参りをしたかった。
歩いて20分は経っただろうか荷物が少し重くなってきた。
『青い屋根の家…』
それだけだ。
記憶がないのだから。
『…あった、ここだね』
今は私の叔父にあたる人が管理をしているらしく、許可を取ったと連絡が来た。
そこから歩いて直ぐのところにお墓があると。
荷物を置いて本当の両親のお墓へ行った。
着く途中で買ったお花とお線香を供えて手を合わせる。
『なんか、全然実感沸かないな』
親不孝な娘でごめんなさい。
ふたりのことさっき聞いたの、どうして忘れていたんだろう。
人間はショック大きすぎると忘れることがあると聞いたことがあるからその一種なのかもしれない。
『ただいま。
お父さん、お母さん。
私こんなに大きくなったんだよ?
泣き虫なのは変わってないかもだけど、ちゃんと…ちゃんと、、』
つー、と一粒の涙がいつの間にか流れていた。
やっぱり泣き虫なのは変わってないんだろうね。
そんなことを思いながら心の仲で何度も感謝をした『私を産んでくれてありがとう』って。
生きていて良かったってこと、沢山あったから。
辛いこともあったけど楽しいことの方がたーーーくさんあったんだよ。だから、その話しを聞いてね?
『あれ、お兄ちゃん?』
「まつり!!」
本当のお父さんとお母さんとの話を終えて家に戻るとなんとそこにはお兄ちゃんがいた。
「っばか!
こんな土砂降りの中なにしてんの!!」
言われて気づく雨が降ってる。
お父さんとお母さんへの報告するのに精一杯で気づかなかった。
と、ぐいって腕を引っ張られてそのままお兄ちゃんの胸にダイブする形になった。
「まつりはまつりだ。
双子じゃなくても、出会ったときからずっと…同じ気持ち持ってた。」
トクトク、お兄ちゃんの鼓動が耳に直接伝わる。
優しい音だいつもこの音に守られてきたけどいつもと少し違う。
「まつりごめん。
話さなくちゃいけないこと、あるんだ」
それから全部、全部教えてくれた。
噂のこと竜崎さんとの関係。
今の学校の状況。
『そっか、また守られっぱなしだったんだね私。
ごめんね、ひとりで辛い思いさせて。
でも、これからはちゃんと言ってよ
私の問題もお兄ちゃんが困ってるときも』
返事はなくともギュッと抱きしめてくれた力の強さで分かるよ、伝わるよ目を瞑ってその音とこの熱を感じていた。
体制を正して私は私がここに来た理由を告げた。
本当の家というものを見て自分がどう思っているのか知りたかった。本当のお父さんとお母さんにこんなに大きくなったよって報告したかった。
「…知ってる、親父に聞いた」
『だと思った。
あとね、これからどうしようかなって。』
「これからもウチにいるんでしょ?」
『うん、2人ともいいって言ってくれた。
そうじゃなくて私とお兄ちゃんの関係』
「俺との?」
『だって、本当の兄妹じゃないんだよ?
だったらもう今までみたいに…わっぷ!』
再び胸にダイブする。
だからこーいうのもうダメだと思うんだけどね。
すこーーーーし寂しいけど、なんて1人思いながら最後の熱を感じておこうとかみ締めていた。
「どうせ、これで最後とか思ってんでしょ。
最後じゃないからこの先もずっと変わらないから」
『え、だってほんとうの「そんなの関係ないよ。
俺はまつりのことが誰よりも大切で何よりも好きだから
手、繋いでたし一緒にいたいしこうやって抱きしめていたい」
『なんか告白みたいだね。
私もお兄ちゃんのこと好きだか「そうじゃない…俺は妹だと思ってこうしてるんじゃない。
俺はまつりのこと初めて会ったときからひとりの女の子として好きだ」
いきなりの兄の告白に固まる。
そのままの体制で「まつりは俺のこと兄としてしかみてないのは知ってる」と続けた。
「でもこれからも俺は同じ気持ちで居続けるし。
まつりが俺のことをひとりの男として意識してくれるまで待ってる、ずっと」
言葉から、かすかに震えている体から伝わるお兄ちゃんの真剣な本当の気持ち。
私は、どうだろう。
勿論大好きだし、ずっと一緒にいたい…それは妹として?
竜崎さんと付き合ったって知ってご飯も食べられなくて毎日吐いていたのは妹としてじゃないのかもしれない…のかな?
この問いの答えは簡単に出そうにない。
いや、出しちゃいけない。
けれど、と思ってソロソロとお兄ちゃんの背中に腕を回す。
『この気持ち、お兄ちゃんを大好きって気持ちは嘘じゃないから。
待ってて欲しい、妹としてなのか違うからなのかをちゃんと考えたいから』
「いいよ、待つって言っただろう?
でも、今はこれだけは許して欲しい」
『?』
少し距離が離れて、不思議に思ってるとお兄ちゃんが額に瞼に頬に耳にキスしてきた。
あまりの出来事に思考が止まって体中の熱が顔に集まるのが分かる。
「口は、また今度ね」
『お兄ちゃん調子乗りすぎ!!』
ポカポカと叩くと滅多に笑わないお兄ちゃんの笑顔を見れてまたぼふんと顔が赤くなるのを感じた。
この気持ち、ちょっと分かった気がするかもだけど。
今は言わないでおこう、だけど。
『もう、リョーマくんのばーか』
「だから悪か……っ!!」
このくらいの反撃は許されるかな?
なんてね?
end
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