【DC】FELICITE
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遠く、雀の鳴いてる声で覚醒した
目を開けると分厚い遮光カーテンに遮られ、ほんの少しの隙間から弱々しい朝の光が差し込んでいる
寝室の東側にある窓は厚い遮光カーテンにしようと言ったのはあやだった
仄かに明るい室内で目を開くと最初に見えるのは白い天井
今僕がいるのはあやのいる自宅、寝室のベッドの上だ
左腕に重みを感じ目をやると僕の左腕を枕に、あやがスヤスヤと幸せそうな顔をして寝ていた
あやを起こさぬよう自由になる右手をベッドサイドテーブルに伸ばし、携帯の画面を表示させる
――4時47分
珍しく携帯には通知が無く、5時までまだ少し時間があることを確認した
あやは朝5時に起きるからと昨晩携帯の目覚ましをセットしていたが、携帯なんて無機質なものに僕の大切なあやの眠りを覚まされるのはとてもいとわしい
あやが寝た後、勝手にあやの携帯のロックを解除して目覚ましを止めた
無機質なものじゃなくあやには僕の挙止で目覚めて欲しい
大丈夫、僕は寝坊しない
目覚ましより正確にあやを目覚めさせることができる
5時までまだ時間が少しあるからとあやの涅色の髪に指を入れて緩く、優しく、あやが起きないように梳く
サラサラと音がしそうな柔らかな髪の1本1本が愛おしく何度も手櫛を通し、思わず表情を緩めた
携帯の画面を表示させる
――4時56分
あやの旋毛にキスを落とすとあやの香りが強くする
僕にとって幸せなその香りを胸いっぱい吸い込む
何度も角度を変えあやの髪にキスを落とすがあやは目覚めない
この程度であやが目覚めないのは今までの経験で分かっているからこれは僕だけが知ってる僕だけの慈しみ方だ
そろそろ起こしてもいいだろう
寝ているあやの顎を掬い上げ、目覚めさせるために桜桃のような赤く柔らかな唇に自分のそれを重ねる
しかしそれだけでは僕には物足りない
目覚めさせるためだったことも忘れ、幾度もあやの唇に触れるだけのキスをする
何度しても飽きない、足りない、キスするたびに愛おしい気持ちが涸れることなくふつふつと湧き上がる
「…ん…っ…」
目を開ける瞬間のふるりと震えるそのまつげすらも愛おしい
目覚めたあやの視界に最初に入るのは僕だけでいい、僕だけがいい
「れー…くん?」
気怠げに開かれた千草色の瞳は仄かに明るい室内でもキラキラしている
明るい空の下で見る千草色の瞳に勝るとも劣らない
しかしこの明るさの佳麗な瞳は僕だけしか見られない
誰にも見せない、見せたくない、僕だけのものだ
「おはよう、あや」
「…ん、おはよ」
「5時だよ」
「え?あれ?目覚ましは?」
「止めた」
そう答えた僕に咎めるような千草色の光を寄越し口を開きかけたあやの唇に自分のものを重ね、そのまま舌を差し入れる
そこは不可侵領域
あや自身と僕以外が触れることは許さない、許されないところ
あやの柔らかい舌を自分のものでつつき、柔々と絡めていると徐々に動きの鈍かったあやの舌も僕の動きに応えてくれる
愛しさと喜びで身体が震えそうになるのを抑えるため華奢なあやの身体を抱きしめるとあやは僕の足に自分の足を絡めてくる
僕もすべすべのあやの足をなぞり絡める
絡め合ってる部分が痺れるほど気持ちがいい
このままひとつに溶け込むことが出来たらいいのに
あやの息が上がり、アーモンド型の少しつり上がった目には生理的な涙が浮かび表面張力に堪えきれなくなった雫がホロリとこぼれた
そろそろ限界だろう
あやの舌を吸い上げ名残惜しく離れるとテラテラしたあやの赤い唇からふぅと小さく息が漏れる
その呼吸全てを飲み込みたいくらいに愛おしい
このまま何にも捕らわれずあやと愛を確かめ合いたい…
あやの柔らかで滑らかな肢体に手を伸ばし腰を撫でると蠱惑的な笑みを浮かべたあやが僕の手をそっと押さえる
「ダメよ、れーくん。これから仕事なの」
あやと触れている部分が甘美にうずく
喉が渇きヒリつく
「ダメ…か?」
「今はダメよ。帰ってから…ね」
ここで我慢しなければ獣と変わらない
内から湧き上がる欲を抑えようとあやを抱き竦め、華奢な鎖骨に唇を寄せ思いの丈を知らせるかのように思い切り吸い上げる
「あ……ん、っ」
僕の脳を溶かすような甘い声を上げるあやに、このままなし崩し的に…と思わなくは無い
しかしそれをしてしまうと数日口を利いて貰えなくなるので自分の欲を必死に押さえ込み、あやの白い柔肌に簡単に消えない痕が出来たのを確認して旋毛に口づける
この痕が永遠に消えなければ良いのに…
鎖骨の赤い痕をするりと撫で、名残惜しい気持ちを抱えながらも愛しいあやを解放した
鎖骨へのキスマークの意味:欲求不満
目を開けると分厚い遮光カーテンに遮られ、ほんの少しの隙間から弱々しい朝の光が差し込んでいる
寝室の東側にある窓は厚い遮光カーテンにしようと言ったのはあやだった
仄かに明るい室内で目を開くと最初に見えるのは白い天井
今僕がいるのはあやのいる自宅、寝室のベッドの上だ
左腕に重みを感じ目をやると僕の左腕を枕に、あやがスヤスヤと幸せそうな顔をして寝ていた
あやを起こさぬよう自由になる右手をベッドサイドテーブルに伸ばし、携帯の画面を表示させる
――4時47分
珍しく携帯には通知が無く、5時までまだ少し時間があることを確認した
あやは朝5時に起きるからと昨晩携帯の目覚ましをセットしていたが、携帯なんて無機質なものに僕の大切なあやの眠りを覚まされるのはとてもいとわしい
あやが寝た後、勝手にあやの携帯のロックを解除して目覚ましを止めた
無機質なものじゃなくあやには僕の挙止で目覚めて欲しい
大丈夫、僕は寝坊しない
目覚ましより正確にあやを目覚めさせることができる
5時までまだ時間が少しあるからとあやの涅色の髪に指を入れて緩く、優しく、あやが起きないように梳く
サラサラと音がしそうな柔らかな髪の1本1本が愛おしく何度も手櫛を通し、思わず表情を緩めた
携帯の画面を表示させる
――4時56分
あやの旋毛にキスを落とすとあやの香りが強くする
僕にとって幸せなその香りを胸いっぱい吸い込む
何度も角度を変えあやの髪にキスを落とすがあやは目覚めない
この程度であやが目覚めないのは今までの経験で分かっているからこれは僕だけが知ってる僕だけの慈しみ方だ
そろそろ起こしてもいいだろう
寝ているあやの顎を掬い上げ、目覚めさせるために桜桃のような赤く柔らかな唇に自分のそれを重ねる
しかしそれだけでは僕には物足りない
目覚めさせるためだったことも忘れ、幾度もあやの唇に触れるだけのキスをする
何度しても飽きない、足りない、キスするたびに愛おしい気持ちが涸れることなくふつふつと湧き上がる
「…ん…っ…」
目を開ける瞬間のふるりと震えるそのまつげすらも愛おしい
目覚めたあやの視界に最初に入るのは僕だけでいい、僕だけがいい
「れー…くん?」
気怠げに開かれた千草色の瞳は仄かに明るい室内でもキラキラしている
明るい空の下で見る千草色の瞳に勝るとも劣らない
しかしこの明るさの佳麗な瞳は僕だけしか見られない
誰にも見せない、見せたくない、僕だけのものだ
「おはよう、あや」
「…ん、おはよ」
「5時だよ」
「え?あれ?目覚ましは?」
「止めた」
そう答えた僕に咎めるような千草色の光を寄越し口を開きかけたあやの唇に自分のものを重ね、そのまま舌を差し入れる
そこは不可侵領域
あや自身と僕以外が触れることは許さない、許されないところ
あやの柔らかい舌を自分のものでつつき、柔々と絡めていると徐々に動きの鈍かったあやの舌も僕の動きに応えてくれる
愛しさと喜びで身体が震えそうになるのを抑えるため華奢なあやの身体を抱きしめるとあやは僕の足に自分の足を絡めてくる
僕もすべすべのあやの足をなぞり絡める
絡め合ってる部分が痺れるほど気持ちがいい
このままひとつに溶け込むことが出来たらいいのに
あやの息が上がり、アーモンド型の少しつり上がった目には生理的な涙が浮かび表面張力に堪えきれなくなった雫がホロリとこぼれた
そろそろ限界だろう
あやの舌を吸い上げ名残惜しく離れるとテラテラしたあやの赤い唇からふぅと小さく息が漏れる
その呼吸全てを飲み込みたいくらいに愛おしい
このまま何にも捕らわれずあやと愛を確かめ合いたい…
あやの柔らかで滑らかな肢体に手を伸ばし腰を撫でると蠱惑的な笑みを浮かべたあやが僕の手をそっと押さえる
「ダメよ、れーくん。これから仕事なの」
あやと触れている部分が甘美にうずく
喉が渇きヒリつく
「ダメ…か?」
「今はダメよ。帰ってから…ね」
ここで我慢しなければ獣と変わらない
内から湧き上がる欲を抑えようとあやを抱き竦め、華奢な鎖骨に唇を寄せ思いの丈を知らせるかのように思い切り吸い上げる
「あ……ん、っ」
僕の脳を溶かすような甘い声を上げるあやに、このままなし崩し的に…と思わなくは無い
しかしそれをしてしまうと数日口を利いて貰えなくなるので自分の欲を必死に押さえ込み、あやの白い柔肌に簡単に消えない痕が出来たのを確認して旋毛に口づける
この痕が永遠に消えなければ良いのに…
鎖骨の赤い痕をするりと撫で、名残惜しい気持ちを抱えながらも愛しいあやを解放した
鎖骨へのキスマークの意味:欲求不満