【DC】Con te
お名前設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
◇◆◇
今潜入しているキャバクラは毎月月初に前月の成績からTOP3を選出し、TOP3に入るとキャバクラの上役や経営者が参加する慰労会という名のパーティに呼ばれる
私は今までの成績は最高がTOP4でTOP3に入ることが出来ずにいたけど前月の成績がやっとTOP3に入った
TOP4と僅差ではあったけどTOP3に入らないとパーティには参加が出来ないので潜入半年目にしてようやくそのパーティに参加する権利を私は得たのである
TOP4の人はその前迄のTOP3の人だったので思い切り睨み付けられたけどこちらはパーティ参加の為の潜入であった為、その視線も特に気にならない
潜入捜査という割切りが出来ているから
しかし私物の管理には気をつけなければ…とは思う
長年れーくんの幼なじみをしているせいか私はその辺り少し過分に反応するきらいがある
1つ大きなハードルを乗り越えられた…と肩の荷を下ろしたくなったが、本題はここから
そのパーティで違法ドラッグの使用密売、デートレイプドラッグ使用のパーティであるというタレコミがあったのである
今までにパーティ会場近隣にて薬物中毒で昏睡状態になっている人を確保したりした事もあったがなかなか詳細がつかめずにいたところにそのタレコミがあった
外からでは実態が掴み切れず潜入調査をすることになり、私に白羽の矢が立ったのだ
慰労会という名のパーティは今晩行われる
キャバクラの営業が終わった後にTOP1・2の子たちと店長と共に向かった先は何年も前に閉店した3階建ての大きなダンスクラブだった
営業をしていた頃は華やかだっただろう外観だが、閉店し何年も経っている建物なのでレリーフが彫られた壁は風雨で崩れていたり色あせていたりと劣化部分が目立つ
促されるまま中に入ると1階にはクロークがあり、手荷物や上着等を預けることが出来た
お金しか入れてない小さな財布とスマホと化粧ポーチ、2枚のハンカチとライターの入ったクラッチバッグしか持ってない私は預けず、店長に促されるままにエレベータで2階へ上がる
2階へ上がりエレベータを降りるとエレベータ入り口には厳つい男性スタッフが2人、狛犬の様にエレベータの左右に立っていて威圧感を感じる
そのスタッフたちに店長やTOP1・2の子たちが挨拶をしていたので私も会釈をしてエレベータを降りるとTOP1・2の子たちは何度も来て良く知ってるからだろう、店長に一声掛けて各々既にできあがっていた輪の中に入っていった
私はそのまま店長に連れられ挨拶に向かった先は、私が潜入しているキャバクラ以外にも数店経営しているという社長とその社長の知り合いだという男性と女の子2人がいる席だった
慰労会初参加の新顔ということで社長への面通しの為である
4人は6人掛けのボックスにいたが、女の子2人は社長と男性にそれぞれ撓垂れかかっており、目がトロンとしていた
私たちは仕事が終わってから来たがこのパーティ自体はそれよりも早い時間から行われていたので早い人ならもう良い感じになってしまっているのだろう
途中参加であり初参加の私には周りの雰囲気はかなり異様に感じられる
少しモヤってる室内は煙草の匂いとお酒の匂いと今まで嗅いだことのないお香のような匂いが入り交じって匂いだけで気分が悪くなる
室内の光度もかなり下げられており、キャバクラと同じくらいの明るさだろうか
周りを見回すと何やらいかがわしい雰囲気になっているところもあったりする
社長に顔見せと挨拶を済ませた私もこの席に掛けるように言われたけど先にトイレに行くと言って一旦離れた
まずは建物内を周り状況把握と見取り、そして出来るなら証拠を確保したい
1階はクロークとロビー、受付があっただけなので先に3階へ向かおうと非常階段を探し扉の向こうに静かに滑り込んだ
今潜入しているキャバクラは毎月月初に前月の成績からTOP3を選出し、TOP3に入るとキャバクラの上役や経営者が参加する慰労会という名のパーティに呼ばれる
私は今までの成績は最高がTOP4でTOP3に入ることが出来ずにいたけど前月の成績がやっとTOP3に入った
TOP4と僅差ではあったけどTOP3に入らないとパーティには参加が出来ないので潜入半年目にしてようやくそのパーティに参加する権利を私は得たのである
TOP4の人はその前迄のTOP3の人だったので思い切り睨み付けられたけどこちらはパーティ参加の為の潜入であった為、その視線も特に気にならない
潜入捜査という割切りが出来ているから
しかし私物の管理には気をつけなければ…とは思う
長年れーくんの幼なじみをしているせいか私はその辺り少し過分に反応するきらいがある
1つ大きなハードルを乗り越えられた…と肩の荷を下ろしたくなったが、本題はここから
そのパーティで違法ドラッグの使用密売、デートレイプドラッグ使用のパーティであるというタレコミがあったのである
今までにパーティ会場近隣にて薬物中毒で昏睡状態になっている人を確保したりした事もあったがなかなか詳細がつかめずにいたところにそのタレコミがあった
外からでは実態が掴み切れず潜入調査をすることになり、私に白羽の矢が立ったのだ
慰労会という名のパーティは今晩行われる
キャバクラの営業が終わった後にTOP1・2の子たちと店長と共に向かった先は何年も前に閉店した3階建ての大きなダンスクラブだった
営業をしていた頃は華やかだっただろう外観だが、閉店し何年も経っている建物なのでレリーフが彫られた壁は風雨で崩れていたり色あせていたりと劣化部分が目立つ
促されるまま中に入ると1階にはクロークがあり、手荷物や上着等を預けることが出来た
お金しか入れてない小さな財布とスマホと化粧ポーチ、2枚のハンカチとライターの入ったクラッチバッグしか持ってない私は預けず、店長に促されるままにエレベータで2階へ上がる
2階へ上がりエレベータを降りるとエレベータ入り口には厳つい男性スタッフが2人、狛犬の様にエレベータの左右に立っていて威圧感を感じる
そのスタッフたちに店長やTOP1・2の子たちが挨拶をしていたので私も会釈をしてエレベータを降りるとTOP1・2の子たちは何度も来て良く知ってるからだろう、店長に一声掛けて各々既にできあがっていた輪の中に入っていった
私はそのまま店長に連れられ挨拶に向かった先は、私が潜入しているキャバクラ以外にも数店経営しているという社長とその社長の知り合いだという男性と女の子2人がいる席だった
慰労会初参加の新顔ということで社長への面通しの為である
4人は6人掛けのボックスにいたが、女の子2人は社長と男性にそれぞれ撓垂れかかっており、目がトロンとしていた
私たちは仕事が終わってから来たがこのパーティ自体はそれよりも早い時間から行われていたので早い人ならもう良い感じになってしまっているのだろう
途中参加であり初参加の私には周りの雰囲気はかなり異様に感じられる
少しモヤってる室内は煙草の匂いとお酒の匂いと今まで嗅いだことのないお香のような匂いが入り交じって匂いだけで気分が悪くなる
室内の光度もかなり下げられており、キャバクラと同じくらいの明るさだろうか
周りを見回すと何やらいかがわしい雰囲気になっているところもあったりする
社長に顔見せと挨拶を済ませた私もこの席に掛けるように言われたけど先にトイレに行くと言って一旦離れた
まずは建物内を周り状況把握と見取り、そして出来るなら証拠を確保したい
1階はクロークとロビー、受付があっただけなので先に3階へ向かおうと非常階段を探し扉の向こうに静かに滑り込んだ