【DC】Con te
お名前設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
今日は定期報告の為、登庁日である
登庁日は夜の仕事を入れないようにしているので1日庁内で仕事となる
研ちゃんと陣平が昨晩ラストまでいてくれたお陰で無理にお酒を飲まされることもなく朝起きた時の倦怠感やお酒は残らず、爽快な気分だった
大きく一つ伸びをしてベッドから出て洗顔歯磨きを済ませた私は朝食の準備に取りかかった
クロワッサンは霧吹きで湿らし余熱したトースターに放りこむ
レタスをちぎり水にさらしたら水切り放置
卵を3個溶いてバターひとかけ落としたフライパンに溶いた卵を流してスクランブルエッグを作る
2つお皿を用意しヒロの方は多めに、もう1皿は少なめに盛り付ける
スクランブルエッグを作ったフライパンはそのままにソーセージを5本入れて火にかける
水切りをしてたレタスをスクランブルエッグを盛った皿の空いてる部分に盛り付けながら時折フライパンを揺すりソーセージに満遍なく火が通るようにする
ミニトマトを取り出して洗いながらヘタを除去しレタスのそばに置き、火の通ったソーセージをヒロの方は3本、もう片方は2本添えてスクランブルエッグにケチャップを乗せる
最後にトースターに入ってるクロワッサンを取り出してグラスに牛乳を注いで…所要時間10分足らずの適当朝食メニューのできあがり
「ヒローおはよう、ご飯の準備出来たよー」
声を掛けながらヒロの部屋のドアを何度かノックしても返事が無いので、遠慮無くドアを開けると布団に包まっているヒロが目に入った
ヒロは子どもの頃から私よりも朝の寝起きが良くない
まだ起きてない様子なのでヒロがいるであろう布団の膨らみ目がけてボフンと勢いよくダイブしてやるとぐえっと蛙を潰したような声がしてモゾモゾと布団の中で動く気配がする
二度寝されたら困るのでヒロから何らかの反応があるまでダイブした体勢をキープして顔をヒロの顔の方へ向けてみるとモゾモゾと出てきた手が私の頭をポンポンと撫でる
「ギブギブ、ギブアップ」
どうやらきちんと起きたみたいで、ヒロはそう言いながら私が動くまで頭をやさしくポンポンとしてきた
布団を通して伝わるヒロの体温の気持ちよさとヒロにポンポンされてる気持ちよさで私の方が一瞬瞼が重くなりそうだったので小さく頭を振って眠気を飛ばし、頭の上にあったヒロの手を取って自分の身体を起こした勢いでヒロを引っ張り起こすと布団の中から全身で眠さを表現したヒロが上半身を見せた
「あや、おはよう」
「おはよう、ヒロ」
「いい匂い~」
「今日は私登庁日だから手抜きメニューだけどね?」
「そんなことないよ、いつもありがとうな」
クンクンと匂いを嗅ぎながらベッドから降りたヒロはまだベッドに腰掛けたままだった私の腰に手を回し私を立ち上げた後、欠伸をしながらノロノロと洗面所に入って行く
その間に私は食卓に移動して待ってると洗顔と歯磨きを済ませスッキリした顔のヒロが戻ってきて私の向かい側の椅子に座る
「いただきます」
「いただきます」
2人で同時に手を合わせた
食後の片付けはヒロが請け負ってくれたのでその間に私は出勤準備
髪を一つに束ね化粧し、カチリとしたブルーグレーのタイトスカートスーツにフリル付きのネイビーブラウスを合わせる
バッグは昨晩ヒロが選んでくれたのがそのまま使っても差し支えなさそうなのでそのまま
「ヒロ~、私涼介くんで行くけど乗ってく?」
バッグと涼介くんの鍵を手に取り玄関に向かいながら声を掛けると肯定の返事が来る
「じゃマンション前にまわしてくるから戸締まりお願いね」
ヒロの返事を聞かず夜の仕事用の高いヒールではなく長距離歩いても疲れないグレーのローヒールに足を通し玄関から飛び出す
今日は久々に涼介くんで通勤
朝から大好きな涼介くんに乗れると思うとウキウキとテンションが上がる
エレベータを呼び出し地下駐車場に向かい、1週間ぶりに目にする涼介くんに乗り込んでステアリングを撫でながら涼介くんに声を掛けた
「涼介くん久しぶり~。今日は1日よろしくね」
涼介くんとは私の愛車の事である
黒のRX-7スピリットR(FD3S)で車好きにはFDという愛称で呼ばれている車だ
名前は某走り屋漫画に出てくるFC3S(私の愛車のフルモデルチェンジ前の車でサバンナRX-7)乗りのお兄さんの名前から頂いている
ちなみにれーくんは白のアンフィニRX-7(私の愛車と同じくFDと呼ばれている)に乗っていて、彼とはロータリーエンジン仲間だったりする
FDはロータリーで尚且つターボだし、スポーツカー全盛期の車なので非常に燃費が悪く、街乗りでもリッター5キロ程であり、ちょっと頑張らせるとリッター5キロを簡単に切ってしまうガソリンばらまき反エコな地球に優しくない車
しょっちゅうプラグかぶりしてエンジンがかからなかったり頑張らせすぎるとブローしたりするけど手がかかる子ほど可愛いものだと思っている
最近あまりご機嫌がよろしくない涼介くん、今日はプラグかぶりせずエンジン一発でかかってよ…と祈りながらイグニッションキーを回しエンジンをかけると祈りが通じたのか一発でエンジンがかかり、ロータリーエンジンの独特の音が地下駐車場に響く
このロータリーのエンジン音が大好き
今の時代にそぐわないマニュアルトランスミッション(MT)なところもたまらなく好き
流線型のボディラインが洗練されていてとにかく素敵
軽く2回エンジンを吹かし、1速にギアを入れてサイドブレーキを落とし車を発進させる
マンションのエントランスへ回り込んだら既にヒロが待っていた
涼介くんに乗り込んだヒロがシートベルトを締めたのを確認してから静かに発進させた
登庁日は夜の仕事を入れないようにしているので1日庁内で仕事となる
研ちゃんと陣平が昨晩ラストまでいてくれたお陰で無理にお酒を飲まされることもなく朝起きた時の倦怠感やお酒は残らず、爽快な気分だった
大きく一つ伸びをしてベッドから出て洗顔歯磨きを済ませた私は朝食の準備に取りかかった
クロワッサンは霧吹きで湿らし余熱したトースターに放りこむ
レタスをちぎり水にさらしたら水切り放置
卵を3個溶いてバターひとかけ落としたフライパンに溶いた卵を流してスクランブルエッグを作る
2つお皿を用意しヒロの方は多めに、もう1皿は少なめに盛り付ける
スクランブルエッグを作ったフライパンはそのままにソーセージを5本入れて火にかける
水切りをしてたレタスをスクランブルエッグを盛った皿の空いてる部分に盛り付けながら時折フライパンを揺すりソーセージに満遍なく火が通るようにする
ミニトマトを取り出して洗いながらヘタを除去しレタスのそばに置き、火の通ったソーセージをヒロの方は3本、もう片方は2本添えてスクランブルエッグにケチャップを乗せる
最後にトースターに入ってるクロワッサンを取り出してグラスに牛乳を注いで…所要時間10分足らずの適当朝食メニューのできあがり
「ヒローおはよう、ご飯の準備出来たよー」
声を掛けながらヒロの部屋のドアを何度かノックしても返事が無いので、遠慮無くドアを開けると布団に包まっているヒロが目に入った
ヒロは子どもの頃から私よりも朝の寝起きが良くない
まだ起きてない様子なのでヒロがいるであろう布団の膨らみ目がけてボフンと勢いよくダイブしてやるとぐえっと蛙を潰したような声がしてモゾモゾと布団の中で動く気配がする
二度寝されたら困るのでヒロから何らかの反応があるまでダイブした体勢をキープして顔をヒロの顔の方へ向けてみるとモゾモゾと出てきた手が私の頭をポンポンと撫でる
「ギブギブ、ギブアップ」
どうやらきちんと起きたみたいで、ヒロはそう言いながら私が動くまで頭をやさしくポンポンとしてきた
布団を通して伝わるヒロの体温の気持ちよさとヒロにポンポンされてる気持ちよさで私の方が一瞬瞼が重くなりそうだったので小さく頭を振って眠気を飛ばし、頭の上にあったヒロの手を取って自分の身体を起こした勢いでヒロを引っ張り起こすと布団の中から全身で眠さを表現したヒロが上半身を見せた
「あや、おはよう」
「おはよう、ヒロ」
「いい匂い~」
「今日は私登庁日だから手抜きメニューだけどね?」
「そんなことないよ、いつもありがとうな」
クンクンと匂いを嗅ぎながらベッドから降りたヒロはまだベッドに腰掛けたままだった私の腰に手を回し私を立ち上げた後、欠伸をしながらノロノロと洗面所に入って行く
その間に私は食卓に移動して待ってると洗顔と歯磨きを済ませスッキリした顔のヒロが戻ってきて私の向かい側の椅子に座る
「いただきます」
「いただきます」
2人で同時に手を合わせた
食後の片付けはヒロが請け負ってくれたのでその間に私は出勤準備
髪を一つに束ね化粧し、カチリとしたブルーグレーのタイトスカートスーツにフリル付きのネイビーブラウスを合わせる
バッグは昨晩ヒロが選んでくれたのがそのまま使っても差し支えなさそうなのでそのまま
「ヒロ~、私涼介くんで行くけど乗ってく?」
バッグと涼介くんの鍵を手に取り玄関に向かいながら声を掛けると肯定の返事が来る
「じゃマンション前にまわしてくるから戸締まりお願いね」
ヒロの返事を聞かず夜の仕事用の高いヒールではなく長距離歩いても疲れないグレーのローヒールに足を通し玄関から飛び出す
今日は久々に涼介くんで通勤
朝から大好きな涼介くんに乗れると思うとウキウキとテンションが上がる
エレベータを呼び出し地下駐車場に向かい、1週間ぶりに目にする涼介くんに乗り込んでステアリングを撫でながら涼介くんに声を掛けた
「涼介くん久しぶり~。今日は1日よろしくね」
涼介くんとは私の愛車の事である
黒のRX-7スピリットR(FD3S)で車好きにはFDという愛称で呼ばれている車だ
名前は某走り屋漫画に出てくるFC3S(私の愛車のフルモデルチェンジ前の車でサバンナRX-7)乗りのお兄さんの名前から頂いている
ちなみにれーくんは白のアンフィニRX-7(私の愛車と同じくFDと呼ばれている)に乗っていて、彼とはロータリーエンジン仲間だったりする
FDはロータリーで尚且つターボだし、スポーツカー全盛期の車なので非常に燃費が悪く、街乗りでもリッター5キロ程であり、ちょっと頑張らせるとリッター5キロを簡単に切ってしまうガソリンばらまき反エコな地球に優しくない車
しょっちゅうプラグかぶりしてエンジンがかからなかったり頑張らせすぎるとブローしたりするけど手がかかる子ほど可愛いものだと思っている
最近あまりご機嫌がよろしくない涼介くん、今日はプラグかぶりせずエンジン一発でかかってよ…と祈りながらイグニッションキーを回しエンジンをかけると祈りが通じたのか一発でエンジンがかかり、ロータリーエンジンの独特の音が地下駐車場に響く
このロータリーのエンジン音が大好き
今の時代にそぐわないマニュアルトランスミッション(MT)なところもたまらなく好き
流線型のボディラインが洗練されていてとにかく素敵
軽く2回エンジンを吹かし、1速にギアを入れてサイドブレーキを落とし車を発進させる
マンションのエントランスへ回り込んだら既にヒロが待っていた
涼介くんに乗り込んだヒロがシートベルトを締めたのを確認してから静かに発進させた