【DC】Con te
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促されるままエレベータに乗り、47階で降り右へ
毛足の長い絨毯のお陰で足音はほとんどせず4701号室に辿り着く
部屋のドアの横に体格の良いスーツをカチリと着た男性が立っていた
その男性は上山孝太郎の姿を認め頭を下げる
おそらく上山孝太郎のSPだろう
上山孝太郎がカードキーでロックを解除し、私のお尻をクィっと押してくる
ここまで来てほんの一瞬だけ中に入るのを躊躇してしまったせいか先ほどより少し強い力でお尻を押され、室内に入った
思った通り上山孝太郎に案内された部屋はスイートルーム
ドアを入った先はホールウェイで左に伸びており突き当たりがベッドルームらしく開いたドアからベッドメイキングが済んでる大きなベッドが見える
ベッドルームまでのホールウェイにはクロゼットがあるがそちらも開いておりスーツが掛かっているのが見えた
目の前にもドアがあるが開け放たれていて真っ正面に窓がある様子だが今はブラインドが降りていて外の様子は窺えない
窓の前には65インチ程のテレビがありその前にはテーブル、テーブルの上にはイエローを基調としたアレンジメントフラワーが置かれている
そのテーブル周りを囲むように3人掛けのソファが3脚、コの字に置かれていた
上山孝太郎に押されるままその部屋に入ると左手には書斎スペース、ソファセットの向こうの右手にはバーカウンターがあった
バーカウンターの中にはワインセラーがあり、ワインが入ってるのが見える
書斎スペースにもブルーを基調としたアレンジメントフラワーとノートPCが置かれていてPCは電源が入ってるらしくPC周りが仄かに明るい
用心深いと聞いていた上山孝太郎だったが、こうして部屋に入ってみると全ての部屋のドアは開けっぱなし、クロゼットも開けっぱなし、PCも付けっぱなしと用心深さをあまり感じられないのは何故か?
こんなに簡単に私が潜り込めるというのは罠か情報がどっかで間違ってしまっているんじゃないか…
本当にただの女好きでここまでガードが甘いのだろうか?
思考に意識を傾けていた私を上山孝太郎はバーカウンターへ促し、スツールに座るように言われ私は大人しくスツールを引き座った
そのまま上山孝太郎がカウンターへ移動しワインセラーからワインを取り出しグラスを2つ用意している間に風見さんに右のつま先でトントンとモールス信号を送る
・・・・- -・・・ - ・-
(4701)
・・・ ・--・ ・・-・・ ・・ --・-- -・・- -・--- -・-・ --・・- ・・-・・ --・
(SP ドア前 に ひとり)
送り終わったところでワイングラスとワインを手にした上山孝太郎が私の横のスツールに腰を下ろした
「君の名前は?」
「自己紹介が遅れました。真田あやと申します、上山先生」
「真田くんか…」
ポンといい音をさせてワインを開け、グラスに注ぎ片方を私に渡す
グラスを受け取った私は上山孝太郎とカツンとグラスを合わせて乾杯し、お互いにグラスを傾けた
「君のパートナーはずいぶんと独占欲が強いのかな?」
「どういう意味…でしょう?」
「そのままの意味だよ。君からは男性の香水の香りがするね。パートナーに自分の香りを纏わせる男性は独占欲が強いと言うよ。私ならそんな束縛はしないな」
そういえば会場入りする前にれーくん愛用香水を吹きかけられたんだった…
香水の香りにすっかり鼻が慣れてしまったから失念していた
「まぁ他の男の香りのする女性ってのはまた格別な気分になるけどね」
「えっ…?」
「こうして他の男の香りを纏わせた貴女と私が2人きりなんて略奪した気持ちになって高揚感を覚えるよ」
「……‥」
「結婚指輪をしてないところを見ると独身かな?この香りを纏わせたのは恋人かな?」
そう言いながら私のデコルテから顎へ手を滑らせる上山孝太郎
ゴクッと息を飲み込む私に気がついた上山孝太郎が薄く笑った
「少々緊張しているようだね。これを飲み終わったらお風呂に入ってリラックスしてくるといい」
ストールが上山孝太郎に引っ張っられる
クリップタイプのファーのストール留めからシルク生地のストールが抜け、抑えているモノが無くなったファーのストール留めがカツンと下に落ちた
私のストールを手にしたまま露わになった私の二の腕に顔を寄せ上山孝太郎がチュッとキスをする
思わぬ行為に思考が停止してしまっていた私だったけど身体が反射的にブワッと粟立ったことで我に返った
「せ…先生からお先にどうぞ。私はパーティ前に入ってきたので先生の後にお風呂頂きます」
「なかなか焦らしてくれるねぇ」
「焦らすなんて…そんな…」
「分かったよ、私が先にお風呂に行こう」
いやな気持ちでいっぱいになり目が潤んでしまっていたけどこれはある意味好都合、相手には私の目がどうして潤んだか分からないので利用させて貰おう
目を潤ませたまま上山孝太郎をじっと見つめる
ニヤニヤしながら目を細めて私を上から下まで見た上山孝太郎は私の手を取り手の甲にキスすると部屋から出て行った
音から察するにバスルームはベッドルームから行けるようだ
毛足の長い絨毯のお陰で足音はほとんどせず4701号室に辿り着く
部屋のドアの横に体格の良いスーツをカチリと着た男性が立っていた
その男性は上山孝太郎の姿を認め頭を下げる
おそらく上山孝太郎のSPだろう
上山孝太郎がカードキーでロックを解除し、私のお尻をクィっと押してくる
ここまで来てほんの一瞬だけ中に入るのを躊躇してしまったせいか先ほどより少し強い力でお尻を押され、室内に入った
思った通り上山孝太郎に案内された部屋はスイートルーム
ドアを入った先はホールウェイで左に伸びており突き当たりがベッドルームらしく開いたドアからベッドメイキングが済んでる大きなベッドが見える
ベッドルームまでのホールウェイにはクロゼットがあるがそちらも開いておりスーツが掛かっているのが見えた
目の前にもドアがあるが開け放たれていて真っ正面に窓がある様子だが今はブラインドが降りていて外の様子は窺えない
窓の前には65インチ程のテレビがありその前にはテーブル、テーブルの上にはイエローを基調としたアレンジメントフラワーが置かれている
そのテーブル周りを囲むように3人掛けのソファが3脚、コの字に置かれていた
上山孝太郎に押されるままその部屋に入ると左手には書斎スペース、ソファセットの向こうの右手にはバーカウンターがあった
バーカウンターの中にはワインセラーがあり、ワインが入ってるのが見える
書斎スペースにもブルーを基調としたアレンジメントフラワーとノートPCが置かれていてPCは電源が入ってるらしくPC周りが仄かに明るい
用心深いと聞いていた上山孝太郎だったが、こうして部屋に入ってみると全ての部屋のドアは開けっぱなし、クロゼットも開けっぱなし、PCも付けっぱなしと用心深さをあまり感じられないのは何故か?
こんなに簡単に私が潜り込めるというのは罠か情報がどっかで間違ってしまっているんじゃないか…
本当にただの女好きでここまでガードが甘いのだろうか?
思考に意識を傾けていた私を上山孝太郎はバーカウンターへ促し、スツールに座るように言われ私は大人しくスツールを引き座った
そのまま上山孝太郎がカウンターへ移動しワインセラーからワインを取り出しグラスを2つ用意している間に風見さんに右のつま先でトントンとモールス信号を送る
・・・・- -・・・ - ・-
(4701)
・・・ ・--・ ・・-・・ ・・ --・-- -・・- -・--- -・-・ --・・- ・・-・・ --・
(SP ドア前 に ひとり)
送り終わったところでワイングラスとワインを手にした上山孝太郎が私の横のスツールに腰を下ろした
「君の名前は?」
「自己紹介が遅れました。真田あやと申します、上山先生」
「真田くんか…」
ポンといい音をさせてワインを開け、グラスに注ぎ片方を私に渡す
グラスを受け取った私は上山孝太郎とカツンとグラスを合わせて乾杯し、お互いにグラスを傾けた
「君のパートナーはずいぶんと独占欲が強いのかな?」
「どういう意味…でしょう?」
「そのままの意味だよ。君からは男性の香水の香りがするね。パートナーに自分の香りを纏わせる男性は独占欲が強いと言うよ。私ならそんな束縛はしないな」
そういえば会場入りする前にれーくん愛用香水を吹きかけられたんだった…
香水の香りにすっかり鼻が慣れてしまったから失念していた
「まぁ他の男の香りのする女性ってのはまた格別な気分になるけどね」
「えっ…?」
「こうして他の男の香りを纏わせた貴女と私が2人きりなんて略奪した気持ちになって高揚感を覚えるよ」
「……‥」
「結婚指輪をしてないところを見ると独身かな?この香りを纏わせたのは恋人かな?」
そう言いながら私のデコルテから顎へ手を滑らせる上山孝太郎
ゴクッと息を飲み込む私に気がついた上山孝太郎が薄く笑った
「少々緊張しているようだね。これを飲み終わったらお風呂に入ってリラックスしてくるといい」
ストールが上山孝太郎に引っ張っられる
クリップタイプのファーのストール留めからシルク生地のストールが抜け、抑えているモノが無くなったファーのストール留めがカツンと下に落ちた
私のストールを手にしたまま露わになった私の二の腕に顔を寄せ上山孝太郎がチュッとキスをする
思わぬ行為に思考が停止してしまっていた私だったけど身体が反射的にブワッと粟立ったことで我に返った
「せ…先生からお先にどうぞ。私はパーティ前に入ってきたので先生の後にお風呂頂きます」
「なかなか焦らしてくれるねぇ」
「焦らすなんて…そんな…」
「分かったよ、私が先にお風呂に行こう」
いやな気持ちでいっぱいになり目が潤んでしまっていたけどこれはある意味好都合、相手には私の目がどうして潤んだか分からないので利用させて貰おう
目を潤ませたまま上山孝太郎をじっと見つめる
ニヤニヤしながら目を細めて私を上から下まで見た上山孝太郎は私の手を取り手の甲にキスすると部屋から出て行った
音から察するにバスルームはベッドルームから行けるようだ