【DC】Con te
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特務当日、私はれーくんに連れられるまま昨日お世話になった公安御用達のブティックの2階にあるサロンへ来ていた
こちらのサロンでへアセット、メイク、ドレスフィッティングをして貰う為だ
ドレスに合わせたヘアセットとメイクを施され、れーくんが選んでくれたドレスを着終わった時にはサロンに着いてから2時間が経過していた
その間ずっとれーくんはウェイティングルームで自身の準備が出来た後私のことを待っていてくれたらしく、準備が整ってフィッティングルームから出てきた私を上から下までじっくり見たれーくんが表情を緩め顔をほころばせ私に向かって手を差し出す
その顔がとても甘く昨日れーくん自身が選んでいたタキシードにセットされたヘアスタイルと相まってさながらおとぎ話に出てくる王子様の様だった
そんなれーくんを見た私の支度をしてくれたスタッフさんから黄色い声が上がり、れーくんの手を取ろうと手を上げたけど面映い気持ちになった私は所在なく胸元のストールを握りしめ俯いてしまう
重力に逆らえないブレスレットが私の腕で動く
するとれーくんが私の側に近寄ってきてストールを握りしめていた私の手を取りそのまま手の甲に口づけた
スタッフさんから更に黄色い声が上がる
カァッと顔が火照る
顔が熱いので鏡を見て無くても真っ赤になっているだろうと容易に想像が付き恥ずかしくて顔が上げられない
「綺麗だよ、あや」
クィッと手を引かれ、れーくんの方へ引き寄せられると私の腰にれーくんの手が添えられた
それでようやく火照りがおさまらないままの顔でれーくんを見上げるとトロリと蕩けそうな視線を向けられる
幼なじみでヒロの次に過ごした時間が長いので彼をよく知ってるつもりでいたけどれーくんのこんな顔は今まで見たことがなく別の人じゃないかと錯覚しそうでドギマギする
そんな私の気持ちを知ってか知らずか、アップヘアにして貰ってさらけ出されていた首筋にチュッとキスされ、スタッフさんから三度(みたび)黄色い声が上がった
今までれーくんにここまでされたことがない私はぽーっとしたまま彼にエスコートされるまま車に向かう
いつもなられーくんの愛車のFDだけど今日は私がドレスなので狭い車内だと大変だろうと官用車のスカイラインを借りてきてくれていた
助手席のドアを開けてくれたので乗り込むとドレスやストールなどがドアに挟まらないか確認してくれたれーくんが優しくドアを閉め、サロンのスタッフさんたちに会釈をして運転席側に回る
ほんの少しの間だけど1人きりの空間になる車内
れーくんのせいで顔だけじゃなく体中が火照っていたのに急にヒヤッとした空気を感じた
イブニングドレスはベアトップなので、いくらストールを巻いてると言えど1人きりの夜の空気は涼しすぎるようだ
心が少しザワつくけど私はそれに気がつかないフリをする
ザワつく理由に気がついてしまったら私が私でいられなくなる気がするから…
運転席側のドアが開き、車内の空気が動く
車内にれーくんが乗り込むと一瞬運転席側に車が傾ぎ、すぐ戻る
れーくんがドアを閉めシートベルトを締めてエンジンをかけたので私も慌ててシートベルトを締めた
こちらのサロンでへアセット、メイク、ドレスフィッティングをして貰う為だ
ドレスに合わせたヘアセットとメイクを施され、れーくんが選んでくれたドレスを着終わった時にはサロンに着いてから2時間が経過していた
その間ずっとれーくんはウェイティングルームで自身の準備が出来た後私のことを待っていてくれたらしく、準備が整ってフィッティングルームから出てきた私を上から下までじっくり見たれーくんが表情を緩め顔をほころばせ私に向かって手を差し出す
その顔がとても甘く昨日れーくん自身が選んでいたタキシードにセットされたヘアスタイルと相まってさながらおとぎ話に出てくる王子様の様だった
そんなれーくんを見た私の支度をしてくれたスタッフさんから黄色い声が上がり、れーくんの手を取ろうと手を上げたけど面映い気持ちになった私は所在なく胸元のストールを握りしめ俯いてしまう
重力に逆らえないブレスレットが私の腕で動く
するとれーくんが私の側に近寄ってきてストールを握りしめていた私の手を取りそのまま手の甲に口づけた
スタッフさんから更に黄色い声が上がる
カァッと顔が火照る
顔が熱いので鏡を見て無くても真っ赤になっているだろうと容易に想像が付き恥ずかしくて顔が上げられない
「綺麗だよ、あや」
クィッと手を引かれ、れーくんの方へ引き寄せられると私の腰にれーくんの手が添えられた
それでようやく火照りがおさまらないままの顔でれーくんを見上げるとトロリと蕩けそうな視線を向けられる
幼なじみでヒロの次に過ごした時間が長いので彼をよく知ってるつもりでいたけどれーくんのこんな顔は今まで見たことがなく別の人じゃないかと錯覚しそうでドギマギする
そんな私の気持ちを知ってか知らずか、アップヘアにして貰ってさらけ出されていた首筋にチュッとキスされ、スタッフさんから三度(みたび)黄色い声が上がった
今までれーくんにここまでされたことがない私はぽーっとしたまま彼にエスコートされるまま車に向かう
いつもなられーくんの愛車のFDだけど今日は私がドレスなので狭い車内だと大変だろうと官用車のスカイラインを借りてきてくれていた
助手席のドアを開けてくれたので乗り込むとドレスやストールなどがドアに挟まらないか確認してくれたれーくんが優しくドアを閉め、サロンのスタッフさんたちに会釈をして運転席側に回る
ほんの少しの間だけど1人きりの空間になる車内
れーくんのせいで顔だけじゃなく体中が火照っていたのに急にヒヤッとした空気を感じた
イブニングドレスはベアトップなので、いくらストールを巻いてると言えど1人きりの夜の空気は涼しすぎるようだ
心が少しザワつくけど私はそれに気がつかないフリをする
ザワつく理由に気がついてしまったら私が私でいられなくなる気がするから…
運転席側のドアが開き、車内の空気が動く
車内にれーくんが乗り込むと一瞬運転席側に車が傾ぎ、すぐ戻る
れーくんがドアを閉めシートベルトを締めてエンジンをかけたので私も慌ててシートベルトを締めた