独自世界観及び、世界観を共有するキャラクター達についての設定置き場

黒き森

ツメーボ王国の南方向、約六千万ヘクタールに渡って広がるあまりに広大な森。
モリシが茂るため、常に濃い日陰が森を覆うことから黒き森と名付けられた。


モリシ
植物界 被子植物門 モクレン類 モクレン目 モリシ科 モリシ属に分類される、黒き森の固有種である樹木。
黒き森の凡そ9割ほどの面積を覆うように繁茂している。
常緑性であり、葉は互生し、花は普通5枚の萼と、5枚の濃い黄色の花弁から形成され、花は通常、30~35㎝ほどである。
単性花であり、森に生息する鳥や虫が花粉を媒介し受粉、結実する。
果実は多肉果でありながら果汁が豊富で、集合果を形成し、色は淡い黄色であり、果実は通常40~42㎝ほどの大きさである。
蜜、果実共に大変美味であり、森に住む動物たちのごちそうになっているが、果実表皮のみヒゴロンという毒性を持つ。
ヒゴロンは通常、広く植物食の動物や、植物食の強い雑食動物には無害だが、未加工のまま人間、肉食動物等が接触すると、四肢又は全身の激しい痺れや麻痺、呼吸困難などに陥り、最終的には心臓麻痺に陥り死に至る。
表皮を取り除く等適切な処理を行えば摂食可能である。
やや黒みがかった茶色い、つるつるとした樹皮と、平均的な男性の上半身ほどの巨大な葉が特徴的であり、木質は品やかかつ頑丈、乾燥したモリシの木片は香木としても用いられ、ほのかな甘い香りが人気。
梅雨を迎える前に一斉に花が咲き、梅雨が終わるころに果実をつける。
モリシはこの森にのみ生息する固有種であることから、現地では森を産み出した3つの獣が森の為に作り出したという伝説がある。


ツメーボ王国
祖ツメーボ王国→古ツメーボ王国→ツメーボ連合国→ツメーボ占領自治国→ツメーボ神王国→新ツメーボ王国→ツメーボ王国と、実に6度ほどの滅亡を経験した王国。
その滅亡の直接的な原因は全て、戦争や
飢饉、疫病などで弱りっ切っていた所へとどめを刺すように現れた、終末の獣によるもの。
古くから黒き森から取れる木材の輸出と加工で財を成してきた国であり、現存するツメーボ王国もそれは変わらないが、森の木を減らしすぎないように慎重になっているため、黒き森の木から作られた木材は高級品扱いされている。



黒き森の福獣神たち

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黒き森と呼ばれる広大な森を支配し、その土地に住まうとされる、3つで1つの福獣神たち。

古くから黒き森の王者たちとして信じられ、この森を有する国の王族からも、王室の守護者として信仰されている。

聖なる宝と呼ばれる、秘めたる力を持つ宝の守護者たちであり、黒き森の王者たちは代々この宝を受け継いできた。
ツメーボ王国時代の福獣神は3代目。



王位のネゼは、黄金の角を頂く鹿で、王たる資質を持つ者の前のみに、姿を現すとされる。
赤の衣と呼ばれる聖なる宝を守護しており、その衣は大地を支配下に置き、操るとされる。

慈悲のルタは、白い外骨格を纏い、そこから黒い羽毛を生やす鳥で、その2色の翼をはためかせ、心底から助けを求める者に救済を与えるため、姿を現すとされる。
黒の宝珠と呼ばれる聖なる宝を守護しており、その宝珠は風を支配下に置き、操るとされる。

権威のジガは、巨大な蛇で、長く身体を天に仰ぎ果てを見て、間違った権威を打ち壊すときに、姿を現すとされる。
千里の杖という聖なる宝を守護しており、その杖は音を支配下に置き、操るとされる。



終末の獣

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黒き森の守護者たちが、不当に己らの領地を犯された時、度重なる忠告に耳を貸さずに踏み入る不届き者を抹消するため、3つの命を一つにあわせた時の姿。

3つの宝を全て取り込み、絶大な力を得たが、その力に適応するために巨大化、異形化した。

余りに巨大なため立って歩くことが出来ずに這いつくばって移動する。

侵入者どもを全て消し去ってもなおその姿は元に戻らず、全ての元凶を破壊せんとついに人の国にまで入り込み、文字通り国の全てを消し去った時漸く元の姿に別たれ、何事もなかったかのように森へと帰っていく。

過去5千年の記録で6度ほど出現が確認されている。
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