設定置き場
ジェットコール
満たない姿

貧相な焼け焦げた鳥のように見える。
何の力も持たない、ただ狩られるだけの存在。
尾にはたった一本の尾羽が有り、毛並みがかなりぼさぼさ。
広がった翼に羽は無く、骨に張り付いた皮と辛うじて生えた羽毛が僅かにあるだけ。
二つの目玉と胸にあるハートの模様が黒を打ち消すように爛々と赤桃色に光っている。
欠けたものが満たされない限り、決して輝きを燈さない。
満ち足りた姿

欠けたものが満たされ、輝きを燈した姿。
炎で出来た鬣の様な鶏冠が赤桃色の輝きを携え、そこから広がるように赤桃色の紋様が黒檀の身体を照らす。
翼と尾羽は美しく広がり、強い力に満ちている。
長い時間をかけて星々の間を飛び回り、炎という炎を喰らいつくす。
生態
ジェットコールはただ炎を喰らうだけの普通の鳥であり、珍しい存在でもなく、宇宙とあらゆる星に存在し、ただ本能のままに動く。
欠けた姿のジェットコールが全ての宇宙の何処かにいる時、世界は最も繫栄した時代であり、ジェットコールにとっては恐ろしいものから身を隠さなければならない時代だ。
多くのジェットコールが狩られ、貧相な肉になる運命を強いられるが、ごく一部が長い時間をかけ、己の住む星の炎を喰らい、ゆっくりと力を蓄えていく。
十分な炎を蓄えた時、ジェットコールは初めて翼を得て空を飛ぶことが出来るが、まだ星の外からは出られない。
ジェットコールは、星の外に出て、外にある炎を喰らいつくすために、まず己の星の炎という炎を喰らいつくす。
そうして漸く星の外に出た時、もうジェットコールに敵はいない。
遍く宇宙のことごとくの炎を喰らいつくした時、ジェットコールはようやく満ち足りる。
すると、同じようなことをしていたジェットコールが必ず1羽か2羽いる。
ジェットコールには驚くことに雌雄が存在するが、なんといつでもその性差を変更することが出来るので、出会ったジェットコールは雄が3羽だった場合、1羽が雌となり、雌が3羽だった場合、2羽が雄となり、どうあれ、3羽の場合は必ず雌雄の差が1対2になるように調整する。
そうして雄たちは星の残骸で無数の巣を作り、雌は2羽、或いは一匹の雄と交尾後、夜空から見上げると見える星ほどの大きさの卵を雄たちの作った巣に一つずつ産む。
そして、この時になると寿命を迎えるジェットコールは、なおも炎を喰らうため、巣に使わなかった星の残骸から炎の欠片を見つけだそうとする。
残り少ない寿命を使い果たした3羽か2羽のジェットコールは何処かの星の上で横たわり、炎の鬣は掻き消え、赤桃の光は失われ、黒檀の身体のみが残る。
やがて、宇宙を生きたジェットコールから嘗て剥がれ落ちた、ジェットコールの力をわずかに宿した排泄物が星の残骸に行き着き、そこから炎が再生し、生命の目覚めが表れるころ、ジェットコールの卵は孵化する。
生命が繁栄を極めるころになると、大抵は星の成り立ちと共に地下深くに潜むジェットコールは、餌を求めて地上に出て、炎を喰らい力を蓄える。
満たない姿

貧相な焼け焦げた鳥のように見える。
何の力も持たない、ただ狩られるだけの存在。
尾にはたった一本の尾羽が有り、毛並みがかなりぼさぼさ。
広がった翼に羽は無く、骨に張り付いた皮と辛うじて生えた羽毛が僅かにあるだけ。
二つの目玉と胸にあるハートの模様が黒を打ち消すように爛々と赤桃色に光っている。
欠けたものが満たされない限り、決して輝きを燈さない。
満ち足りた姿

欠けたものが満たされ、輝きを燈した姿。
炎で出来た鬣の様な鶏冠が赤桃色の輝きを携え、そこから広がるように赤桃色の紋様が黒檀の身体を照らす。
翼と尾羽は美しく広がり、強い力に満ちている。
長い時間をかけて星々の間を飛び回り、炎という炎を喰らいつくす。
生態
ジェットコールはただ炎を喰らうだけの普通の鳥であり、珍しい存在でもなく、宇宙とあらゆる星に存在し、ただ本能のままに動く。
欠けた姿のジェットコールが全ての宇宙の何処かにいる時、世界は最も繫栄した時代であり、ジェットコールにとっては恐ろしいものから身を隠さなければならない時代だ。
多くのジェットコールが狩られ、貧相な肉になる運命を強いられるが、ごく一部が長い時間をかけ、己の住む星の炎を喰らい、ゆっくりと力を蓄えていく。
十分な炎を蓄えた時、ジェットコールは初めて翼を得て空を飛ぶことが出来るが、まだ星の外からは出られない。
ジェットコールは、星の外に出て、外にある炎を喰らいつくすために、まず己の星の炎という炎を喰らいつくす。
そうして漸く星の外に出た時、もうジェットコールに敵はいない。
遍く宇宙のことごとくの炎を喰らいつくした時、ジェットコールはようやく満ち足りる。
すると、同じようなことをしていたジェットコールが必ず1羽か2羽いる。
ジェットコールには驚くことに雌雄が存在するが、なんといつでもその性差を変更することが出来るので、出会ったジェットコールは雄が3羽だった場合、1羽が雌となり、雌が3羽だった場合、2羽が雄となり、どうあれ、3羽の場合は必ず雌雄の差が1対2になるように調整する。
そうして雄たちは星の残骸で無数の巣を作り、雌は2羽、或いは一匹の雄と交尾後、夜空から見上げると見える星ほどの大きさの卵を雄たちの作った巣に一つずつ産む。
そして、この時になると寿命を迎えるジェットコールは、なおも炎を喰らうため、巣に使わなかった星の残骸から炎の欠片を見つけだそうとする。
残り少ない寿命を使い果たした3羽か2羽のジェットコールは何処かの星の上で横たわり、炎の鬣は掻き消え、赤桃の光は失われ、黒檀の身体のみが残る。
やがて、宇宙を生きたジェットコールから嘗て剥がれ落ちた、ジェットコールの力をわずかに宿した排泄物が星の残骸に行き着き、そこから炎が再生し、生命の目覚めが表れるころ、ジェットコールの卵は孵化する。
生命が繁栄を極めるころになると、大抵は星の成り立ちと共に地下深くに潜むジェットコールは、餌を求めて地上に出て、炎を喰らい力を蓄える。
