酸塊（すぐり）病

相手に執念深い愛情、または阿諛追従な振る舞いばかり行うと発症するらしい。

発症すると体にスグリの実のような赤い斑点が見えるようになる。

はじめは足先から。次に手。最後に頭のようにじわじわと移る。

発病すると吐き気、拒食・過食の症状が見られる。
斑点は増えるのと同時に発病者の体力を奪い増えるため、放置しているとやがて衰弱死する。
また、鬱病と同様の症状も現れる。そのため、自殺者が多いようだ。

発病者に触れることで発症確率が格段に上がるが、必ず罹るというわけではない。

明確な治療法は明らかにされていないが、恋慕う相手と結ばれることで症状が緩和されるのではないかと言われている。

相手から負の感情を受け取ると悪化する。
受け取れば受け取るほど体に棘が生える。
負の感情は直接受け取るだけではなく、SNSなどの書き込みでも感じてしまう。

死ぬとスグリの実と花になる。
できたものに触れると自分も発症するようだ。

中々に厄介。