お願い☆うーぱ
お願い☆うーぱ
まゆしぃは今日も未来ガジェット研究所に行こうと階段を登っていたら、突然ブラウン管工房の方からものすごく大きな音が聞こえてきたの!
これはまゆしぃ大事件だと思い急いで行ったところそこに綯ちゃんと萌郁さんがいたのです!
「萌郁さん、なえちゃん何があったの!?」
──お菓子作ろうとしたら失敗しちゃった(><)
っとまゆしぃのスマホに萌郁さんのメールが届いたのです。
キッチンは爆発でベチョベチョに汚れて、2人の服も少し黒焦げになってるような......
萌郁さんからまた新たにメールが送られてきたのです。
そこにはこれまでの経緯が書いてあったのです。
──今日はバイトは休みだったんだけど店長の天王寺裕吾さんに頼まれて綯ちゃんと一緒にお留守番して欲しいって頼まれたの。
それで綯ちゃんが今日はハロウィンだからお菓子をお父さんとラボのみんなに作りたいってお願いされてスマホのレシピ通りに頑張って作ろうとしたらこのありさまになっちゃって......
心配かけちゃってごめんね。片付けとかはこっちでやるから大丈夫。
オカリンはよく実験でラボを爆発するので店長さんによく怒られてるけど萌郁さんがこんなことになるのは珍しいのです。
うーーん簡単に作れるハロウィンのレシピなんかあるかな。
2人の気持ちは無駄にしたくないのです......そのときぱっと思い出したのです!
「あ! ひらめいた!」
「まゆりお姉ちゃんなにか思いついたの!? 」
「うん! これなら2人でも出来ると思うのです! でもまずは掃除をしないと」
「大丈夫。ここは私に任せて」
「ありがとう綯ちゃん。もえかさんはラボに材料があるから取ってきて欲しいのと見て欲しいものがあるのです♪ 」
──OK。見て欲しいものかーーワクワク。
まゆしぃはラボのドアを開けるとそこにはオカリンとクリスちゃんがハグしてたのです!!
最近オカリンとクリスちゃんが仲良くしていてまゆしぃとっても嬉しいのです☆
「トゥットゥルーまゆしぃです☆あれオカリン、クリスちゃん何してるの? 」
「あっこっこれは岡部の看病してたら突然抱きしめられて! 」
「大胆......」
「萌郁さん、これは違くて!!って何写真撮ってるのよ!? 」
ふふふ♪ クリスちゃん恥ずかしがってお顔が真っ赤なのです。
それにしてもオカリン大胆だよね〜こんなに積極的なのは見た事ないのです。
そしてまゆしぃは2人が幸せそうでとっても嬉しいのです!
「2人とも熱いね〜」
「まゆりまで何言ってるの!? 」
クリスちゃんはツンデレだな〜2人だけの空間を邪魔するのも申し訳ないのです。
なのでとりあえず萌郁さんには材料、私は秘密兵器を持ってすぐに持って下に降りるのです!
「クリスちゃんお邪魔してごめんね」
「気を使わなくていいのよ」
「2人とも幸せに♪ 」
そしてまゆしぃ達はラボを出たのでした。
──2人ともとっても熱かったね
「そうだね。2人ともいい感じで嬉しいのです」
──そう言えば秘密兵器ってなーに?
まゆしぃの秘密それは......
「これだよ。うーぱ! 」
「うーぱ? 」
一見サッカーボール程度の大きさのうーぱなんだけど電源をつけると......
「こんにちはうーぱです。正確にはこの端末に接続されたコグニティブコンピューティングですが」
「うーぱを使えば簡単に出来るハロウィンのお菓子のレシピが出てくるのです」
「まゆりお姉ちゃんすごい!!」
──そんなのがあったなんて
「うーぱハロウィンのレシピを教えて欲しいです」
「わかりました。ではこちらはどうでしょう」
うーぱの目がピカッと光レシピが映し出されたのです。
色々とレシピが映し出されたなかで......よーしこれなら上手くいきそうなのです。
そこからうーぱの手順通りにお菓子を作り始めてそしてついに完成したのです!
「「出来た!!」」
萌郁さんも嬉しいそうに拍手をしている。
──可愛いクッキーがこんなに上手く出来るなんて......すごいね。
「うーぱすごい!」
「いえいえこちらは役目を果たしただけです」
──綯ちゃんとうーぱも仲良くていいね。それにしても2人とも声が似てるから姉妹みたい。
たしかに綯ちゃんもうーぱも仲良くしていて微笑ましいのです。
「お姉ちゃん!うーぱと一緒にハロウィンのお菓子周りに行ってもいい」
「いいよ。きっとうーぱも喜んでくれると思うよ」
「やった!!うーぱ一緒に外に出よ」
よーーしラボメンのみんなにお菓子を配ってみんなに幸せにしたいな♪
今日のハロウィンはとっても楽しみなのです☆
早速メールでラボに集合するように連絡してワクワクしながらラボの方に萌郁さんと綯ちゃんで向かった。
「トゥットゥルー☆オカリン、クリスちゃん!ハッピーハロウィン」
[完]
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