時にはこんな夜はいかが?
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真衣 side
♪~雨が踊る バスストップ~♪
何度も聞いているこの曲、声の主はもちろん伊沢さん。艶っぽい大人の声。
もともと好きだったこの曲を好きな人が歌うんだもん。
聴かないわけない。今となっては私のレポートのBGMである。
♪~絹のような髪に 僕の知らないコロン~♪
思わず口ずさむ。
伊「たっだいまぁ~!」
「あ!お帰りなさい!お疲れ様っ!」
伊「おん?何してんの?」
「大学のレポート!切りいいから、ご飯食べましょ?」
私はそそくさとイヤホンを外し、作った料理を温めるためにキッチンに向かった。
izw side
真衣のパソコンにはイヤホンが刺さったままだ。俺と色違いのバーガンディーのイヤホン。そういえば彼女の好きな曲を知らない。いったいどんな曲を聴くのだろう。
俺の事だ、5秒も聴けば誰かわかるだろう。
♪~映画館の椅子で キスを夢中でしたね~♪
体温が上がっていくのがわかった。鼓動が深くなった。
彼女が聴いているのは間違いなく俺が歌った歌だった。
急いでイヤホンを外す。それはないだろうよ。
あ、いいこと思いついた。
久々にご飯の味がわからなかった。まぁこの子の作る料理がおいしくないわけ無いので、適当に相づちを打ちつつ、さっき思いついた”作戦”をどう決行するかで頭がいっぱいだった。
真衣ちゃん side
今日の伊沢さんはなんだか落ち着きがない。めちゃめちゃ疲れていて早く休みたいのか、この後するべき作業があるのか、何なのか。
伊「ごちそうさん。今日も美味かった。シャワー先浴びていい?」
「うん。いいよ?今日、もしかしてお疲れだったりします?」
伊「うん。そんなもん。早くベッドに入りてぇ。」
「おっけ。私がシャワー行ってる間に寝ちゃってもよいですよ?」
伊「さんきゅ。」
いつもは「一緒に入ろうよ。」「やだよ。」の一悶着があるのに...。
シャワーを浴びてる間に食器を洗い、寝間着を用意する。
疲れたって言ってたからアロマでも入れようかな。
彼も、私も好きな香りで寝室を満たす。少しドアを開けてリビングにも香りが入るようにする。
動画出演、テレビ番組主演などなど、”画面の人”としての活動が多いので出来るだけ疲れがとれるように最善を尽くす。
伊「お。いい香り。」
「うん。たまにはいいかなって。」
伊「いいじゃん。癒やされる。」
「それが目的だもん。じゃぁ今度は私がお風呂行ってくるね。」
伊「うん。いってら。」
izw side
さぁて。犯行のお時間です。許された時間は小一時間。
まずは、あの曲がループするように設定。
いつもはテレビのためにおいてあるスピーカーを枕の近くにセット。俺のスマホと連動。
伊「真衣の好きな曲を流して。」
ス「再生します。」
伊「あー。そんなんいらん。パッと流せ。パッと。」
試行錯誤と設定を繰り返し。
伊「真衣の好きな曲を流して。」
ス「♪~~~~~~雨が」
伊「Music stop.」
ス「.....。」
うまくいった。遠くでブォーーーーと髪の毛を乾かす音がする。ばれてねぇよな。
ここで起きてるのもおかしいなと思うので。ベッドに入って狸寝入りする。とはいえ、今からのことを考えると、到底眠りにつけるわけが無い。早く来い。真衣。そして乱れてくれ。
真衣ちゃん side
シャワーを終え、リビングに戻るともう伊沢さんの姿は無かった。
ここ最近の仕事量を考えたらまぁそうか。疲れてるよなぁなんて思う。
髪の毛を乾かし、ヘアオイルを塗り。また梳かす。
私のシャワーから逆算して、伊沢さんがすぐにベッドにいったなら、今は深い睡眠のはず。放置したパソコンを片付けて、起こさないためにも私も寝るか。
そぉっとドアを開けるとベッドの半分に寝る恋人が。
あぁ。可愛いです。私の彼氏。私よりも年上なのに可愛いってなんね。
起こさないようにゆっくりベッドに入る。動かないので、やっぱりあの後すぐ寝たんだなと確信する。目を閉じようとしたとき。
伊「...キス。」
「え?!」
伊「今更恥ずかしがるような事でも無いでしょ?」
「いえ??そうではなくて??起きていらして?え?」
伊「うん。起きてたよ。ね。キスして。」
「えぇ。」
ときどき彼はこうである。キスやハグをねだってくる。
そしてその後は大概捕まる。後はお察しの通りである。
まぁ普段、向こうからしてくれるので、あれなんですけど。
頑張って距離を詰め、いつもは頬なんだけど、唇に触れる。
伊「お。大胆。」
「もっと大胆なくせして。」
伊「もちろん。はい。口開けて?」
容赦なく入ってくる舌に私も絡ませる。
キスの途中なのに、伊沢さんの手が、腰、脇腹、お腹、脇、胸、とスルスル触れる。
伊「カラダあったけぇ。」
「そりゃさっきまでシャワー浴びてましたからね?」
伊「うそ。感じてるだけのくせに。」
「嘘じゃ無いですもん」
伊「それも嘘。だってここが立ってるもん。」
そう言って触れたのは胸の先。弱いの知ってて...悪伊沢が。
「んっふぅ。」
伊「いいねぇ。感じてるねぇ。」
「や、だって。もう。」
伊「はじめはあんなに駄目だったのにね。」
「やめ、」
そう。最初は入るだけで精一杯で。それも、すこしシなかったら、激痛で、何回か泣きながらシたくないと言ったこともある。それからは愛撫だけで入れるのを断る日々も続いた。
伊「まぁ俺が開発しまくったんですけどねぇ」
そう言いながら片方の先端をコリコリとつまんで、もう片方は口に含み、舌が見えるように舐めて遊んでる。
「んんぁぁ。ふっ」
伊「うん。気持いいね。いいね。」
「んっはっぅんっ」
伊「そろそろいいかな」
伊沢さんの手は腰より下、今、私の体内で一番濡れてる所に触れる。くちゅと音が鳴る。
伊「いい音出た。まじで暖けぇ。」
「んっそこ。あっやっ。」
伊「そろそろいいね。」
「やっまだ。」
伊「まだ入れないよ?え?期待した?」
「んっえ。ちがっあっ」
ゆるゆると決定打が無い快楽にもどかしさと心地よさを感じる。
そんなとき
伊「真衣の好きな曲を流して。」
ス「♪~~~~~~雨が踊る バスストップ~~~」
「え?」
頭上から聞こえたのは大好きな声で紡がれる好きな歌。
伊「あ、今、きゅってなったよ?感じちゃったね。」
「ーんっなんっで、この歌がぁ、、、はっ」
伊「レポート書くとき聴いてたっしょ?」
「うん。あっそうっんだけど。」
伊「俺がいるときに聴いたらどんな反応すんのかなー?って。」
伊「この歌、出来るだけ、いやらしく歌ったんだよね。」
「いやっもっ。んぁ。」
頭上からの声。真上からの声。今まで気にもしなかった歌詞の意味が連なってやってくる。”夢中でキスしたね” ”唇が腫れるほど”
もう頭は、声の主でいっぱいだ。その間も声の主は指を動かし。続ける
伊「なにそんなに締め付けて。イキそうなの?」
「うっん。もうっら、、、」
伊「じゃ、抜く。」
「ふぇ?」
伊「簡単にはイカセナイ。」
よほど締め付けていたのか、抜くときにじゅっとなった。
伊「今日はちゃんと俺を見てて。」
どこにあったのか、スキンを慣れた手つきではめる。
宛がうと、
伊「「僕の心はひび割れたビー玉さ」」
彼の声と、歌の声が重なる。同じ口調で
伊「真衣?入れるね」
あまりの妖艶さに頷くことしか出来ず、んっと言う声と共に入ってくる。
私はちゃんと形を覚えてて。もう痛くなくて。気持ちよくて。
伊「もうこんなになってるなら動いていいよな?」
「うんもちろん。」
すると彼はBGMを少し大きくし、何度も「好きだよ。」「愛してる。」と耳元で囁いた。
突かれるたびに、囁かれるたびに、サビのたびに、締め付けていくのがわかる。
伊「キツいって。そんなにいいの?」
「いいの。けどっわかっんなっあぁ」
伊「締めすぎだっての。もしかしてイク?」
「イっちゃう。よ」
伊「少し我慢。がんばって。」
そのとき
♪~~~~~君だけを~~~~♪
伊「♪~~~愛してる~~~♪」
その声と、耳元というのとで胸がこれまでになく締め付けられてその直後、果てた。
「んっはっふぅ、、、んっはぁはぁ。」
伊「イった後なのにまだきゅうきゅうしてる。足りない?」
「うんん。んっむしろ、とう、ぶん、かた、。」
伊「嬉しいこと言ってくれるじゃん。でもさ、」
伊「俺まだなんだよね...。」
「ふぇ?あっちょっと。」
伊「今度は俺が抱えるから。ね?」
私はこのね?にめっぽう弱い。そしてこのことをこの男は知っているのだ。
夢中ですがりついてた意識は早々に手放そうと、私は彼の背中に手を回した。
―――――ヨクジツ―――――
まだ終わってないレポートに手を付けようと
パソコンの電源を入れ、いつものようにソフトを開く。
パソコンの隅にイヤホンを指し。曲を流す。
♪~~~~~雨が踊る バスストップ~~~♪
昨夜のことがフラッシュバックかのように思い出される。
鼓動が早くなり、前進がぞわぞわする、
「ひゃあ!」
私の中で、軽く快感となって弾け、声が出る。
伊「ん?どうした?」
「やぁ?何にもないよ?」
昨日の事を思い出してとか言えるわけ無いでしょ!!
伊「ま・さ・か」
そっと片方のイヤホンを取り、自分の耳にはめる。
伊「ふーん。これ聴いて感じちゃったんだ~。」
「やめてよぉ。」
伊「やめない。真衣の好きな曲を流して。」
ドキドキする一日は始まったばかり。
♪~雨が踊る バスストップ~♪
何度も聞いているこの曲、声の主はもちろん伊沢さん。艶っぽい大人の声。
もともと好きだったこの曲を好きな人が歌うんだもん。
聴かないわけない。今となっては私のレポートのBGMである。
♪~絹のような髪に 僕の知らないコロン~♪
思わず口ずさむ。
伊「たっだいまぁ~!」
「あ!お帰りなさい!お疲れ様っ!」
伊「おん?何してんの?」
「大学のレポート!切りいいから、ご飯食べましょ?」
私はそそくさとイヤホンを外し、作った料理を温めるためにキッチンに向かった。
izw side
真衣のパソコンにはイヤホンが刺さったままだ。俺と色違いのバーガンディーのイヤホン。そういえば彼女の好きな曲を知らない。いったいどんな曲を聴くのだろう。
俺の事だ、5秒も聴けば誰かわかるだろう。
♪~映画館の椅子で キスを夢中でしたね~♪
体温が上がっていくのがわかった。鼓動が深くなった。
彼女が聴いているのは間違いなく俺が歌った歌だった。
急いでイヤホンを外す。それはないだろうよ。
あ、いいこと思いついた。
久々にご飯の味がわからなかった。まぁこの子の作る料理がおいしくないわけ無いので、適当に相づちを打ちつつ、さっき思いついた”作戦”をどう決行するかで頭がいっぱいだった。
真衣ちゃん side
今日の伊沢さんはなんだか落ち着きがない。めちゃめちゃ疲れていて早く休みたいのか、この後するべき作業があるのか、何なのか。
伊「ごちそうさん。今日も美味かった。シャワー先浴びていい?」
「うん。いいよ?今日、もしかしてお疲れだったりします?」
伊「うん。そんなもん。早くベッドに入りてぇ。」
「おっけ。私がシャワー行ってる間に寝ちゃってもよいですよ?」
伊「さんきゅ。」
いつもは「一緒に入ろうよ。」「やだよ。」の一悶着があるのに...。
シャワーを浴びてる間に食器を洗い、寝間着を用意する。
疲れたって言ってたからアロマでも入れようかな。
彼も、私も好きな香りで寝室を満たす。少しドアを開けてリビングにも香りが入るようにする。
動画出演、テレビ番組主演などなど、”画面の人”としての活動が多いので出来るだけ疲れがとれるように最善を尽くす。
伊「お。いい香り。」
「うん。たまにはいいかなって。」
伊「いいじゃん。癒やされる。」
「それが目的だもん。じゃぁ今度は私がお風呂行ってくるね。」
伊「うん。いってら。」
izw side
さぁて。犯行のお時間です。許された時間は小一時間。
まずは、あの曲がループするように設定。
いつもはテレビのためにおいてあるスピーカーを枕の近くにセット。俺のスマホと連動。
伊「真衣の好きな曲を流して。」
ス「再生します。」
伊「あー。そんなんいらん。パッと流せ。パッと。」
試行錯誤と設定を繰り返し。
伊「真衣の好きな曲を流して。」
ス「♪~~~~~~雨が」
伊「Music stop.」
ス「.....。」
うまくいった。遠くでブォーーーーと髪の毛を乾かす音がする。ばれてねぇよな。
ここで起きてるのもおかしいなと思うので。ベッドに入って狸寝入りする。とはいえ、今からのことを考えると、到底眠りにつけるわけが無い。早く来い。真衣。そして乱れてくれ。
真衣ちゃん side
シャワーを終え、リビングに戻るともう伊沢さんの姿は無かった。
ここ最近の仕事量を考えたらまぁそうか。疲れてるよなぁなんて思う。
髪の毛を乾かし、ヘアオイルを塗り。また梳かす。
私のシャワーから逆算して、伊沢さんがすぐにベッドにいったなら、今は深い睡眠のはず。放置したパソコンを片付けて、起こさないためにも私も寝るか。
そぉっとドアを開けるとベッドの半分に寝る恋人が。
あぁ。可愛いです。私の彼氏。私よりも年上なのに可愛いってなんね。
起こさないようにゆっくりベッドに入る。動かないので、やっぱりあの後すぐ寝たんだなと確信する。目を閉じようとしたとき。
伊「...キス。」
「え?!」
伊「今更恥ずかしがるような事でも無いでしょ?」
「いえ??そうではなくて??起きていらして?え?」
伊「うん。起きてたよ。ね。キスして。」
「えぇ。」
ときどき彼はこうである。キスやハグをねだってくる。
そしてその後は大概捕まる。後はお察しの通りである。
まぁ普段、向こうからしてくれるので、あれなんですけど。
頑張って距離を詰め、いつもは頬なんだけど、唇に触れる。
伊「お。大胆。」
「もっと大胆なくせして。」
伊「もちろん。はい。口開けて?」
容赦なく入ってくる舌に私も絡ませる。
キスの途中なのに、伊沢さんの手が、腰、脇腹、お腹、脇、胸、とスルスル触れる。
伊「カラダあったけぇ。」
「そりゃさっきまでシャワー浴びてましたからね?」
伊「うそ。感じてるだけのくせに。」
「嘘じゃ無いですもん」
伊「それも嘘。だってここが立ってるもん。」
そう言って触れたのは胸の先。弱いの知ってて...悪伊沢が。
「んっふぅ。」
伊「いいねぇ。感じてるねぇ。」
「や、だって。もう。」
伊「はじめはあんなに駄目だったのにね。」
「やめ、」
そう。最初は入るだけで精一杯で。それも、すこしシなかったら、激痛で、何回か泣きながらシたくないと言ったこともある。それからは愛撫だけで入れるのを断る日々も続いた。
伊「まぁ俺が開発しまくったんですけどねぇ」
そう言いながら片方の先端をコリコリとつまんで、もう片方は口に含み、舌が見えるように舐めて遊んでる。
「んんぁぁ。ふっ」
伊「うん。気持いいね。いいね。」
「んっはっぅんっ」
伊「そろそろいいかな」
伊沢さんの手は腰より下、今、私の体内で一番濡れてる所に触れる。くちゅと音が鳴る。
伊「いい音出た。まじで暖けぇ。」
「んっそこ。あっやっ。」
伊「そろそろいいね。」
「やっまだ。」
伊「まだ入れないよ?え?期待した?」
「んっえ。ちがっあっ」
ゆるゆると決定打が無い快楽にもどかしさと心地よさを感じる。
そんなとき
伊「真衣の好きな曲を流して。」
ス「♪~~~~~~雨が踊る バスストップ~~~」
「え?」
頭上から聞こえたのは大好きな声で紡がれる好きな歌。
伊「あ、今、きゅってなったよ?感じちゃったね。」
「ーんっなんっで、この歌がぁ、、、はっ」
伊「レポート書くとき聴いてたっしょ?」
「うん。あっそうっんだけど。」
伊「俺がいるときに聴いたらどんな反応すんのかなー?って。」
伊「この歌、出来るだけ、いやらしく歌ったんだよね。」
「いやっもっ。んぁ。」
頭上からの声。真上からの声。今まで気にもしなかった歌詞の意味が連なってやってくる。”夢中でキスしたね” ”唇が腫れるほど”
もう頭は、声の主でいっぱいだ。その間も声の主は指を動かし。続ける
伊「なにそんなに締め付けて。イキそうなの?」
「うっん。もうっら、、、」
伊「じゃ、抜く。」
「ふぇ?」
伊「簡単にはイカセナイ。」
よほど締め付けていたのか、抜くときにじゅっとなった。
伊「今日はちゃんと俺を見てて。」
どこにあったのか、スキンを慣れた手つきではめる。
宛がうと、
伊「「僕の心はひび割れたビー玉さ」」
彼の声と、歌の声が重なる。同じ口調で
伊「真衣?入れるね」
あまりの妖艶さに頷くことしか出来ず、んっと言う声と共に入ってくる。
私はちゃんと形を覚えてて。もう痛くなくて。気持ちよくて。
伊「もうこんなになってるなら動いていいよな?」
「うんもちろん。」
すると彼はBGMを少し大きくし、何度も「好きだよ。」「愛してる。」と耳元で囁いた。
突かれるたびに、囁かれるたびに、サビのたびに、締め付けていくのがわかる。
伊「キツいって。そんなにいいの?」
「いいの。けどっわかっんなっあぁ」
伊「締めすぎだっての。もしかしてイク?」
「イっちゃう。よ」
伊「少し我慢。がんばって。」
そのとき
♪~~~~~君だけを~~~~♪
伊「♪~~~愛してる~~~♪」
その声と、耳元というのとで胸がこれまでになく締め付けられてその直後、果てた。
「んっはっふぅ、、、んっはぁはぁ。」
伊「イった後なのにまだきゅうきゅうしてる。足りない?」
「うんん。んっむしろ、とう、ぶん、かた、。」
伊「嬉しいこと言ってくれるじゃん。でもさ、」
伊「俺まだなんだよね...。」
「ふぇ?あっちょっと。」
伊「今度は俺が抱えるから。ね?」
私はこのね?にめっぽう弱い。そしてこのことをこの男は知っているのだ。
夢中ですがりついてた意識は早々に手放そうと、私は彼の背中に手を回した。
―――――ヨクジツ―――――
まだ終わってないレポートに手を付けようと
パソコンの電源を入れ、いつものようにソフトを開く。
パソコンの隅にイヤホンを指し。曲を流す。
♪~~~~~雨が踊る バスストップ~~~♪
昨夜のことがフラッシュバックかのように思い出される。
鼓動が早くなり、前進がぞわぞわする、
「ひゃあ!」
私の中で、軽く快感となって弾け、声が出る。
伊「ん?どうした?」
「やぁ?何にもないよ?」
昨日の事を思い出してとか言えるわけ無いでしょ!!
伊「ま・さ・か」
そっと片方のイヤホンを取り、自分の耳にはめる。
伊「ふーん。これ聴いて感じちゃったんだ~。」
「やめてよぉ。」
伊「やめない。真衣の好きな曲を流して。」
ドキドキする一日は始まったばかり。
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