日々

読んだ本

2024/05/20 12:05
『誰も知らない世界のことわざ』
(エラ・フランシス・サンダース)

今年読んだ本が30冊を超えました。去年はほぼまったくといっていいほど読めなかったので、それと比べると随分といいペースです。
まあ読まない時は、読まないんですけど。

ことわざの本を読みました。
私はことわざ、慣用句、四字熟語にめっぽう弱くて、なかなか覚えられません。意味を誤って覚えていることも多々あります。
漢検で落ちる理由はことわざや四字熟語だったりします。
一応、執筆の時に使うだろうと思ってことわざ慣用句辞典は買っているのですが、滅多に開きません。
でも興味はあるのです。世界のことわざとなれば、世界観も違ってくるのだろうと思って、手にとってみました。
その言語圏ならではの動物が使われていたり、生活のワンシーンがことわざになっていたりと、とても面白かったです。もう少し世界地理・文化に詳しければ、さらに面白く読めたかもしれませんが、まだ私は導入の部分にいます。
「あなたは、私のオレンジの片割れ」(スペイン語)
「ある日はハチミツ、ある日はタマネギ」(アラビア語)
「一滴一滴がいつしか湖をつくる」(ブルガリア語)
「水が半分しか入っていない壺のほうが水がよくはねる」(ヒンディー語)
「ブドウはお互いを見ながら熟す」(トルコ語)
が好きなことわざです。
ロマンチックなものから、教訓として覚えておきたいものまで。
まあ、いちばんぶっ刺さったのは、「はじめに」に書かれている一節だったのですが。

日本語に関しては「猫をかぶる」が紹介されていました。
日本人は猫に夢中になりすぎると書かれていましたが、それはそう。

この著者の別の本も読んでみたいと思って、読みたいリストには入れておきました。また気が向いたら読みましょう。

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