14.ストーカー
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「今日は大丈夫です。ありがとうございます」
落ち着いたセブルスを見て安心していると、隙を見たロックハートが起き上がった。
「スネイプ教授!些かやりすぎではありませんか!?」
そう言って杖があるポケットに手を突っ込んだのを見て、私はすぐ横の机から自分の杖を取り、セブルスの前に飛び出した。
「ステュ……」
「エクスペリアームス!」
素早く呪文を唱えると、ロックハートは派手に向こうの壁まで吹き飛んで、その場に落ちて気を失った。
私の足元には転がった相手の杖があった。
「何事ですか!まぁ……」
騒ぎを聞きつけたのか、開けっ放しの扉から現れたのはマクゴナガル教授で、倒れるロックハートを見て驚いた様子を見せた。
杖を持つ私を見れば、明らかに私がやったとわかっただろう。
言い訳などできないし、する必要もない。
先に攻撃しようとしたのは向こうだ。
私は杖を下に向けた。
「何があったのですか?」
マクゴナガル教授は自分を落ち着かせようと、自分の胸に手を当てて言う。
「我輩から説明しましょう。この件は、校長にも対処してもらう必要があります」
そういうと、気絶しているとはいえ、少しでもロックハートを私から離したいのか、私を背中に隠すように立った。
「簡単に申し上げますと、こやつがアマクラに言い寄り、次の授業に出さないようにしていたのです。そしてあろうことか、我輩に杖を向け攻撃しようとしたため、アマクラが瞬時に対応したわけです。自伝をいくつも出すベテランの魔法使い相手の不意打ちに勝るとは、決闘クラブが役に立ちましたな。グリフィンドールに5点与えよう」
最後は私を見て軽く口角を上げると、すぐに表情を戻してマクゴナガル教授を見た。
あのセブルスがまたグリフィンドールに点を……血の雨でも降るんじゃ?
マクゴナガル教授も驚いている。
てか、ロックハートへの嫌味が辛辣。
「取り敢えずの事情はわかりました。この件は私から校長に伝えておきます。Ms.アマクラ。あとでふくろうを飛ばしますから、それまで大人しくしていなさい。セブルス、この子を連れて授業へ」
「行くぞ」
「は、はい」
セブルスは軽く頭を下げるとロックハートには目もくれず出ていこうとするので、急いで筆記用具等を持って後を追った。
セブルスの少し後ろをついて歩きながら、ローブをクイッと引っ張った。
「あの、ありがとうございます。本当に……」
「いや、我輩も助かった。素晴らしい身のこなしだったな」
セブルスは速度を落として私に並ぶと、優しく頭を撫でてくれた。
「あやつには少し灸をすえてやらねばならん。今までのことはしっかりと校長に話すのだぞ。まったく、我輩の授業に出さないとは……」
そこでハッとする。
授業を放ってきてくれたんだよね?大丈夫なの?
「授業は大丈夫なんですか?」
「絶対に鍋を火にかけないよう言ってある。それにちょうど通りがかった教授に見張りを頼んだ」
「それならまぁ……」
進み具合に支障がでないのかな?と思いながらも、教室に着いた。
皆の視線が刺さる。
「アマクラ!早く席に着け!薬が出来上がらなくとも贔屓はせんぞ!」
「はい!」
セブルスはわざと強めにそう言うと、見てくれていた教授に簡単に礼を言い見送った。
私は空いているハーマイオニーの隣の席で急いで準備を始めた。
「大丈夫だった?」
「まさかスネイプと来るなんて」
「置いてってごめん」
「お前ら恨むからな」
気にしてくる三人を睨むと、ハリーとロンは怖がり作業に戻り、ハーマイオニーはそっと体を寄せてきた。
「ごめんなさい。来ないとは思わなかったの。本当に」
「大変だったんだから」
セブルスがこちらを睨んだのを見て、私をハーマイオニーは口を閉じて授業に集中することにした。