02.銀と赤と栗色の髪
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「ユウキ・アマクラです。学校でドラコとは仲良くさせていただいています」
まぁ軽く挨拶くらいしておかないとね。
「私はルシウス・マルフォイだ。話しはドラコから聞いている。ふむ……」
なにか考えるように私を見るので、首を傾げてみせた。
ドラコはそんな光景を見て、ルシウスと私を交互に見た。
「迷子かね?」
唐突に言われた言葉に、私はハッとした。
私、今迷子じゃん…。
「えっと……まぁちょっと」
いつの間にか私達の周りには、フードを深く被った数人の影が私を見ていた。
「ダイアゴン横丁までご案内しよう。なに、私達もちょうど向かうところだ。嫌ならば無理強いはしないが…」
ルシウスがちらりと私の後方を見た。
振り返ると、また2つ影が増えた。
うん、お言葉に甘えるとしよう。
「お願いします」
「父上!」
「放っておいて私のせいにされても困るだろう?ドラコ」
不満そうなドラコを後目にルシウスが言った。
ルシウスってこんなことする人なの?
さりげなく優しいじゃん。
てっきり放置されると思ってた。
ルシウスは私の肩を軽く叩くと、先頭をきって歩き出した。
私はドラコと並んでルシウスの後ろをついていく。
周りの影はルシウスが一睨みすると、直ぐ様散っていった。
「どうしてこんなところにいるんだ?」
「ちょっと手違いで迷い込んじゃって」
ドラコの問いに苦笑を浮かべれば、馬鹿にしたように鼻で笑われた。
「アマクラらしいな。ところで……怪我はもういいのか?」
ばっちりとドラコと目が合った。
するとドラコはほんのりと頬を赤くして、急いで顔を前方へと向けた。
思わずキュンとしてしまった。
まさかドラコが私の心配をするなんて……。
しかも照れてるのがなんともかわいらしい。
「もう大丈夫。心配してくれたの?」
「べ、別に気になっただけだ!大丈夫ならいい」
焦って言うけど、真っ赤な顔で言われてもね。
こんないい子なのに父親がこれか。
かわいそうに……。
「ありがとう」
にっこりと笑いかければ、ドラコはふいっとそっぽを向いてしまった。
本当にかわいいな、こいつ。ツンデレでしょ。
こんな会話をしているのにも関わらず、ルシウスはただ前を向いて歩くだけだった。