12.決闘クラブ
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案の定蛇は宙に高く飛び上がり、ボトリと音を立てて元の場所に戻ってきた。
蛇はそれに機嫌を悪くし、頭を持ち上げて周囲を威嚇をする。
『いってーなクソ!誰だ!』
口悪く悪態を着く蛇。
私は怯える生徒たちをかき分けて移動し、蛇のすぐ近く、ジャスティンの前に立ちはだかった。
ハリーは蛇と話せることを思い出したのか、蛇に近づいていく。
「ごめんね。悪気はないんだ」
私が先に蛇に話しかける。
以前からヒスイや動物に話しかけているが、動物の言葉を話していると言われたことは無い。
私の言葉なら、蛇語に聞こえないはず。
蛇は不思議そうにしながらも、私を威嚇する。
『お前か?』
「大人しくしてたら森に連れてってあげる」
『なぜ約束を守ると!?』
一層威嚇の声を上げる。
私は杖を握り、いつでも対処できるようにする。
「ハリー、近づくな」
近づいてくるハリーにそう言ったが、聞かずに蛇の近くで立ち止まった。
『やめろ。襲うな』
蛇語だ。
ハリーの口からシューシューと蛇語が漏れる。
蛇は一度ハリーを見たが、再び私を見た。
『仲間か!』
何やら更に怒った様子を見せる。
「大人しくすれば助けると約束する」
『彼女から離れろ』
『ならこのウザイやつを黙らせろ!』
私は蛇から目を離せず、周囲がどんな表情をしているかわからない。
しかし、早いところこの状況を納めるに越したことはない。
「イモビラス」
サッと杖を降って蛇の動きを止めた。
蛇はそのままピタリと動かなくなる。
最初からこうしておけばよかった。
私が蛇に近づこうとしたところで、セブルスが一歩近づいた。
「ヴィペラ イヴァネスカ」
セブルスは私とハリーを不思議そうに見ながらも、的確に蛇に呪文を唱えた。
蛇は火花を散らすようにして消えてしまった。
「ちょっと!何するの?!」
このまま逃がそうと思っていたのに、セブルスが消してしまったことに思わず声を上げた。
しかし、私よりもハリーが気になるようで、セブルス含め、皆がハリーを奇異な目で見た。
「悪ふざけはよせよ」
ジャスティンが怯えながら言うが、ハリーはなんのことだかわかっていない。
振り返りロックハートを見るも、答えは出ない。
次にセブルスを見るが、信じられないとでも言うように見据える。
「さ、さて!今日のところはこれで終わりです!皆さん寮に戻りなさい!さあ!」
ロックハートが少しぎこちない笑顔で声を上げて、皆を部屋から出そうと促す。
私は壇上に登ってハリーの肩に手を置いた。
「戻った方がいい」
ハリーは少し戸惑ったように私を見た後、ロンとハーマイオニーに袖を引っ張られると、逃げるようにして行ってしまった。
私も寮に戻ろうと歩き出したところで、肩を掴まれた。
振り返れば、案の定真っ黒で……。
「我輩に楯突いたな?来い」
セブルスとしてはその場で減点しない行為は珍しい。
相手がグリフィンドール生なら尚更だ。
まぁ理由はわかっているんだけど。
私は腕を掴まれてセブルスの私室まで連れていかれた。
せめて仲良く手を繋いでにしてほしいな。