12.決闘クラブ
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「ありがとうございます。光栄です」
満面の笑みでお礼を言うと、満足そうに頷いた。
そしてクラッブの杖を私の手から奪い取る。
ロックハートが壇上に戻ってくると、セブルスは一気に不機嫌になって戻っていった。
「いやはや、もう少しコントロールすることが大切ですね。ですが、とても上手でしたよ。さて」
乱れた髪を撫で付けると、私の肩を叩いて横を通り過ぎる。
気安く触るな!
「では次、ポッター、ウィーズリーどうだね?」
ハリーは期待していたかのように何度も頷きながら階段へと向かう。
ロンはまさか自分が指名されるとは思っていなかったといった表情だが、間髪入れずにセブルスが言った。
「ウィーズリーの杖では簡単な呪文でも惨事を起こす。ポッターを粉々にして医務室送りにしかねない」
再び提案を否定され嫌そうな顔をするが、正しくて何も言えない。
セブルスも、ハリーが粉々になるのはさすがに阻止しないとだしね。
「マルフォイで……どうかね?」
セブルスは相手を挑発するかのように両手を広げる。
何も言わないロックハートを肯定と取り、セブルスは素早く振り返るとドラコを指差し親指で後ろを指し「行け」と合図する。
マルフォイがその場から壇上に上がるなり、セブルスは顔にかかった髪を手で避けながら後ろに下がり、ドラコの背中を睨むように見た。
二人が中央で立ち位置に着いて向き合う。
「杖を構えて」
二人は先程見た様子を真似て杖を顔の前で構える。
あのドラコの自信満々でうざったい顔。
相変わらず生意気そうだ。
「怖いか?ポッター」
「そっちこそ」
杖を下げ、数歩下がる。
「三つ数えたら、武器を取り上げる術をかけなさい。取り上げるだけ!いいですね?事故を起こすのは嫌ですからね。ワン、ツー……」
ロックハートが散々注意したにも関わらず、数え終わる前にドラコが動いた。
「エヴァーテ スタティム!」
ハリーは派手に吹っ飛び、床に倒れた。
確か、強さによっては一時的に激痛も与える呪文だったはずだ。
少なくとも武装解除の呪文ではない。
笑い声や、ずるいぞ!と声が上がる。
そんな中、セブルスは少し満足げだ。
ハリーはダメージがあまりないのか、すぐに起き上がると杖を構えた。
「ヴェンタス!」
強い風が吹き、ドラコの体が中に吹き飛ぶと、お尻から落ちた。
周囲からは笑いが起きる。
ドラコが痛そうにしながらセブルスを見ると、セブルスはドラコの首根っこを掴むなり、無理矢理に立ち上がらせ背中を押した。
風で乱れた髪も気にしていないようだ。
ドラコはキッとハリーを睨む。
二人ともムキになっちゃって。
「武器を取り上げるだけです!」
「サーペンソーティア!」
まるでいないものかのように相変わらず無視されるロックハート。
ドラコが呪文を唱えると、杖から蛇が飛び出して地面に落ちた。
周囲からは小さな悲鳴が上がる。
そして褒めてもらおうと満足気にセブルスを見ようと振り返ったが、期待は外れ、セブルスはドラコを一切見ることなく横を通り過ぎる
「動くなポッター。追い払ってやろう」
「いや、私にお任せあれ!」
その言葉にセブルスの足が止まり、得意げに前に出てきたロックハートが呪文を唱える。
「ヴォラーテ アセンデリ!」
馬鹿だ。それはただ宙に投げる呪文であって、この場から追い払う呪文じゃない。
外で向こうに飛ばして遠ざける意図で使うならわかるけど。