09.ホグワーツの歴史
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授業を終え、私達は廊下を歩いていた。
「本当だと思う?本当に秘密の部屋なんてあるのかな?」
ロンが疑い深く聞いた。
普通に考えれば、誰も見つけられない部屋があるとは思えないのだろう。
「あるわ。気づかない?先生たちがみんな怯えてるもの」
「実際、被害も出てるしね」
「本当に秘密の部屋があって、本当にそれが開いたんだとしたら……」
ハリーは信じたくないようだ。
「継承者が現れたってことね。果たして、誰なのか」
「考えてみろよ。マグル出身はカスだと思ってる奴は誰だ?」
私が言うと、ロンが決まってるだろ。と言わんばかりに口火を切った。
「それってマルフォイのこと?」
「もちろん!あいつ言ってただろ。次はお前達だって」
「聞いたわよ。でもマルフォイが継承者?」
「あの馬鹿には無理でしょ」
私が吐き捨てるように言うと、ロンは少し納得してしまったようだ。
あの子はスリザリンの継承がどうこうできる器じゃない。
少なくとも、まだまだ子供だ。
「でも、ロンの言う通りかもしれないよ。マルフォイ一族って、何百年も代々スリザリンの寮だもの」
「クラッブとゴイルを騙して、何か聞き出せないかな?」
「そこまで間抜けかしら?他の方法があるわ」
3人が立ち止まるので、私も溜め息をついて立ち止まった。
「ただし難しいわよ。学校の規則を50は破ることになるし、おまけに危険なの。とっても、とってもね」
そう言って勿体ぶり、私達はハーマイオニーに連れられて図書室へと足早に向かった。
ハーマイオニーは1冊の本を手に、本を開きながら私達のところに戻ってきた。
「あったわ。ポリジュース薬。正しく調合すれば、それを飲んだものを一時的に別の人間に変身させることができる」
「つまり、僕とハリーが変身するわけ?クラッブとゴイルに」
「そうよ」
「すっげー。マルフォイから聞き出せる」
嬉々とした表情をするハリーとロン。
ポリジュース薬は確かにすごいけど、結局情報は得られないし、ハーマイオニーは猫の毛でやっちゃうし、やめた方がいいんだけど……。
「その通り。でも難しそう。こんな複雑な調合見たことない」
「作るのにどれくらいかかる?」
「1ヶ月」
「1ヶ月も?そんな!」
ハリーは声を荒らげたが、周囲の視線に図書室ということを思い出しトーンを落とした。
「もしマルフォイが継承者だったら、その間にマグル出身の半分がやられちゃうよ」
「わかってる。でも今はこれしかないの」
仕方ないでしょ。というように言った。
「そう簡単じゃないけど、本当にやるの?」
「でも確かめないと」
ハリーはあの邪悪な蛇の声も聞こえるのだ。
真相を確かめたいのだろう。
「調合だけでも大変だけど、まず材料はくすねる必要がある。スネイプ教授の管轄だよ?バレたらどうなるか……」
これは本当に。
減点50点で済むかな?
「それに、完成させるには毛が必要なの。もしも相手を間違えたり、動物の毛でやったら最悪だよ?」
「スネイプからくすねるのは確かにな……」
ロンが突然弱気になる。
まぁこれくらいで諦めるとは思えないんだけど。
「ねぇ、良い方法があるじゃない」
ハーマイオニーはそう言って笑みを浮かべると、私をじっと見つめた。
ハリーとロンは顔を見合わせてわからないといった様子だ。
「なに?」
「ユウキがスネイプ教授を引き付けるの。だって、あなたはあの人が怖くないでしょ?」
「そう来たか……」
思わず顔を押さえる。
私を共犯にするのはやめてほしい。
確かに怖くはないけど、良心が痛む。
「確かに、ユウキならいけるよ」
「そうだよ」
ロンとハリーは調子よく肩をポンポンと肩を叩いてくる。
友人をこんなことに使うなんてなんて奴らだ。
「あなたの協力が必要なの」
「わかった。でもバレたとしても私は白を切るからね。それと、私はポリジュース薬は飲まない。いい?」
「いいわ」
「じゃあ協力するよ」
ごめんね、セブルス。
でもこの子たちはやらないと気が済まない子たちなの……。
私はいつも通りセブルスの私室に遊びに行けばいいだけ。それだけ。