09.ホグワーツの歴史
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「はい、皆さん静かに。では今日は動物に変身の術をかけ、ゴブレットに変えます。こうです」
変身術の授業。
全員の前にそれぞれ1匹の動物が置かれている。
マクゴナガル教授に言われ、少し話していた皆も静かになった。
マクゴナガル教授が鳥に杖を向けた。
「ワン、ツー、スリー、フェラベルト」
そして杖を振ると、鳥はあっという間にきれいなゴブレットになった。
皆から囁かな歓声が上がる。
鳥だったとは思えない。
「ではやってもらいましょう。最初は、誰からいきますか?」
皆の方へ歩いていくと、ロンの前にたった。
「Mr.ウィーズリー。ワン、ツー、スリー、フェラベルト」
ロンは自信があるのか、折れた杖に似合わず真剣にスキャバーズに杖を振る。
「フェラベルト」
すると、スキャバーズはみるみる姿を変え、体毛や尻尾はそのままにゴブレットになった。
キーキーと鳴いて尻尾が動いている。
周囲からは笑いが起きる。
「その杖は取り替える必要があるようですね」
まったくだ。
ろくに魔法も使えないのだから、かわいそうだ。
「では次、Ms.アマクラ。できますか?」
「はい」
笑っていると、通路を挟んで隣にいた私が指名され、杖を持った。
私は目の前で大人しくしている蛙に杖を振った。
「フェラベルト」
すると、蛙は下部は木製、カップの部分はガラスのゴブレットに変わった。
「素晴らしい。完璧ですね」
私が褒められて笑みを浮かべていると、横でハーマイオニーが高々と手を挙げた。
「はい、Ms.グレンジャー」
「教授、聞いても構いませんか?秘密の部屋のことです」
それを聞きマクゴナガル教授から笑顔が消える。
周囲を見れば、皆気になっていることは一目瞭然だった。
「えぇ、いいでしょう」
マクゴナガル教授はそう言って、教室を回りながら話を始めた。
「皆さんも御存知の通り、ホグワーツは千年以上前に、当時の最も偉大な四人の魔法使いと魔女たちによって、創設されました。
ゴドリック・グリフィンドール。ヘルガ・ハッフルパフ。ロウェナ・レイブンクロー。そして、サラザール・スリザリン。
この4人の創設者の内、3人は意見も合い、協調していましたが、1人は違いました」
「誰だかわかるな」
ロンがハリーに言う。
「サラザール・スリザリンは、ホグワーツに入る生徒をより選別すべきだと考えたのです。
魔法教育は純粋に魔法族の家系にのみ、与えるべきだと。つまり純血のものですね。
でも3人が反対したので、彼は学校を去りました。伝説ではスリザリンは、この城のどこかに隠された部屋を作ったと言われています。
それが秘密の部屋なのです。
スリザリンは学校を去る前に、この部屋を封印し、学校に彼の継承者が現れるまで開かないようにしました。
その継承者だけが秘密の部屋の封印を解き、その中にある恐怖を解き放ち、それを操り、魔法を学ぶにはふさわしくないもの……スリザリンが認めぬものを追放すると、言われています」
「マグル出身者を?」
「当然、学校側としても何度も調査したのですが、そのような部屋が見つかりませんでした」
ハーマイオニーの質問に、怖がらせまいと優しく答える。
「あの、先生。その部屋にはどんな恐怖があると言われているんですか?」
「伝説では秘密の部屋の中には、スリザリンの継承者のみが操ることのできる恐ろしい怪物が住むと……言われています」
秘密の部屋には大きな蛇、バジリスクが住む。
目を合わせた者を死に至らしめる、恐ろしい怪物だ。
更には、それをトム・リドル……ヴォルデモートが操っているというのだから、かなり厄介だ。
あれを倒すには、私の知る物語として進んでもらわないといけない。
分霊箱を破壊するために、バジリスクの牙が必要だ。
マクゴナガル教授は授業に戻り、もうその話はしなかった。