08.蛇の呼び声
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「食べたくないって言ったんです」
セブルスは助け舟を出したハリーを訝しげに見る。
ロンは何度も頷き、ハーマイオニーは心配そうにハリー見る。
「それで寮に戻ろうとしてたら、ミセス・ノリスが……」
セブルスは振り返り、アルバスに答えを求める。
「疑わしきは罰せずじゃよ、セブルス」
セブルスの唇がピクッと動いた。
「ユウキはどちらに居たんです?」
ロックハートのニコッと悪気のない笑みに、逆に悪意でもあるんじゃないかと思ってしまう。
本人は全くその気はないんだろうけど。
「つい先程までスネイプ教授と一緒に居ました」
睨みながら言うとロックハートから笑みが消え、セブルスを見た。
「Ms.アマクラは我輩といた。ピクシー小妖精の血がついた傷の薬は、我輩が調合しているからな。ついでに説教をしていたら遅くなったが……」
「あなた達はなぜいつも一緒にいるんです?」
「誰のせいか、良くお考えになることですな」
「私の猫が石にされたんだ。罰を与えなければ収まらん!」
言い合う2人を遮るように、悲しそうに怒りに震えるフィルチが訴えた。
「君の猫は治せますぞ、アーガス。聞くところでは、スプラウト先生がマンドレイクの苗をお持ちだ。成長したら、蘇生させる薬が作れるじゃろう。
それまでは……皆くれぐれも用心をすることじゃ。よいな」
優しい言い方に、ほっとする。
「さぁ、戻りなさい」
その言葉に、私達はまっすぐに寮に向かった。
「あなた、スネイプ教授のところに行ってたの?」
「あぁ、うん。ちょっと傷の具合が良くないんだよ。わざわざ調合してくれてるんだ」
「お大事にね」
どっかのバカが傷口を広げるからね。
「そりゃ災難だな」
「説教もくらったって?」
ロンとハリーが言う。
災難だなんてとんでもない!
傷の手当てっていう明確な理由を盾に、セブルスに会いに行けるんだから!
確かに、夕食は食べ損ねちゃったけど。
「でも、なんだかちょっと変じゃない?」
「変?」
先頭を歩くハーマイオニーが振り返ってハリーを見た。
「あなたが聞いた声よ。ハリーにしか聞こえなかった。そこへ石になったミセス・ノリス。とっても……変だわ」
「あの声のこと、校長に言うべきだった?」
「おい、馬鹿言うなよ」
「駄目よ、ハリー。誰にも聞こえない声が聞こえるなんて、魔法界でも変よ」
2人に止められ、ハリーは溜め息をつく。
そうだ、みんなはあれが蛇の声だと知らない。
そうじゃなくとも、2人にはまったく聞こえていないのだ。
「そういえば、ユウキはなんであそこに居たの?」
「え?あぁ……」
実は私も声が聞こえるんだ!なんて、絶対に言わない方がいいだろう。
「猫の鳴き声が聞こえた気がしてさ」
「そうだったのね」
私達は大人しく寮に戻り、その日を終えた。