02.銀と赤と栗色の髪
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頭を優しく撫でられた。
優しく、優しく、何度も撫でてくれる。
私はぼんやりとする意識の中、何かと思いうっすらと目を開けた。
その瞬間、私の目は驚きにより見開かれた。
だって目の前にセブルスの顔があったんだもの。
「え…え?」
「……起きたか」
私は夢か現実か訳がわからず目をパチパチとさせていると、セブルスは私から離れた。
「セブ、ルス…?」
「さっさと起きて支度をしたまえ」
「え?あ、はい……」
返事をすれば、セブルスは踵を返して部屋を出ていった。
……って、ここ私の部屋なんですけど!
起きるまであんな至近距離で頭を撫でられてたの?
寝顔がっつり見られてんじゃん!恥ずかしい!
火照った顔を両手で覆いながら、1人ジタバタと暴れた。
ここは地下の一室。
アルバスが用意してくれた私の部屋だ。
結構広くて、普段過ごす部屋の他に寝室と簡易シャワー室、更にトイレまでついているのだ!
セブルスに聞いたところ、どうやらアルバスは孫の私がかわいいらしく、ついつい甘やかしてあげたくなるとのこと。
だから頑張って天窓(天窓と言っても壁の上の方についているだけだが)をつけたのね、アルバス。
ちなみにどうやったのかは不明である。
地下ってそんなに地上に近かったっけ?
しっかり空も見えるし、魔法かな?
今、部屋には勉強机と棚とソファとテーブルしかなく、酷く殺風景だ。
棚だって1年生の教科書しか入っていない。
そんな部屋で過ごすこと1週間。
今日はセブルスとダイアゴン横丁へデート……もとい新学期に必要なものを買いに行くのだ。
時計を見れば、既に9時を回っていた。
だから起こしに(?)来てくれたんだ。
着替えを済ませ、机に置いてあった朝食を食べた。
そしてグリンゴッツの鍵と必要なもののリストを持ってセブルスの元へ向かった。
「準備はできたようだな」
「はい。ばっちりです」
「煙突飛行で向かう。よいな?」
笑顔の私に煙突飛行粉が差し出された。
笑顔が苦笑に変わる。
「またあれですか……」
ぐるぐる回って気持ち悪くなるから好きじゃないのにな……。
「文句を言うな」
私の頭を軽く撫でた後、再び差し出される煙突飛行粉。
「ダイアゴン横丁でいいんですよね?」
「左様」
尋ねながら仕方なく煙突飛行粉を一掴みした。
行き先は前と変わらずである。
暖炉と向かい合い、少し顔をしかめながら炎の中に粉を投げ入れた。
炎がエメラルド・グリーンに変わったので、その炎の中へと足を踏み入れる。
発音だけはしっかりしないと。