06.闇の魔術に対する防衛術
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今日は闇の魔術に対する防衛術の初授業だ。
ギリギリの時間に教室に着くと、一番後ろの席にハリーとロンが並んで座っていたので、私は空いていた通路を挟んで隣の机に座った。
ハーマイオニーは……前方の方にいる。
女子生徒達がこぞって前方の席にいるのを見ると、みんなわざわざ早めに来て席を取ったんだろうと想像できる。
「遅かったね」
「ちょっとね」
話しかけてきたロンに軽く返す。
ハリーが目の前にロックハートの本を全部積み上げているのを見て、私も真似した。
ロックハートが咳払いをすると、教室が静かになった。
「皆さん、闇の魔術に対する防衛術の新しい先生を紹介いたしましょう……私です」
奥の部屋から出てくるなりニコニコと笑みを浮かべて言った。
歩きながら得意げな表情だ。
「ギルデロイ・ロックハート。勲三等マーリン勲章受賞。それに加えて闇の力に対する防衛術連盟の名誉界会員。雑誌週刊魔女のチャーミング・スマイル賞を5回受賞。
それは置いときましょう。妖怪バンシーをスマイルで追い払ったわけじゃない」
ハーマイオニー含め女子はうっとりし、男子は顔をしかめている。
チャーミング・スマイル賞以外は全部人の功績だろ。ってツッコみたくなる。
それどころか、その嘘の功績で有名にならなければ、それすら受賞できなかっただろうに。
「さぁ!気をつけて!」
そう言って少し真剣な表情をすると杖を取り出した。
「魔法界の中で最も穢れた生き物と戦う術を授けるのが、私の役目です」
前方の机に置いてあった目隠しの布がかかったそれを杖で叩いた。
すると、それはガタガタと音を立てて動いた。
「君たちはこれまでにない恐ろしい目に合うことでしょう。だが私がいる限り、君たちは安全ですぞ。
どうか叫ばないようお願いしたい。こいつらが暴れるから!!」
生徒達を怖がらせるような言いようだ。
素早く布を取ると、籠の中にたくさんのピクシー小妖精。
全長20cm弱くらいの群青色の体、尖った顔でキーキーと甲高い声を放っているピクシー小妖精が10匹以上はいる。
狭い籠中を飛び回り、こちらを見てアッカンベーをしているのもいる。
「コンフォール地方のピクシー?」
シェーマスが馬鹿にしたように笑うと、ロックハートも笑い返した。
「捕らえたばかりのピクシー小妖精だ。笑うのは今のうちだ、フィネガン君。だがピクシーは厄介で危険な小悪魔ですぞ。
さぁどう扱うかな?お手並み拝見!」
そう言って扉を開けると、ピクシー達が勢いよく飛び出す。
あぁ、こいつ本当にやるんだ。馬鹿だ。
「捕まえなさい!たかがピクシーでしょう!」
四方八方飛び回るピクシーに皆逃げ惑い、捕まえることなんてできない。
数匹は窓ガラスを突き破って出ていき、教科書を破ったり、投げたり、小物を散らかしたり。
好き勝手し放題だ。
「降ろして!助けてー!」
ネビルが悲鳴を上げた。
そんな中、ネビルが2匹のピクシーに耳を引っ張られ、宙に浮いた。
ちょ、さすがに耳ちぎれるって!
「ステューピファイ!」
私はすかさず杖をひっ掴み、片方のピクシーに向けて呪文を放った。
すると1匹は床にぽとりと落ちた。
もう1匹はネビルを支えられず、ネビルもその場に落ちた。
まったく、ネビルは相変わらずだな。