05.ストーカー
Your Name
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私は走ってで地下へと向かった。
そしてなんとかセブルスの部屋の前に辿り着く。
息を切らしながら、扉を叩いた。
「誰かね?」
セブルス居た!
「アマクラ、です!だ、大事な、用事が……」
途切れ途切れに言うと、すぐにが扉を開いた。
「どうかしたのかね?」
息を切らせた私をセブルスが少し心配そうな表情で見つめる。
私はセブルスの顔を見ただけで安心して笑みが溢れる。
「ユウキ、何故逃げるのです?」
その声にびくりと反応して振り返った。
すぐそこまでロックハートが来ている。
セブルスが私の手を引いて部屋の中に入れてくれた。
そして入口に立ち塞がってくれる。
やっと部屋まで辿り着いたロックハートと向き合う背中がなんとも頼もしい。
なんだかセブルスから黒いオーラが出てる気がするけど。
「スネイプ教授、ユウキをこちらへ渡してください」
「……」
無言のセブルスに、眉間に皺を寄せているのが想像つく。
部屋に押し入ってこようとするロックハートだが、セブルスが手をついてそれを阻む。
私はこっそりとセブルスの服の裾を掴んだ。
「Ms.アマクラに何かご用ですかな?」
「えぇ。ユウキが恥ずかしがって私から逃げるので、ゆっくりと時間をかけて慣れてもらおうと」
「失せろ」
セブルスは、それ以上馬鹿なことを言ったら殺すと言わんばかりの、怒りの籠った低い声で言った。
あぁ、セブルスかっこいい。というか優しい。
惚れ直しちゃうよ。
「いえ、しかしですね。ユウキは…」
「気安く名前を呼ばないでください!それに私はスネイプ教授に用があるんです!」
私が睨み付けて言うと、ロックハートは何やら嬉しそうに顔を綻ばせた。
「ユウキ、そんなに照れなくてもいいじゃないですか。まぁ、そんなに見つめられては、今は引き下がるしかありませんね」
見つめる?誰が?誰を?
セブルスの拳に力が入る。
「ではユウキ、また授業で」
ロックハートは最後にウインクをすると去っていった。
あいつ、頭だけじゃなく目もおかしい。あと耳も。
というか全部?
セブルスが乱暴に扉を閉め、激しい音が響いた。
それに驚いた私を見て「すまん」と小さく言った。
そして私の手を掴んでソファへと導く。
「あ、あの、セブルス?」
ソファに座るとセブルスも横に座ってきた。
いつも以上にムスッした表情に、恐る恐る声をかけてみた。
すると心配するように眉間に皺を寄せた。
「怪我はしていないだろうな?」
「はい、してません」
笑顔で答えれば、セブルスは安心したように息をついた。
「あの、突然来ちゃってごめんなさい。あの人がしつこくてつい……」
「ユウキに付きまとうなど……」
セブルスは私を優しく抱き締めた。
「またロックハートに追いかけられたら、ここに来ていいですか?」
「あぁ、構わん。しかし、我輩がいない時もある。違う所に逃げるのもひとつの手だぞ」
「考えておきます」
私もぎゅっと抱き締め返す。
抱き締められるとすごく安心するっていうか、落ち着くっていうか……。
兎に角ずっとこうしていたいって思う。
その後、授業の始まる時間となってしまい、私は渋々と授業へと向かった。