05.ストーカー
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「ハリー、引き留めちゃってごめんね。私あの人が本当にダメなの」
「うん、いいよ。気持ちわかるから」
少し頬を赤らめて、照れた様ににっこりと笑うハリー。
あぁ、その笑顔が天使に見えるよ。
いい子すぎる。
「今日はマンドレイクの植え替えをやりますよ。誰か、マンドレイクの根の特徴が分かる人!」
スプラウト教授がマンドレイクの鉢をポンポンと叩いた。
「Ms.グレンジャー」
私の隣で手を高く上げていたハーマイオニーが指名された。
「マンドレイクはマンドラゴラとも言い、石に変えられた人を元に戻す薬として使われます。また、危険な面もあり、マンドレイクの泣き声は聞いた人の命取りになります」
「その通り!グリフィンドールに10点!」
「やったね」
得点をもらい嬉しそうなハーマイオニーに小声で言うと、嬉しそうに笑みを浮かべた。
グリフィンドール生は嬉しそうにするが、スリザリンは面白くなさそうだ。
「さて、このマンドレイクは苗なので泣き声を聞いても死にはしませんが、数時間は気絶するでしょう。
ですから、念のために耳あてを配ります。では耳あてをつけて!早く。完全に塞いで」
教授が耳当てをつけるのを見て、みんな目の前に置かれていた耳当てをしっかりと着けた。
マンドレイクってどれくらいうるさいんだろう……。
この心もとない耳当てで大丈夫なのかな?
「よく見てなさい。まず苗をしっかりと掴んで、鉢から勢いよく引き抜きます!」
耳当てのせいでくぐもって聞こえた声に耳を傾けていると、スプラウト教授はマンドレイクをグッと引き抜き、途端に泣き声が響いた。
皆耳当ての上から耳を塞ぐ。
つんざくような泣き声に、温室から出ていきたいほどだ。
「引き抜いたら、パッと別の鉢に放り込んで、パラパラと土をかけ、寒くないように埋めてあげます」
そのまま空の鉢に入れ、急いで土を被せる。
土を被せていくと、少しずつ泣き声が小さくなった。
少し離れたところで何か音がしてそちらを覗くと、ネビルが倒れていた。
近くにいたフィネガンが気にしている。
「はぁ……ロングボトムは耳あてをつけてなかったの?」
「着けていても気絶しました」
「まぁいいわ。放っておきなさい」
そうスプラウト教授に言われ、フィネガンは気にしながらも前に向き直った。
ネビルかわいそうに。
「ではやってみて!鉢はいっぱいありますからね。マンドレイクを掴んで。はい、引き抜く!」
皆一斉に引き抜くと、辺りに泣き声が響いた。
意外と重量があり、ジタバタちと暴れて植え替えと言えどかなり大変だ。
四方八方から聞こえる声に嫌になりながらも、鉢に植え替える作業を延々と繰り返し、泥だらけで授業を終えた。